2019年7月 - 逗子開成ニュース

砂金甲子園 学校対抗戦第三位!

2019/07/29

全国砂金甲子園第三位!

アップ用2019砂金堀大会①.jpg

7月27日から28日の二日間に渡り、山梨県にある下部温泉駅近くの湯ノ奥金山博物館にて砂金掘り大会が実施され、本校も参加してきました。台風が接近している中で、全国各地から200名近くの参加者が集まりました。この大会では、与えられた砂中から、金をどれだけ正確に素早く集めることができるかを競います。

アップ用2019砂金堀大会④.jpg アップ用2019砂金掘大会③ 金見本.jpg アップ用2019砂金堀大会②.jpg
初日は、個人戦が行われ、本校からは生徒12名と教員が参加しました。初参加ということもあり、上位入賞こそ叶いませんでしたが、高校2年の藤田君が、ブービー賞を取りました。賞品は、山梨で取れる地元の夏野菜の詰め合わせで、とても美味しそうでした。
2日目は、学校対抗戦が行われました。団体戦と個人戦の二部構成で、総合成績を元に各校で競い合います。全員参加の団体戦では、2kgの砂が入ったバケツから、数粒分の砂金を集めるタイムと正確さを、バケツ20個分の砂で競いました。
個人戦では、各校選ばれた5人が、特殊な形状の分離皿を使用して、一定量の砂の中から砂金を発見するタイムと正確さを競い合いました。
本大会は、東西中高交流戦と銘打っており、西は灘中学・高等学校、東は開成学園と名だたる学校が参加していました。オープン参加という形で東大生も!?そのような中で、総合成績3位を納めることができました。来年度は優勝目指して、頑張りたいと思います!! また、高2の小久保君が新人賞を受賞しました。

2019砂金堀大会⑧ 藤田.jpg 2019砂金堀大会⑦ 藤田.JPG アップ用2019砂金掘大会⑥ 小久保.jpg                                                            


大会初日の終了後には、灰吹と呼ばれる採取した金の純度を高める精錬法の体験も、開成学園の生徒と一緒に行いました。子供たちにとっても、大変貴重な経験になったことでしょう。 アップ用2019砂金掘 灰吹き体験①.jpg  アップ用2019砂金掘 灰吹き体験②.jpg

大会運営を担われた金山博物館ご関係の皆様・出場校の皆様、二日間お世話になり、ありがとうございました。


NHK山梨県NEWS動画⇒ https://www3.nhk.or.jp/lnews/kofu/20190728/1040007195.html

(公開時期限定のため、閲覧できない場合はご容赦ください)

カテゴリー :
その他の活動
土曜講座報告

物理化学部報告「15th森戸川水質調査」

2019/07/23

7月21日(日)に葉山町を流れる森戸川水質調査を行いました。2005年から調査を始めて、今年で15回目(15年目)となりました。もう一つの田越川水質調査と同様に、単なる川の調査だけでなく、部員達にとっては仲間作りをする大切なイベントとなっています。今回も部内の自然研究班、中1新入部員、有志の中2~高2の部員の20名が参加しています。

2019第15回森戸川水質調査 main.JPEG 2019第15回森戸川水質調査風景.JPEG

源流を横須賀市にもち、森戸海岸で相模湾に流れ込む小さな河川ですが、この15年間で流域の風景も様変わりしました。

特に住宅地が急激に広がっています。幸いにして、森戸川に生きている生物の種類の変化は小さく、ブルーに輝くカワセミなども健在です。今回の調査では発見できませんでしたが、レッドデータに登録されている生物も生息しています。2005年当時はコンクリートの三面護岸が目立っていましたが、丁度その頃を境に、様々な生物が生息できるように工夫された川の工事が始まっていたようです。

調査場所(2005).JPG 調査場所(2019).JPEG

(左の写真は2005年、右の写真は2019年)

