2022年6月 - 逗子開成ニュース

高1観劇

2022/06/30

6月24日(金)高校1年生は逗子文化プラザにて行われた演劇「きみはいくさに征ったけれど」を観劇しました。自ら演劇を見に行くという機会はなかなかない中で、普段とは一味違う経験ができたことでしょう。

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劇が終了した後にプロの役者さんが座談会を開いてくれました。生徒たちはここぞとばかりに、演技について、人前で話すコツなどたくさんの質問を浴びせかけていました。

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文理選択を控える高校1年生。自分の人生について考えていく大事な1年間です。その1年間の中の貴重な1コマにこの経験がなったのではないでしょうか。

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学校学年行事

中学1年生 ビブリオバトル

2022/06/29

関東甲信は統計開始以降もっとも早い梅雨明けという事で、厳しい暑さが続いていますね。そんな中、中学1年生の教室では更に熱く、ビブリオバトルが繰り広げられていました。

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発表者は自分の好きな本を一冊選んで紹介します。その後、発表者に質問をしていくという流れです。

あらすじ、その本を読むきっかけ、おすすめポイントなど、3分間という発表時間の中でいかに本の魅力を伝えられるか。各々工夫しながら発表します。

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3分間という短い時間内では収まらない程、本について熱心に語る生徒。あらすじから順番に皆に分かりやすく発表する生徒。聞き手に問いかけながら発表を進める生徒。

個性溢れる様々な発表で、工夫や本に対する思いがとても感じられました。

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最後にその日のビブリオチャンピオンを決めます。発表者が前に出て後ろを向き、みんな伏せてドキドキの投票タイムです。

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ビブリオバトルでは、

・本を魅力的に紹介するための表現力が磨かれる。

・「紹介する」という視点から意識的に読むことができる。

・人前で発言する練習になる。

など、生徒の成長に大きく繋がります。しかしそれだけではなく、

・新たな本に出会える。

・自分の「好き」を共有できる。

・みんなの感性を感じることができる。

という様に、発表者も聞く側も楽しみながら学習できました。

「人を通して本を知る。本を通して人を知る。」

素晴らしいビブリオバトルでした!

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今日の一コマ
学習活動

高校水泳部、関東大会出場決定

2022/06/29

6月24日(金)から26日(日)に、逗子開成高校水泳部が神奈川県高校総体兼関東高等学校大会県予選に出場し、100m背泳ぎ、200m背泳ぎ、4×100mフリーリレー、4×100mメドレーリレーで優秀な成績を収め、関東大会出場を決めました。関東大会で好タイムを記録すれば次はいよいよインターハイです。応援よろしくお願いします!

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クラブ活動報告

【シネマ俱楽部】『グレタ ひとりぼっちの挑戦』鑑賞文

2022/06/28

6月9日(木)に中学1・2年生が『グレタ ひとりぼっちの挑戦』を鑑賞しました。


(作品概要)

2018年8月。15歳の少女グレタ・トゥーンベリはスウェーデン・ストックホルムにある国会議事堂前で学校ストライキを始めた。気候変動対策を呼びかけるため、1人で座り込み、自作の看板を掲げてリーフレットを配りながら通行人の質問に答える。毎週金曜日に行われるストライキは次第に注目を集め、世界中の若者たちがグレタの考えに賛同していった。強いメッセージと行動力で、環境活動家のリーダーとして若者から熱烈な支持を受ける一方で、反感や偏見を持たれることも少なくない。

グレタの素顔を知ることができる本作は、2020年のヴェネチア国際映画祭やトロント国際映画祭などで高く評価され、コロナ禍の世界20カ国以上で公開された。環境問題、SDGsへの関心が高まる中、今観てほしい注目のドキュメンタリー映画!!

