2016年8月 - 逗子開成ニュース

「シカクいアタマをマルくする」逗子開成2016入試問題紹介

2016/08/31

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電車内広告でおなじみの、日能研「シカクいアタマをマルくする。」中学入試問題の新シリーズにおいて、

本校社会科の入試問題を取り上げていただいております。

高齢化社会におけるゴミの問題をテーマにしたものです。

ぜひ、これを機会に考えてみてください。

http://www.nichinoken.co.jp/shikakumaru/201609_sh/

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お知らせ
入試情報

物理化学部 横国大「ひれ推進コンテスト」2連覇達成

2016/08/29

物理化学部が、横浜国立大学「第10回 海洋空間のシステムデザインカップ ひれ推進コンテスト」
で優勝し、大会2連覇を達成しました。

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優勝したのは、高2チーム(具志堅君と熊坂君)です。
昨年度は、ラジコン搭載船を作り特別賞を頂きましたが、
今年度は、2連覇を目標に最初から優勝を目指していたので、
素晴らしい結果になったと思います。

また、大会新記録も樹立しました。

高1チーム(日景君、前田君、菊池君)も初出場し、特別賞を受賞しました。
こちらも、優勝を目標にして数ヶ月間頑張ってきました。
予選は、大会記録を更新するほどタイムを出し、1位でしたが、
決勝トーナメントでまさかのマシントラブル。惜しくもベスト8でした。
それでも、素晴らしい結果でした。来年も期待したいです。

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クラブ活動報告

2016私立中高一貫校の集いinひらつか

2016/08/27

来る8月28日(日)10:00~15:30 

JR平塚駅ビル6F ラスカホールにて、

「私立中高一貫校のつどいinひらつか」が開催されます。

個別相談会とミニ学校説明会の二本立てです。

ぜひお越し下さい!

逗子開成のミニ学校説明会は、

14:30~14:40 です!!

 

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お知らせ

逗子開成をお買い求めください!?

2016/08/26

大塚製薬が主催する「青春ボトル甲子園」に参加しています。

この企画は、ビタミン炭酸MATCHの誕生20周年を記念して
全国の高校から製品ボトルデザインを募集したものです。

逗子開成では、生徒会長が申し込んでくれました。

是非、コンビニ・スパー・自販機などで、
「逗子開成」のボトルを探してみてください!!

(なかなか店頭で見つけることができないでおります・・・。)

http://match-koshien.jp/

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(大塚製薬様 ホームページより)

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お知らせ
海洋人間学

2016アメリカ クレアモント研修報告

2016/08/15

7月26日(火)から8日間に行われた「アメリカ・クレアモント研修」の報告です。

 ロサンゼルスからバスで2時間ほどの場所にある「クレアモントカレッジズ」。そこに「ドラッカー・インスティテュート」という今回の研修の舞台となる組織があります。ここで生徒たちは、作家・大学教授・経営コンサルタントとして有名なピーター・ドラッカーのマネジメントスキルの一端を学びます。以下に「ドラッカー・インスティテュート」による研修の紹介がありますので、引用します。

 ドラッカー・フォー・フューチャー・ジャパニーズ・リーダーズ/エンパワメント・プログラム・アット・クレアモントカレッジズは、日本の高校生がピーター・ドラッカーのリーダーシップやマネージメントの重要なツールを学ぶ絶好の機会です。
 プログラムを通して、生徒は自分自身の成長プランとコミュニティー・サービス・プランの2つのプロジェクトを計画・実行します。 ドラッカーのツールの習得のみならず、生徒はリベラルアーツカレッジのキャンパス・ライフを体験し、英語力やクリティカル・シンキングのスキルを向上させ、仲間と共に学習し、協力しながら楽しい時間を過ごすことができます。(以下省略)
http://www.druckerinstitute.com/link/drucker-for-future-japanese-leaders//より転載)

 

 研修の一日は午前中の「エンパワーメントプログラム」から始まります。「グローバルシンキング(地球市民の一員として考える)」「ポジティブマインドセット(前向きに物事に取り組む心がけ)」「アントレプレナーシップ(企業家精神)」といったキーワードをもとに、スモールグループで英語を使ってディスカッションをし、プログラム名にもあるように、自己の能力を引き出すための心のあり方について全員でシェアをします。

 午後と夜のセッションでは「ドラッカープログラム」を行います。まずピーター・ドラッカーが提唱している、組織をマネジメントするためのスキルの一つである「5つの質問」という概念について学びます。そして実際にその「5つの質問」という枠組みを使って、自分自身の成長プランと、それから自分を取り巻くコミュニティの改善プランを立てます。生徒たちは「コミュニケーションスキルを伸ばしたい」「英語の聞く力を伸ばしたい」といった英語力に関わる自己の成長プランや、「部活動の練習の方法を変えたい」「待機児童の数を減らしたい」といった自身の身の回りの組織についての改善案を立て、現状の分析、改善プランの作成までを講師の先生や仲間とのディスカッションを通して行い、研修の最後にはプレゼンをします。