この調査は、逗子を流れる田越川と隣町を流れる川の様子を比較研究しようという発想から始まりました。始まった当時は、自然研究班の吉本君、齊藤君、梅田君、山新田君(当時中学3年生)のわずか4名でした。

調査風景2(2005).JPG 調査風景2(2019).JPEG

(左の写真は2005年、右の写真は2019年)

2005年当時の調査の考察等が残っていたので少し紹介します。(多少、文章を変えています。)

① 田越川、森戸川の数値のバラつきは何を意味するかが分からない。

② 森戸川は、全ての測定点で透明度が最大値を越えた。

③ 水生生物について、もっと詳しく調べる必要がある。

④ 今後も継続して観測することで、何か傾向が見えてくるのでは無いか。後輩達にも継続して観察して欲しい。

⑤ 三角形や四角形の網のほうが、水生生物が捕獲しやすい。

⑥ ビニールやプラスチックのゴミが、缶などのゴミよりも多い。

⑦ 下流部は、田越川よりも護岸のコンクリートが目立つ。

⑧ 田越川に比べて森戸川は鯉の数は少ないが、田越川と同様にミシシッピアカミミ亀をよ

く見かける。

⑨ 下水処理のシステムが少し遅れているようだ(2005年当時)。

当時の中学生部員も、何でも夢中になって探究する生徒が多かったと思います。今では、物理化学部の伝統のようになっています。

現部員も先輩達に負けずに夢中になって探究して欲しいと願っています。

調査風景3(2005).JPG 調査風景3(2019).JPEG

(左の写真は2005年、右の写真は2019年)

カテゴリー :
クラブ活動報告

シネマ倶楽部『ボヘミアンラプソディ』鑑賞文

2019/07/20

7月2日(火)に高校2年生,3年生が徳間記念ホールにて『ボヘミアンラプソディ』を鑑賞しました。生徒の鑑賞文を紹介します。

<物語概要>

レディー・ガガが「史上最高の天才エンターテイナー」と称賛。それが伝説のバンド〈クイーン〉のリード・ヴォーカル、フレディ・マーキュリーだ。彼の名前も顔も知らなくても、「ボヘミアン・ラプソディ」、「伝説のチャンピオン」、「ウィ・ウィル・ロック・ユー」などのワンフレーズを耳にすれば、誰もがたちまち心浮き立ち、思わず歌い出さずにはいられない。どうやってフレディは、世間の常識や既成概念に逆らい、従来の音楽を打ち破り、地上で最も愛されるエンターテイナーになったのか? そして崩壊寸前に陥ったバンドを立て直し、永遠のレガシーを確立したのか?

魂が乗り移ったかのようにフレディを演じたのは、『Mr.Robot/ミスター・ロボット』でエミー賞受賞俳優のラミ・マレック。監督は『X-MEN』シリーズのブライアン・シンガー。クイーンのメンバーが音楽総指揮を務め、甦った32もの不朽の名曲には主にフレディ自身の歌声が使われ、鳥肌ものの感動を呼び起こすこと間違いなし! アカデミー主演男優賞ほか受賞作品。

ボヘミアン01.jpg

【注意】鑑賞文は時に映画の重要な内容や結末に触れる場合がありますので、お気を付け下さい。

高校三年Aくん

白人でなくゲイでありゾロアスター教徒で、最終的にエイズに罹患する社会的マイノリティであったF・マーキュリーにとって、友人・家族・仲間とは一体何であったか、彼にとって音楽とは何だったかを考えることは簡単ではない。

 映画を観て初めに感じたのは、F・マーキュリーのパフォーマンスとしての能力の評価が失墜したことはほとんど無かったことだ。にもかかわらず、自身の生涯がノンフィクション映画として見応えのある一作と成り得るには、何か別の一要素が本作の主題とならなければいけない。

 それは「軋轢」であったと思う。

 主人公が最初に軋轢を生じさせたのは彼女へのマイノリティの告白である。それまで気持ちが良いほどスラスラ進んでいた物語がここで一つ変化を見せた重要な場面だった。その他にも、他メンバーがそれぞれ家庭を築いている中で孤独だった主人公が感じた軋轢であったり、重要な局面において軋轢はことごとく登場する。その後、彼はそれを理由にソロでの活動を開始する。