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※生徒の鑑賞文には映画の内容も含まれますのでご注意ください。

(中2F Yくん)

私が、「グレタひとりぼっちの挑戦」を鑑賞して最も印象的だったことは十五才で子供と大人の境目であるグレタが気候変動という果てしない環境問題についての考えを世界中に訴え続けたことだ。

 グレタは最初、気候変動が夢のようだと思っていたり、学校に座り込んでストライキを起こしていたので、少し変わった少女なのかと思ったが、環境問題を訴え続けるうちに、国から世界へとグレタの訴えが伝わりサミットや国際連合会議、首相の元にも呼ばれ、遂には各国で抗議が起きるようになり、グレタの訴えがどれだけ壮大なものであるかが分かった。また、グレタが食事よりも訴えを優先したり、フランス語に訴えを翻訳したり、抗議中に泣き出したりする行動を見ると、グレタが必死になって訴えていると感じ、自分も私たちのために何か行動しなくてはと思わされる。

 私の経験でも、この数年で気温が平年に比べると高かったり、集中豪雨が度々おそってくるという点で気候を身近に感じる。ニュースでも不漁が続いていることや北極と南極の氷がとけることによる海面上昇など気候変動を報道している。私も気候変動の地球温暖化に対しては懸念を持っていて、積極的に言葉を対策に移していくべきだと考える。私は家庭内で使用する電気は最低限にして節電することや自分で植物を育てるといった行動をとっている。

 そして私は逗子開成の百二十周年プロジェクトの中の気候変動チームに所属している。この映画でグレタが言っていた「自分のためではなく、私たちのために」ということを念頭におきながら気候変動、環境問題について考えていきたい。

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シネマ情報

高2研究旅行

2022/06/25

高2の研究旅行、コロナ禍の中海外に行くことはかないませんでしたが、北海道・四国・九州・沖縄の中からそれぞれが選んだ目的地へ旅立ちました。多くの学びがあるとともに、心を通わせた仲間たちとのかけがえのない思い出になる、そんな5日間になったことでしょう。

現地からFacebookを通して、生徒たちが発信をしてくれました。ここではその一部を紹介します。


四国班は120人越えの大所帯で旅をします。
羽田空港を出発し、松山空港に到着すると、まずは松山城へ。気温と湿度が高い中で急勾配の坂を登って天守を目指します。
見学を終えた後は愛媛県名物、蛇口からみかんジュースを味わう人も。やはりいつものみかんジュースとは違うようです。
続いて、愛媛を代表する俳人、正岡子規の記念館を訪れました。地域の歴史とともに読み解くことで、より理解を深めることができます。
最後は道後で自主行動です。温泉に入って疲れを取ったり、お土産を買ったり、各自充実した時間を過ごしたようです。夕食も各自の選んだ店で地元の食材を味わいました。修学旅行生として多くの方に声をかけてもらい、地域の人の温かさを感じました。
今だからこそ、その土地だからこそできることを楽しみたいですね。
明日は天気が大きく左右する行程です。晴れることを願うばかりです。
(高2M君)
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高2研修旅行!北海道班の2日目の様子をお伝えします!
本日の天気は1日晴れ!!天気に恵まれたのは日頃の行い...ですかね?
本日は2班に別れてカヌー体験と阿寒湖畔散策を楽しみました。
心地よい風と目の前に広がる圧巻の大自然に生徒は大満足です!
午後は伝統舞踊の見学をした後自由行動でした。多くの生徒が木彫りのアクセサリーやペンダントなど各々お土産を買っていました。
宿は昨日に引き続き阿寒湖畔で湖の見えるホテルです。
明日は牧場体験や北方領土館に訪れるよていです。ルームメイトはお昼のジンギスカンが楽しみだそうです!
(高2W君)
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学校学年行事

中1合同体育~1500m完泳への道~

2022/06/20

中学1年生の合同体育の授業をのぞいてみました。

プールサイドで準備体操する約50人の生徒に対して、各学年から中1のために集まった6人の体育科の先生が指導にあたります。

泳げない生徒も多数いる中で、しっかり頭まで水に潜るところから、それぞれ約5~12人のグループに分かれて授業を進めていきます。

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先生が実際にお手本を見せて説明していたり、足の動かし方、強く動かすタイミングなど細かいところまでわかりやすく教えていました。

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どこのグループでも必ず見る光景は、手取り足取り1対1で指導をしているところです。

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直した方が良いところや泳ぎ方の癖は、みんなそれぞれ違うのでそれを1人1人丁寧に教えることによって、成長速度も早いです。

水泳が苦手な生徒も、このマンツーマン指導があって、全員が1500mもの海を泳ぎ切ることができるのですね。

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学習活動

高校ヨット部 インターハイ出場決定

2022/06/18

2022年6月10日〜12日に山中湖において、高校ヨット関東大会が行われ、逗子開成高校ヨット部が20年連続となるインターハイ出場を決めました。個人の部で3位と7位に入賞、学校別で準優勝という好成績で、インターハイに2チームが出場できることとなりました。インターハイでもきっと大活躍を見せてくれることでしょう。引き続き応援よろしくお願いします!