 日本語でも難しいこれらの課題に生徒たちは懸命に取り組み、最初はあまりの難しさに圧倒される場面はありましたが、最後には朝から晩まで英語を使っての充実した研修内容に満足し、事前研修のころと比べると堂々と仲間の前でプレゼンをする姿が見られました。

 研修の間にはUCLAやシューズメーカーのVANS本社、そしてハリウッドの訪問などもあり大変充実した1週間でした。

 最後に、研修の最中に生徒たちに書いてもらった感想を紹介します。

 We did some discussion about positive emotions in the morning. I think I was able to speak a lot more than yesterday.
 In the afternoon, there was a lecture about the Claremont College, and we also had a campus tour. And we did an interview to the college students and we were able to hear interesting things about college.
   We also met some local high schoolers, and did some games and enjoyed our time. Everyone seems more confident and being able to speak a lot more.
   I think this is a very good program because there are many things that are compacted in the 6 or 7 days. I feel very grateful to participate in this program. (高1)


 We discussed about global company in the morning. For example, teachers asked us "If you build a company, who are the three people will you choose in the world?" I chose Edison, Gandhi, and Fredy Mercury. This question was so difficult for me to answer.
 After that we went to shoes company called VANS, which is very popular all over the world. We listened to a story of VANS's history. (高1)

  

 In the afternoon, I went to UCLA. I could feel the atmosphere of the American university which is different from Claremont Colleges. After that, I had dinner at Farmers Market, and then I went to Hollywood.
  We could see bills of Hollywood stars and we could shop, so we were able to enjoy.
I think this program is short, but it's possible to learn many things. Last two days!!

We will do our best today!! (高1)

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国際交流報告

校史余滴 第六回 長柄運動場

2016/08/13

校史余滴
 第6回 長柄運動場

 85年前の夏休み、逗子開成中学校の生徒・教師は葉山長柄で運動場をつくる作業に汗を流していました。
 当時、現在の校門のところからセミナーハウス手前まで道路が通っており、校舎敷地は三角形で狭く、運動には不都合でした。ところが、校主神田ライ(金偏+雷)蔵の所有地(5,200坪、約17,000㎡)が長柄にあり、そのうち2,640坪(約8,700㎡)を運動場に造成したのです。造成を決定したのは前年発足した自治会でした。
造成作業が行われたのは7月26日から11月30日までの68日間、夏休みには集中的に行われました。作業に参加したのは(延べ人数)、生徒3,437名、教職員361名でした。
 当時5年生だった横尾義貫(1932年卒 静岡高校・京都大学を経て京都大学教授・名誉教授)が「長柄運動場整理記事」(『修養會雑誌』第19号 1932年1月)を残しています。(一部読みやすく書き改めてあります)

福井、長谷川両先生の測量、計算の結果割りだされた数字によって、8月中、一日に二組ずつ(又は三組)、一組四日ずつ、労働する事となった。7月26日、先ず準備作業として、応援団幹部、競技部員等の手によって、夏草の繁茂した荒れ果てた此の長柄の地の運動塲開拓に着手した。福井、長谷川両先生をはじめ、田中、衣川、石川の諸先生も親しく我々を指導せられた。この作業は30日を以て打切りとして31日より愈々本作業にうつった。
 本作業は7時半に作業塲に集合、朝の太陽を斜に受けて、朝つゆを踏みつけながら、シャベルで大地を掘りかえす。愉快に作業は着々と進捗して、10時半に終えるのを常とした。9時、10時となると、こんな山に繞まれた所では全く風が無い事があって、汗が自然に滲み出たが、作業は順調に運ばれて、北側は低められ、南側は高められ、日に日に平になって行った。9月に入ってからは、なお欠席者等によって続行され今日に至って、遂にその予定を終了したのである。
 この作業は、我校の体育を益々向上せしむる目的を以て実施されたのであるが、それは唯にその崇高なる目的において尊いのみならず、平常得難い神聖なる労働を体験するの機会を得た事において更に尊い。
 我等の手になり、我等の心の打込まれたこの運動塲は、永久に記念され、永久に我等の誇であらねばならぬ。

 造成作業から70年を経た2002年、柴崎二郎氏(1932年卒)から校史編纂委員会宛に届いた手紙には、当時の作業の様子が次のように綴られています。

 わたしはこの作業に参加して、山際の高いところから土を削り、リヤカーで低いほうに運び出すなど、夏休み中も大いに汗を流したものでした。わたしの作業相棒の木下君の大きな額からも汗が流れて、片手でリヤカーの取っ手を握りながら、手拭いで顔をふく笑い顔は、今でも目に浮かぶほど鮮やかです。あそこは、学校からはかなり離れている所なので、日常的に利用するには不便ですが、その広さは毎日見ている校庭からすれば格段の相違で、鍬やスコップをかついだ長い行列が、行幸道路に繋がる暗いトンネルの中に吸い込まれていく有り様などは、今日では誰も想像できない姿であったのではないでしょうか。夏休みも返上でしたが、誰も苦情も言わずに作業をしただけに、完成した時の満足感は大したものでした。