 彼女との、メンバーとの、社会との軋轢によって孤独であると感じていた彼は近視的になり、仕事へと注力する。しかし、彼女の「あなたは一番愛されている」という言葉で視界が晴れ、残された時間をメンバーと共に過ごすことを決意した。

 史上で最も偉大なグループの一つを作り上げたのは、軋轢を超えた音楽の力であった。メンバーは音楽という屋根の下で家族であった。

カテゴリー :
シネマ情報

7月19日(金)全校集会

2019/07/19

体育館にて全校集会を行いました。いよいよ夏休みですね。

0719点呼.JPG  0719集合.JPG


〇 校長より 〇

1遠泳について

延期されていた遠泳が昨日実施されました。

さあやろうと言ってすぐに出来るものではありません。

苦手な人でも練習を積み重ねることで泳げるようになりました。

高校生諸君も中学3年生の頃を思い出してください。

物事を達成するためには、地道な努力が必要だと体験したはずです。

それから達成には色んな人の支えがあったと思います。しかし、最後は自分が頑張らなければならないことも分かっていますね。

ちょっとやったからと言ってすぐに結果が出るとは限りません。地道な努力を続けましょう。

2校章について

ペンと剣のマークを「文武両道」のシンボルとして捉えている生徒もいるかもしれません。

本来の意味は「言論を武力で弾圧することは出来ない」という意味です。

言葉には力があります。ときには励まされたり、ときには傷付けられたりします。

特に中学生諸君、言葉遣いに気を付けなさい。自分の言葉を大切にしましょう。

3人間の成長するために必要なこと

毎回伝えていることですが、人間の成長には読書、旅、良い先生との出会いが大事です。

良い先生は、君の友人かもしれません。自分の世界を広げる夏休みにしてください。

0719校長.JPG


〇 生徒会長より 〇

生徒全員が真剣に傾聴していました。生徒会長のスピーチ原稿はこちら→2019.07.19 生徒会長の言葉 原稿.pdf

保護者の方もご覧頂き、ご家庭でも話題にしていただけたら幸いです。

IMG_1081.JPG


〇 表彰 〇

<囲碁部>

川田 輝

第40回文部科学大臣杯 少年少女囲碁大会 神奈川県予選(個人) 優勝(全国大会出場)

川田 輝・藤田 大輝・真船 倖輔

第40回文部科学大臣杯 少年少女囲碁大会 神奈川県予選(団体) 優勝(全国大会出場)

<将棋部>

島田 直樹

第43回全国高等学校総合文化祭将棋部門 神奈川県予選 個人戦A級 優勝(全国大会出場)

木村 悠希

第43回全国高等学校総合文化祭将棋部門 神奈川県予選 個人戦B級 準優勝

馬 世雄

第43回全国高等学校総合文化祭将棋部門 神奈川県予選 個人戦C級 第3位

<中学空手道部>

団 体

神奈川県私立中学校 空手道大会 団体組手 第3位

<高校空手道部>

吉川 輝

第46回神奈川県空手道選手権大会 形の部 準優勝

団 体

神奈川県高等学校空手道大会 兼 関東高等学校空手道大会県予選 団体形 第5位

<中学柔道部>

部奈 誠士

逗子葉山中学校総合体育大会 柔道大会 個人戦 3年男子の部 優 勝

逗子開成Aチーム (部奈・桃井・橋口)

逗子葉山中学校総合体育大会 柔道大会 団体戦 優 勝

<中学卓球部>

団 体

逗子葉山中学校総合体育大会 卓球男子団体の部 優 勝

浦川 隼

逗子葉山中学校総合体育大会 卓球男子個人の部 準優勝

岡下 悠二郎

逗子葉山中学校総合体育大会 卓球男子個人の部 第3位

<高校バレー部>

団 体

横須賀三浦地区高等学校 バレーボール競技 学校対抗大会 準優勝

<高校陸上部>

新井 公貴

神奈川県高等学校総合体育大会 兼 関東高等学校陸上競技大会県予選

●男子400mH 第1位 (53秒04/関東大会進出)