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クラブ活動報告

日々の授業~火山灰の中に眠る鉱物を探せ~

2022/06/16

中学1年生の地学の授業をのぞいてみました。テーマは「火山灰中の砂粒状鉱物の観察」。鹿沼土という白っぽい土を濁りがなくなるまできれいに洗い、棒磁石を近づけたり、双眼実体顕微鏡で観察する実験です。果たして火山灰の中から鉱物を発見することができるのでしょうか。

まずは実験の説明がありました。プロジェクターとテレビを使った説明で、とても分かりやすく実験の手順を確認できました。

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次は実験に使う道具の準備です。班ごとに分かれて、必要なものをみんなで手分けして準備していました。

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いよいよ実験です。蒸発皿に鹿沼土と水を入れて、こすりながら洗っていきます。

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「味噌汁みたい!」と笑いながら楽しそうに洗っていました。次第に透明になっていき、自分の試料と仲間の試料を見比べて話し合いながら実験を進めていきました。

そして試料をシャーレに移し、棒磁石と双眼実体顕微鏡を使って観察です。

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手際よく双眼実体顕微鏡を準備し、観察している姿はとても真剣です。

あちこちから「見えた!」の声がきこえてきました。ついに発見したのですね、火山灰の中に眠る鉱物を。みんなの喜ぶ姿を見ながら、私も実験の楽しさを共有させてもらいました。

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学習活動

特別授業<交渉術>

2022/06/13

月曜日、高校1年生は6時間目と7時間目を利用して「交渉術」の授業が行われました。実際に社会に出れば、政治の舞台のみならず、さまざまな場面で必要となってくる交渉術というスキル、それを磨く時間です。

授業の前半は、架空の場面が設定され、手順に従って、生徒同士が実際に交渉を行います。

手順① 生徒はペアになる。

手順② 生徒Aに企業Aの条件が書かれた紙(例:〇〇を750万円で買いたい)が渡される。生徒Bに企業Bの条件が書かれた紙(例:〇〇を1300万円で売りたい)が渡される。

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条件が書かれた紙には値段の他に、企業Aは社会貢献をしているというステータスが欲しい、企業Bは企業Aが独自開発した研究知識を欲しがっている、など、金額面以外の多くの条件も書かれています。生徒はその立場になり切るためにすべての条件を熟読します。

手順③ 生徒Aと生徒Bがそれぞれ企業A、企業Bの代表として交渉をする

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値段以外にもさまざまな条件があるため、値段を吊り上げる、値切る、といった単純な交渉にとどまりません。お互いの条件をいかに聞き出せるかが肝要となってきます。

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この時間で印象に残ったのは、交渉の目的とは、相手を負かす、相手より得をすることではなく、自分と相手の双方にとってベストな物にたどり着くことだということです。自分だけでなく相手にとってもベストな条件で交渉が成立する、それが理想的な交渉。そのために大事なことは、対話をすること。話をきいたそばから相手を否定したりするのではなく、相手の話をしっかりきき、お互いが、相手が抱えているあらゆる条件を聞き出し、相手の状況を理解する。交渉とは話すことではなく、聞くことが大事なんだな、という部分が目からうろこでした。

授業の後半では講師の先生の講義が行われました。

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「サメは1匹1000万円です」と最初にいわれてしまうことで、その情報が交渉の前提となってしまう。この「アンカリング」という技法を利用して、自分側にとってのみ有利な交渉をすすめる手法についても紹介がありました。こういう手法は自分から積極的に使うものではないが、いろんな人と交渉をする中でこういう手法を使ってくる相手もいるので、そういう状況下においても理想の交渉ができるように、手法について知っておくのは大切、というお話が印象的でした。

