7月6日(木)から順延が続いていた遠泳大会ですが、7月11日(火)に開催することができました。
気温は27度。
水温は25.5度。
風は少し強いようです。
体育館では開会式が始まろうとしています。


ライフセーバーの方がいらしてくださいました。


「遠泳だ 波に打たれど 打ち負かせ」
司会の言葉とともに開会式が始まりました。

校長先生のお話


「3年間いろいろ練習してきましたが、遠泳を迎えた今日、やるしかないです。不安な人もいるかもしれませんが大丈夫。先生、ライフセーバーの方々、水泳部の先輩、そして仲間たちが一緒なので不安を払拭して頑張ってください。
海から町を眺めたり、いろんなところに目を向けて、余裕を持ちながら遠泳を楽しみましょう。」
大成先生のお話

「今日君たちは何に挑むのですか?海?違います。君たちが今日挑むのは自分自身です。自分の限界と思っていたところが、実は限界ではなくてその先があるということを知る。自分がどこまで行けるのかを知る。
完泳だけが全てではありません。仲間と励まし合うこと。そして1人でも多くの人が自分の力で陸に上がってくることを期待しています。」
代表生徒の話


「不安な人、緊張している人、楽しみな人。この3年間個別で練習したり、補習に参加したり、各々が努力を積み重ねて今日を迎えたことでしょう。自分の今までの努力を最大限に活かせるように頑張りましょう。
この遠泳に協力して下さる、ライフセーバーの方、高校水泳部、OBの方、高校ヨット部、先生方に感謝の気持ちを込めてお礼をしましょう。」

そして第一団はこのまま準備体操をします。



準備体操を終え、海へと向かいます。










荷物を置いて、準備をします。


さあ、いよいよ海につながるトンネルへ。


みんなが揃うのを待ちます。


このトンネルを抜けると海です。

目の前に広がる空は、雲一つない快晴でした。


そして海にはたくさんの保護者の方々が応援にいらっしゃっていました。

水泳部のみんなが、中3の生徒たちの周りを囲んで海へ出ます。


手をつないで、さあ出発。

行ってらっしゃい!










砂浜からは見えないほど遠くまで泳いで行ってしまいました。がんばれ1500m!

泳ぎきって帰ってくるかっこいい姿を、みんなここで待っています。


戻ってくる生徒が少しずつ見えてきました。
水泳部のみんながゴールの準備を。風が強くて支えるのが大変そうです。



おかえりなさい!










写真撮影。

シャワーを浴びて、海洋センターのテラスに行くと、おしるこが配られていました。

冷たいのかと思いながら見ていましたが、温かいようです。
海で冷えた体におしるこの甘さと温かさが染み渡ります。




最後の1粒まで!(笑)




仲間の泳ぐ姿が見えたかな?

その後、第2団、第3団も無事に泳ぎ切ることができました。


























遠泳が終わった生徒に感想を聞いてみると、
「暑かったので気持ちよかった!」
「緊張したけど無事に終わってほっとした!」
「超気持ちよかった!」
「風が強くて、顔に波が当たったり海水をたくさん飲んでしまった!」
「でも楽しかった!」
「来年はないけどあったら参加したい!」
などと答えてくれました。
閉会式。


校長先生のお話。

「風が強い中本当によく頑張りました。3年間の練習の成果が発揮できたのではないかと思います。
これからいろんなことにぶつかることがあるかもしれませんが、この経験を思い出して頑張りましょう。」
大成先生の話。

「本当によく頑張りました。仲間と声をかけ合って励まし合いあそこまで行けたこと、お互いの存在、この遠泳という経験を誇って、君たちの人生の糧にしてください。」
代表生徒の話。

「遠泳楽しかったですか?僕は泳ぐのが苦手なのでほっとしました。
中1の頃から全ての補習に出ていて、遠泳は無理だと思っていましたが、泳ぎ切ることができました。泳ぎが苦手な人もそうでない人も、この貴重な体験を活かしてこれからの学校生活も頑張りましょう。」
最後に遠泳に関わって下さったすべての人に感謝の気持ちを伝えて遠泳大会が終了しました。
中学3年生のみなさん、本当にお疲れ様でした!!