●男子400m 第8位(49秒42)

南関東高等学校陸上競技大会 男子400mH  第3位 (54秒76/全国大会進出)

神奈川県陸上競技選手権大会 男子400mH  第3位(52秒14) U20日本選手権大会標準記録突破

阿部 空知

神奈川県高等学校総合体育大会 兼 関東高等学校陸上競技大会県予選 男子200m 第6位 (22秒15/関東大会進出)

新井 公貴・秋山 岳瑠・阿部 空知・篠原 一樹

神奈川県高等学校総合体育大会 兼 関東高等学校陸上競技大会県予選  男子4×100mR 第7位(41秒68)

新井 公貴・工藤 慶次・阿部 空知・小西 一真

神奈川県高等学校総合体育大会 兼 関東高等学校陸上競技大会県予選 男子4×400mR 第2位(3分15秒55) 関東大会進出

関東高等学校陸上競技大会 南関東男子4×400mR 第8位(3分20秒54)

新井 公貴・工藤 慶次・野口 澪実・小西 一真

第74回神奈川陸上競技選手権大会 男子4×400mリレー 第7位(3分17秒17)

<高校水泳部>

菅原 源太

神奈川県高等学校水泳競技大会 兼 関東高等学校水泳競技大会県予選 男子100mバタフライ 第3位(56秒37)

星合 謙一郎

神奈川県高等学校水泳競技大会 兼 関東高等学校水泳競技大会県予選 男子100mバタフライ 第5位(56秒68)

井上 嘉人

神奈川県高等学校水泳競技大会 兼 関東高等学校水泳競技大会県予選 男子200m個人メドレー 第7位(2分11秒35)

寺島 俊結

神奈川県高等学校水泳競技大会 兼 関東高等学校水泳競技大会県予選

●男子1500m自由形 第1位(16分06秒74)

●男子400m自由形 第5位(4分06秒57)

寺島 俊結・星合 謙一郎・菅原 源太・井上 嘉人

神奈川県高等学校水泳競技大会 兼 関東高等学校水泳競技大会県予選 男子4×200mリレー 第5位(7分51秒76)

礒野 祥・丸山 渓太・菅原 源太・井上 嘉人

神奈川県高等学校水泳競技大会 兼 関東高等学校水泳競技大会県予選 男子4×100mメドレーリレー 第7位(3分56秒50)

団 体

神奈川県高等学校水泳競技大会 兼 関東高等学校水泳競技大会県予選 男子総合 第8位

横須賀三浦地区高等学校 水泳競技大会 男子総合 優 勝

0719トロフィー.JPG  0719表彰.JPG


〇 生活指導部長より 〇

・自習室の扱い方については先ほどの生徒会長の言葉通りです。高校3年生諸君は研修センターの自習室についてもルールは同様です。

・夏休みの諸注意が配布されます。裏面の電車内のマナーも熟読すること。集団で行動するときに気をつけましょう。

・夏休み明けに避難訓練があります。ホームルームでの説明をよく聞いて下さい。

カテゴリー :
学校学年行事

PTA第1回保護者セミナー活動ご報告

2019/07/19

7月13日(土)本校カウンセラーで関東学院大学教育学部教授の青戸泰子先生をお迎えして、「PTA第1回保護者セミナー」を徳間記念ホールにて開催いたしました。

DSC_2084.jpg DSC_2082.jpg

 今年度の演題は、「気になる子ども編3~家庭内暴力をする子供」でした。一昨年の「気になる子供編1 ~しばしば嘘をつく子ども〜」、昨年の「気になる子供編2~学習意欲の低い子ども~」に引き続くテーマでご講話下さいました。「家庭内暴力」...とても重く感じられますが、最近のニュースなどでも耳にすることが増え、決して他人事ではないと考えさせられるテーマでした。