最後は世界の政治問題にも話が広がり、卒業後の実生活に役立つだけでなく、大いに考えさせられる二時間となりました。

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学習活動

日々の授業~数学編~

2022/06/13

文系の東大・京大志望者の数学記述対策クラスの授業を見学に行きました。

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前回の授業で生徒たちが問題を解いたものを回収し、その答案を先生が分析。今回の授業はその分析をもとに解説していく授業形態でした。スキャンした答案をプロジェクターで表示しながら授業が進みます。実際の答案を元に解説することで、どのような間違え方が多いのか、なぜ間違いなのかを効果的に共有することができていました。分析した結果を先生が一方通行で発表するのではなく、一つ一つ順番に生徒に発問しながら進めることによって、生徒の理解も深まっていました。大きく頷きながら授業を受ける生徒の姿も多く、エネルギーに満ちた授業空間でした。

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学習活動

今週の出来事~教育実習、水泳スタート、掲示板、映画鑑賞~

2022/06/10

2022年6月6日~6月10日の出来事をご紹介します。

月曜日から教育実習生が逗子開成にやってきてくれました。教育実習生の方々が多くのものを得ていく期間であると同時に、生徒一人ひとりが我々教員からでは学べないことを学ぶチャンスでもあります。誰にとっても大切な、そんな3週間になりますように。

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火曜日には中1の体育ではじめてのプールの授業が行われました。体育の先生たちとライフガードの方に見守られ、逗子開成での初泳ぎを経験しました。肌寒い気温でしたが、温水なのでプールの中は温かそうでニコニコでした。

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肌寒い気温でしたが

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温水プールの中にはいればあたたかニコニコ

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まずは泳力チェックから。ひとりひとり平泳ぎをしてみました。この時点で全然泳げなくても大丈夫。これからしっかり泳げるようになります。

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水泳の授業では体育の先生たちの他にライフガードがついて安全を守ります。

中3は7月の遠泳に向けて、いよいよ海での水泳の授業が始まっています。人生ではじめて海に入る(!)生徒もいたようですが、みんな気持ちよさそうに泳いでいました。

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木曜日には定期試験の後の恒例、成績優秀者のデジタルサイネージへの掲示が行われました。自分の名前を誇らしげに見る生徒、名前が載らずに悔しそうな生徒、友達のランクインをみてすごいすごいと盛り上がる生徒、どの生徒の表情も輝いています。人の頑張りを笑わない、そういう土壌があるからこそ行える取り組みなのかなと思うと、あらためて素敵な光景だなと感じます。

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また、中学1.2年生を対象に映画鑑賞会が行われました。逗子開成では各学年、年に2回映画鑑賞会が行われます。中1生にとって記念すべきはじめての映画鑑賞会の作品は、10代でありながら気候変動問題に真っ向から立ち向かうグレタさんのドキュメンタリー映画でした。同じ10代の若者が難題に果敢に立ち向かう姿を目の当たりにして、生徒たちは何を感じたのでしょうか。

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はじめての映画鑑賞を前に旧本校教職員の吉岡先生がはるばる逗子開成にやってきて、カメラの様々な技法についてのプチシネマ講座を開いてくれました。撮影する位置や角度、動かし方などでより効果的に表現できるという事、様々な比較例を用いていかに撮り方が重要であるかをわかりやすく解説してくれました。映画を見るにあたってストーリー、テーマ、人物などに注目するのはもちろんですが、カメラの細かい技法にも注目しながら観ることによってまた違った角度から楽しむことができるんですね。もっとたくさんの作品を鑑賞したいと思わせてくれる素敵な講座でした。

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今日の一コマ

日々の授業~英語編~

2022/06/06

6月6日、高2の英語の授業をのぞいてみました。

中間試験に出された初見の長文問題を題材に授業が繰り広げられていました。

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スライドと黒板を併用しながらリズミカルに授業が進みます。写真は「しりとり型の論理展開」が説明されているシーンです。しりとりがりんごの「ご」を受けて次の「ご」りら、とつながるように、英文の頭の部分が前の英文のおしりの部分を受けている、という展開の説明です。「旧情報」「新情報」という言葉で説明される内容ですが、しりとりに例えることでわかりやすく頭にはいってきました。