 このように生徒・教員が心を込めて造成した運動場でしたが、「永久に」という思いとは逆に短命に終わってしまいました。1940(昭和15)年にこの長柄の土地(神田没後、遺族が相続し、学校は貸借していた)を売却する話が出たのです。学校が買収するという案も出されましたが、まとまらず、結局この土地から撤収することになったのです。本校敷地の拡張も進み、長柄運動場に執着する必要もなかったことと、買収費用の点で折り合いがつかなかったからでした。

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運動場造成作業の様子

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校史余滴

八方尾根遭難事件慰霊の登山 報告

2016/08/11

 1980年の12月に本校山岳部が八方尾根で遭難してから36年近くの月日が流れました。一昨年、捜索に当たった最後の先生が定年退職され、当時の状況を知る教職員が一人もいなくなりました。しかし、ボート遭難事件とこの山の遭難事件は、逗子開成史において最も重要なものであることは言うまでもありません。特に後者は"学校のその後"を決定する分岐点になった、私たち学校関係者が忘れてはならない出来事なのです。
 2016年8月4日(木)。絶好の登山日和です。今回慰霊登山に参加した7人は、当時遭難して亡くなった5人の生徒と同世代です。彼らの味わった心細さ、恐怖、痛み、無念をはかり知ることはできません。本校に長く身を置く私たちの務めは、祈り、語り継ぎ、そして命の尊さを伝えることです。「次は若い世代を案内して登りたい。」私たちは願います。

 写真1 八方池山荘から尾根づたいに登る一行。小休止中です。

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 写真2 第二ケルンから八方ケルン(目的地)を望む

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 写真3 八方ケルンにて

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 写真4 八方ケルンに祈りをささげ、献花する。

「夏めぐり 彼岸十七 此岸五十路」
(なつめぐり ひがんじゅうしち しがんごじゅう)
あれから夏は何度もめぐったけれど、彼岸の彼方にいる君たちは永遠に十七歳だ。一方此岸、こちら側の私たちは五十路(いそじ)を行く。私たちは命ある限り祈り続ける。安らかに眠れ。

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 写真5 八方ケルンに刻まれた逗子開成高等学校の文字

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その他の活動
校史余滴

和太鼓部、高徳院で演奏

2016/08/10

 2016年8月1日(月)鎌倉大仏(高徳院)を訪れた東日本大震災の福島県の被災者の方々など150人を前に、書院前の庭園で演奏を披露して参りました。

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 これは、「未来・連福プロジェクト」が主催する「第6回建長寺で会いましょう」という催しです。福島県(双葉町・大熊町・浪江町)の被災者の方々に建長寺に宿泊していただき、3泊4日(7月30日(土)~8月2日(火))で鎌倉の観光などをしていただくというものです。各訪問先では,ボランティアの方々によって、いろいろな趣向を凝らしたおもてなしがあり、和太鼓部は、高徳院でのプログラムにご協力させていただきました。
 当日は、大気が不安定で、雨が降るおそれがあったため、演奏時間を前倒しでスタートしたものの、最後の曲の中盤から雨が降り始めました。演奏は最後まで行い、終了後大急ぎで書院の軒先に太鼓を避難させ、雑巾で太鼓を拭くこととなってしまいました。

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しかし、被災者の皆さんには、大きな拍手をいただき、大変喜んでいただけたようでした。また、演奏の後には、私たちが逆に激励の言葉をいただき、感激しました。
また、高徳院の皆さまにもいつもお世話になり、この場をお借りしてお礼を申し上げます。

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クラブ活動報告

2016カナダ研修報告

2016/08/07

 カナダ研修は、夏休みに開かれる英語を使った13日間の異文化交流プログラムです。カナダのビクトリアにあるSt. Michael University School(SMUS)で、当校の生徒との交流を深めながら、英語の語学研修授業に7日間参加します。また、宿泊は現地のホームステイ・ファミリーが歓迎して受け入れてくださり、今回の研修は週末が2度あったのですが、その4日間は各々、家族とビクトリア州内を観光したり、キャンプに連れて行ってもらったりしたそうです。

 英語の語学研修授業は、現地の先生方が創意工夫を凝らして展開され、生徒たちの英語コミュニケーション能力を徐々に高めてくれます。また、平日のSMUSでの午後は、スポーツをしたり、University of Victoria (UVIC)にキャンパス・ツアーに行ったり、エコ・クルージングで自然を満喫したり、様々な活動がほぼ毎日用意されています。

 研修に参加した生徒の感想は、とても満足のいく楽しいプログラムだった、というものがほとんどで、自分から積極的にコミュニケーションを取る姿勢を養うことができた、という感想も数多くみられました。色々な形で逗子開成の生徒の心に残る体験になったようです。

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