 子育てとは子どもの成長を見守ること。子どもにはそれぞれの発達特性があります。その特性は子どもを取り巻く環境(家庭)に大きく影響されます。日々多くの不安や緊張の中で頑張っている子供のために安心して落ち着ける環境調整をしてあげることが親の大きな役目であり、如何に自己肯定感を持たせてあげることができるかが大切であると教えていただきました。

 そのためにはまず親自身が幸せであること...人の幸せとは、愛され・褒められ・役に立ち・必要とされること。青戸先生の締めのお言葉です。幸せを繋いでいけるような家庭環境作りを心に留めて、日々を大切にすごしてゆけたらと感じることができたのではないでしょうか。

DSC_2085.jpg DSC_2086.jpg

次回は来年2月にワークショップ形式の「応用講座」を開催する予定です。ご参加をお待ちしております。

カテゴリー :
PTA活動報告

遠泳実習を実施します。

2019/07/18
7月18日(木)の遠泳実習は、実施いたします。
カテゴリー :
お知らせ

社会科学部+有志生徒 国立ハンセン病資料館訪問

2019/07/16

 7月13日(土)、社会科学部生徒+有志生徒で東村山にある国立ハンセン病資料館と多磨全生園を訪れました。8月に社会科学部で鹿児島県鹿屋市の敬愛園を訪問する予定のため、今回はその事前学習を兼ねての訪問でした。
 午前中は資料館でじっくり展示と向き合いました。お昼は、全生園内にあるお食事処なごみ様でお昼ごはん。お店の藤崎美智子様は、「全生園の明日をともに考える会」の代表でもいらっしゃいます。映画『あん』撮影の製作秘話などを興味深くうかがいました。参加生徒は、当日を迎えるにあたり、映画を視聴したり、原作を読んだりしておりましたので、お話をより具体的に想像することができたようです。作品を意識してか、ぜんざいをいただいた生徒もおりました。また、食事は「全国ハンセン病療養所入所者協議会」の事務局長を務めていらっしゃる藤崎陸安様とご一緒させていただきました。ご自身の体験や関わってこられた一連のハンセン病訴訟についてざっくばらんにお話いただきました。生徒の素朴な質問にも笑いを交えながら率直にお答えいただく姿が印象的でした。食事後には、全生園内の「人権の森と史蹟」めぐりです。時間の都合もあり、宗教施設や望郷の丘などを中心に、NPO活き生きまちづくりのメンバーの方に解説していただきながら見学させていただきました。そしてもう一度資料館に戻り、8月の訪問のための準備に取り組みました。

20190713掲載用写真①.jpg 

20190713掲載用写真②.jpg


ハンセン病訴訟に関するニュースが連日流れる中にうかがい、貴重なお話をうかがいました。報告する機会を逸しておりましたが、資料館には昨年の秋にも土曜講座の際にお世話になっておりました。その際も、学芸員の先生のみならず、館長である成田稔先生に、逗子開成とのご縁もあって、生徒たちに直接語っていただくという貴重な機会をいただいておりました。昨年に引き続き、お世話になりました資料館、食事処なごみ、全生園のご関係の皆様方にこの場を借りてお礼申し上げます。温かく迎え入れていただきありがとうございました。今後も学び続けます。