他にも「論説文においては第1パラグラフのSがその文章全体のテーマになることがよくある」「テーマがとれてしまえばあとはそのテーマに沿って読むだけ。示されたベクトルを頭から離さずに読もう」「単語に知っている訳語をペタっとはりつけるのではなく本文全体を踏まえてとらえる」「第2パラグラフの1文目のthis principleが第1パラグラフの内容全体を指している。こういう展開は難関大の要約問題で頻出」など、目の前の文章の説明をとっかかりとして、いろんな場面で応用できる技術がふんだんに紹介されていました。

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ここ、というところでサッとメモをとる手が動く生徒たち。


授業の後半戦は「生徒たちが精密な記述ができるようになる」というテーマに沿って進みました。

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生徒が実際に書いた答案を4つ印刷して渡し、採点基準を伝えた上で、実際に採点を生徒にしてもらう、という展開。生徒たちは実際に自分が採点官となることで、今後自分が答案を作るときに、採点官の気持ちを考えながら、採点官に「自分はここがちゃんとわかっています」ということをアピールできるような答案用紙が作れるように、と考えることができていました。

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自分がつけた点数と、まわりの生徒がつけた点数を比べているところです。各所で興味深い議論が聞こえてきました。

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誤答の中で最も多かった、andが何を結んでいるのかを取り違えているミスについて、黒板とスライドを併用して説明がなされました。実際の仲間たちの答案を材料に、論理だって説明を受けることができたので、きっと大きく上達したことでしょう。


ちょっとのぞくだけのつもりでしたが一時間まるまる見学させてもらうことになりました。見学をしながら、授業ってやっぱりいいなあと思うとともに、この時間に並行して全学年合計で約50個の授業が行われており、その50個の教室それぞれで、この教室と同じように生徒と先生が熱を帯びた授業を展開しているのだという事実を再認識し、学校ってすごい所だなあ、なんてあらためて実感しました。

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学習活動

今週の出来事~前期中間試験/砂原浩太朗さん特集/高1生新聞記者に~

2022/06/04

5月30日から6月3日までの出来事についてご紹介します。

まずは中間試験について。今年度最初の定期テストが行われました。いままで積み重ねてきたものを武器に頭をフル回転させながら問題用紙と格闘する姿は、さながらアスリートのようだなと感じながら、生徒たちのりりしい姿を見守っていました。

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試験後にふりかえりをしている姿もまたりりしかったです。

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中学1年生のある教室。このとき時間は7時45分。みんなで学校に早く来て教え合い学び合いをしていたところにカメラを向けると、素敵な表情を撮らせてくれました。


定期テストが終わると、にぎやかな放課後が戻ってきました。あちらこちらをのぞいてみると、それぞれの生徒が自分の時間を満喫していました。

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久しぶりのプールに満面の笑顔の中学水泳部

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抜けるような青空の下、爽やかな汗を流すテニス部

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体育館前のベンチにはスローな時間を満喫する高校生が。

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体育館ではバレー部が大活躍していました

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高校卒業アルバムの撮影も行われていました。たくさんの団体を撮影してもらいましたが、カメラマンさんいわく逗子開成のように時間通りに撮影がすすめられる学校は珍しいとか。ナイスだ高3生!


図書館をのぞいてみると、はいってすぐにこんなコーナーが誕生していました。

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先日「黛家の兄弟」で第35回山本周五郎賞を受賞した砂原浩太朗さん特集です。砂原浩太朗さんは実は逗子開成の卒業生の保護者の方なんです。息子さんはお父さんの背中を見て育ったのでしょう、本が大好きな生徒でした。浩太朗さんは保護者面談に欠かさずきてくださったり、父親懇親会にも毎回参加してくださるなど、逗子開成と志を共にしてくださった方だったということです。図書館を訪れた際にはぜひ本を手に取ってみてください。

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職員室に戻ると、とある先生が読売新聞の夕刊を持ってきてくれました。なんとその1面が本校の高校1年生、田村晴君が取材した記事とのこと。

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非常に読み応えのあるいい記事です。
田村君は、読売ジュニアプレスに自ら応募し、論文や面接を経て、20倍とも言われる倍率を勝ち抜いてこの座を射止めたということです。来週には田村君が書いたコラムが掲載される予定ということです。いまから掲載が待ち遠しいです。
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