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【シネマ俱楽部】『グレタ ひとりぼっちの挑戦』鑑賞文

2022/06/28

6月9日(木)に中学1・2年生が『グレタ ひとりぼっちの挑戦』を鑑賞しました。


(作品概要)

2018年8月。15歳の少女グレタ・トゥーンベリはスウェーデン・ストックホルムにある国会議事堂前で学校ストライキを始めた。気候変動対策を呼びかけるため、1人で座り込み、自作の看板を掲げてリーフレットを配りながら通行人の質問に答える。毎週金曜日に行われるストライキは次第に注目を集め、世界中の若者たちがグレタの考えに賛同していった。強いメッセージと行動力で、環境活動家のリーダーとして若者から熱烈な支持を受ける一方で、反感や偏見を持たれることも少なくない。

グレタの素顔を知ることができる本作は、2020年のヴェネチア国際映画祭やトロント国際映画祭などで高く評価され、コロナ禍の世界20カ国以上で公開された。環境問題、SDGsへの関心が高まる中、今観てほしい注目のドキュメンタリー映画!!

グレタ01.jpg

※生徒の鑑賞文には映画の内容も含まれますのでご注意ください。

(中2F Yくん)

私が、「グレタひとりぼっちの挑戦」を鑑賞して最も印象的だったことは十五才で子供と大人の境目であるグレタが気候変動という果てしない環境問題についての考えを世界中に訴え続けたことだ。

 グレタは最初、気候変動が夢のようだと思っていたり、学校に座り込んでストライキを起こしていたので、少し変わった少女なのかと思ったが、環境問題を訴え続けるうちに、国から世界へとグレタの訴えが伝わりサミットや国際連合会議、首相の元にも呼ばれ、遂には各国で抗議が起きるようになり、グレタの訴えがどれだけ壮大なものであるかが分かった。また、グレタが食事よりも訴えを優先したり、フランス語に訴えを翻訳したり、抗議中に泣き出したりする行動を見ると、グレタが必死になって訴えていると感じ、自分も私たちのために何か行動しなくてはと思わされる。

 私の経験でも、この数年で気温が平年に比べると高かったり、集中豪雨が度々おそってくるという点で気候を身近に感じる。ニュースでも不漁が続いていることや北極と南極の氷がとけることによる海面上昇など気候変動を報道している。私も気候変動の地球温暖化に対しては懸念を持っていて、積極的に言葉を対策に移していくべきだと考える。私は家庭内で使用する電気は最低限にして節電することや自分で植物を育てるといった行動をとっている。

 そして私は逗子開成の百二十周年プロジェクトの中の気候変動チームに所属している。この映画でグレタが言っていた「自分のためではなく、私たちのために」ということを念頭におきながら気候変動、環境問題について考えていきたい。

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