カテゴリー :
土曜講座報告

遠泳は7月18日(木)に実施予定

2019/07/16

7月17日(水)に予定されていた遠泳実習ですが、現在の天候や水温などの海況から判断して、

明日の実施は不可能と判断し再び順延としました。

よって、実習は7月18日(木)になります。

カテゴリー :
お知らせ

6月28日(金)PTA成人部 鑑賞会

2019/07/16

6月28日金曜日、梅雨空が続くなか、悪天候も予想されていましたが、お天気にも恵まれ、PTA成人部企画、東京宝塚劇場「オーシャンズ11」鑑賞会が行われました。

2011年の新人公演で主人公ダニー・オーシャンを演じた真風涼帆さん(ポスター中央)、親友ラスティーを演じた芹香斗亜さん(ポスター右)が、同役に挑戦されています。

0628-1.jpg

洗練された街並みの中、 宝塚劇場へ入ると豪華なシャンデリアがお出迎え。

0628-2.jpg 0628-3.jpg

とても人気の企画のため今年は20席増やし、220席が用意されました。この日、宝塚劇場の約10%が逗子開成の保護者で占められました。

0628-4.jpg

宙組の素晴らしい声量の歌声と美しい踊り、期待通りのキラキラ華やかな舞台。 きらびやかで優雅なひとときを過ごす事が出来ました。

カテゴリー :
PTA活動報告

7月16日 遠泳実習延期のお知らせ

2019/07/16
7月16日(火)に予定していた遠泳実習ですが、海水温が低いため実施は不可能と判断しました。よって、実習は7月17日(水)以降になります。
カテゴリー :
お知らせ

松坡文庫研究会の活動  詩人松坡の足跡

2019/07/11

松坡文庫研究会が発足して一年が経ちました。

本会では田辺松坡(新之助)が雑誌等に寄せた文章や漢詩を収集し、漢詩人松坡の足跡を丁寧に辿る作業を続けています。

 隨鷗吟社の月刊誌『隨鷗集』第95編(大正元年10月5日)には、松坡関連の記事が幾つか掲載されています。

 一つは松江「剪淞吟社」の横山耐雪の寄稿で、同年7月中旬(大正改元直前)に大江卓と松坡が松江を訪れ歓待された様子が詳しく紹介されています。大江卓(1847~1921)は明治の政治家・実業家で、漢詩もよくしました。明治初年に神奈川県令を務めたことでも知られています。二人は京都・舞鶴を経て松江に入り、松江の名所を訪ね、出雲大社にも詣でました。

 もう一つは、「山陰游草」と題された松坡の詩25首。鎌倉から松江、更に帰途の随所随所で詠んだ詩が掲載されています。大江卓とともに剪淞吟社の酒宴に招かれた折に詠んだ詩には、宍道湖を渡る

心地よい風に当たりながらの夏の宵の酒席の様子が描かれています。

 また、「哭三千女」と題された一篇の詩も掲載されていました。前年石井氏に嫁し、大正元年8月11日に乳児を遺したまま19歳の若さで亡くなった次女を悼んでの詩です。

 泣抱遺孫奈老親

(泣きて遺孫を抱き 老親いかんせん)

 由來薄命可憐身

(由来薄命 憐れむべき身)

 三千世界傷心日

(三千世界 傷心の日)

 二十年時瞥眼春

(二十年の時 春を瞥眼す)

 源氏山松生夕籟

(源氏山 松に夕籟生じ)

 尼將軍墓結幽鄰

(尼将軍 墓を幽鄰に結ぶ)

 不堪梧葉先秋落

(堪えず 梧の葉先ず秋に落つ)

 夢寐猶疑事未眞

(夢寐になお 事未だ真ならずと疑う)

詩に詠まれている通り、三千は寿福寺に葬られ、後に田辺松坡夫婦の墓もその隣に建てられました。

『隨鷗集』の記事.JPG

『隨鷗集』所載の「山陰游草」

寿福寺墓所.JPG
向かって右が田辺新之助・鍈の墓、左が石井三千の墓
カテゴリー :
松坡文庫研究会

コール・レーネ 7月14日(日)第17回演奏会のお知らせ

2019/07/11

逗子開成コール・レーネの第17回演奏会のお知らせです。

2019年7月14日(日)

会場は、逗子文化プラザ なぎさホール

入場料は500円(全席自由席)

団員一同、皆さまのご来場お待ちしています。

ただ今PTA総会発表に向けて「真白き富士の根」混声合唱練習中です。
4月20日PTA総会も是非ご来場ください。

総会当日の本番で、広報部長が歌詞を間違えましたが、楽しく歌いきりました。

198550-1.jpg

カテゴリー :
PTA活動報告

7月11日(木)遠泳順延のお知らせ

2019/07/11
7月11日(木)に実施予定の遠泳は、水温が低いため順延とします。 実習は、7月12日(金)以降になります。
カテゴリー :
お知らせ

夏休み見学会追加募集のお知らせ

2019/07/09

夏休み見学会7月20日(土)、22日(月)、23日(火)についてのお知らせです。

ご参加にはご予約が必要です。

予約開始5分で満席となってしまいました。ご予約ありがとうございました。

何とかならないのかというお問い合わせを受け、追加募集をいたします!

追加募集予定人数は

  7月20日(土) 追加80名

  7月22日(月) 追加100名

  7月23日(火) 追加100名

です。

追加募集受付開始日時は、7月14日(日)午前9時~ となります。

各イベントの詳細・ご予約はHPから。

リンクはこちらです→ https://mirai-compass.net/usr/zkaiseij/event/evtIndex.jsf

みなさまにお会いできるのを楽しみにしております!!

<見学会概要>

1.司会あいさつ

2.在校生+教員による学校紹介(約30分)

3.在校生+教員による中学入試について(約30分)

4.学校見学ツアー(約60分)

※生徒がプレゼンテーションの準備を始めました。

カテゴリー :
説明会・公開行事情報

シネマ倶楽部 『マダム・イン・ニューヨーク』鑑賞文

2019/07/08

6月13日(木)に中学3年生が徳間記念ホールにて『マダム・イン・ニューヨーク』を鑑賞しました。何人かの生徒の鑑賞文を紹介します。

<物語概要>

シャシは、2人の子供と夫のために尽くす、ごく普通の主婦。彼女の悩みは、家族の中で自分だけ英語ができないこと。夫や子供たちにからかわれるたびに、傷ついていた。姪の結婚式の手伝いで1人NYへ旅立つも、英語ができず打ちひしがれてしまう。そんな彼女の目に飛び込んできたのは「4週間で英語が話せる」という英会話学校の広告。仲間とともに英語を学んでいくうちに、夫に頼るだけの主婦から、ひとりの人間としての自信を取り戻していく。しかし学校に行っている間に幼い息子がケガを負い、彼女は母親としての自覚や責任感に欠けていた自分を責め、卒業を目前に学校へ通うことを諦めてしまう。それでも学校の仲間たちは彼女とともに卒業しようと協力をするのだが、卒業試験の日が、姪の結婚式と重なり・・・ 。

マダム・インニューヨーク01.jpg

【注意】鑑賞文は時に映画の重要な内容や結末に触れる場合がありますので、お気を付け下さい。

J3B組 Oくん

僕はこの映画「マダム・イン・ニューヨーク」を観て、人は仲間がいるからこそ成長できるということを学んだ。

映画の初めの方でシャシがまだインドにいた時は家族とはなれてニューヨークへ旅立っただけでもさびしがり、泣いていたのにもかかわらず、最後の方にはニューヨークシティのカフェで完ぺきな注文をすることができるようになったのは英会話教室の仲間のおかげであり、彼女がバスの広告を見つけられず、教室にたどりつけず、一緒に英語を学んでくれる生徒がいなければたった四週間の間で結婚式でスピーチができるほどの英語力をつける事ができなかったであろう。

この映画を観ている途中、僕は自分がアメリカに引っ越し、現地校へ行きはじめた時の事を想い出した。小学四年生の頃、学校初日の日、勇気を出して人生初のアメリカ人しかいない教室に入った事をはっきり覚えている。その日から約三、四ヶ月自分は教室で何が起こっているのかすらも分からなかった。しかし自分は孤独感を感じることはあんまりなく、半年もしたら自分のクラスに溶けこむことができていたと思う。このようなことを実現できたのはあの英会話教室にいたような、親切でとてもフレンドリーに自分を受け入れてくれた仲間がいたからだと思う。人は成長する上でこのような仲間や友達は必要であり、孤独なままでは心を開き成長するのはとても難しいと自分は感じた。

僕はこの映画を観て仲間の大切さについて学んだが、将来大学や会社でもこのような仲間を作りたいと思った。

J3C組 Wくん

この作品の中でとても印象に残った言葉が一つあります。それは、『人生は長い旅』という言葉です。なぜならばこれはこの作品の主題に深く関わっていると思ったからです。ここからは少し自分の主張がまざりますが、物語同様人生には『起承転結』があり、この作品はシャシの人生における『転』を切り取ったものだと考えられます。もっと細かく言うのならば『転』の『起承転結』。つまり彼女の人生がいかに復活し、変わったのかを伝えるものであり、映画のキャッチコピーを借りて言うならば『人生を変えるためのスパイス』についての作品でした。

しかしこの作品で注目すべき点は内容だけでなく、演出にもあります。まずインド系作品特有のダンス要素はもちろんのことですが、もっともさえていた演出は物語の始まり方です。彼女が生まれる瞬間ではなく、かといって夫と出会う場面でもない、ごく普通の朝という始まり。なにがすごかったかというとそれだけで人生の途中ということが伝わってくるだけでなく主人公が自分達と近しいこと。つまりは映画を見終えた時『あなたにも起こるかもしれないこと』と実感させられるからです。そしてこれは始まりが最も目立っているというだけであり、作品の終わりがたったの一言であることです。そしてこのセリフが日常の中にでてくるかもしれない言葉、つまり先ほどと同じことを伝えると共に自分で伝えられるようになった、自分を再発見できたという彼女の成長をさりげなく描写し名言を出すわけでもなくあっさりと終わる。これも普通の人生であること、このあとも彼女の人生は続いていくことを示していて驚かされました。

この作品を通し、僕は多くのことを学ばされました。ここには書き切れないほどのものを。この作品に出会えたということに感謝します。

J3E組 Mくん

私は「マダム・イン・ニューヨーク」を見て、人間関係のあり方について考えさせられた。人間関係は人が生きていく以上必要で有り、それを避けるには山に小屋を立てて窓にカーテンを引き、世と隔絶しなければならない。しかしそうしていても得るものは何も無い上、生きていく意義さえ見失ってしまう。シャシでいう所の、ラドゥを作る技術さえ知られていない状況だ。「君はラドゥを作る為に生まれて来た人だ。」と夫に言われるシャシが、それすら人に認知されずに生きていくのはつらいだろう。人間関係を拒絶した当初は安心を覚えるかもしれないが、やがてはその事に気付き悲しくなる。人はやはり、人間関係なしには生きていけない生物なのだ。

では人間関係はどのようにあるべきなのだろうか。例えば、シャシの娘はシャシを傷つけてしまったが、何がいけなかったのだろう。シャシは敬意を払うことが必要といった。これは何に対する敬意だろうか。やはり、長年人生を歩んで来たことへの敬意ではないのか。家族に限らず、先輩や上司、見知らぬ老人への敬意もそういうことではないだろうか。それも自分を育ててくれたとしたらなおさらである。プライドの高いシャシの娘はそれを忘れ、但英語が話せない、学力のない母親が恥ずかしいと思い、母親の長年の人生、自分を育ててくれた努力に対する敬意を表さなかったのだ。もちろんシャシの娘はまだ小学生であるから、過ちを咎めることはできない。但、自分を変えて家族に認めてもらおうと努力したシャシの存在に感謝すべきだ。おかげで娘も自分の過ちに最後に気付いたようだ。娘はそこで成長できたのだ。シャシは「自分を愛することを知れば、古い生活も新鮮に見えてくる」といったが、果たして成長した娘はどの様に見えたのだろうか。

カテゴリー :
シネマ情報

カテゴリ

最新の記事

アーカイブ

ページトップへ戻る