2023年4月 - 逗子開成ニュース

校史余滴 第十六回「逗子開成の記憶をつなぐ(高3在校生がきく「1954年卒業OB」の話)」

2023/04/26

校史余滴 第十六回「逗子開成の記憶をつなぐ(高3在校生がきく「1954年卒業OB」の話)」

 2022年12月26日、120周年委員生徒と有志生徒の5名で、1954年卒業のOBの方2名に聞き取り調査を実施しました。この機会は、現高3生徒(インタビュー当時は高2)の祖父が本校卒業生であったことから実現できた企画です。

 実施したのは冬休み中のことでした。生徒たちは、午前中に補習を終え、午後に横浜の神奈川県民センターの会議室に集合しました。会議室内で、彼らは、昭和10(1935)年生まれのお二人に対面しました。お二人は、創立45周年の年に入学し、創立50周年の式典に参加なさったとのことでした。そんなお二人から、当時の逗子開成についてじっくり話を聞くことができました。

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 当時の逗子開成事情を聞いてみると、現在と異なる部分あり、共通する部分あり、とても楽しい時間でした。時に驚きの声があがり、時に納得の声がもれる、貴重な時間を過ごさせていただきました。なお、当日の場にのぞむにあたって聞いてみようと考えていたことは、次のような視点でした。

・現在の状況や職歴等

・当時の学校の雰囲気について

・入学前の小学校(国民学校)時代のこと

・学校の登下校について

・50周年式典について覚えていらっしゃること

・校舎について

・部活について

・好きだった授業や先生、記憶なさっている先生のあだ名など

・海との関係

・創立者を同じくする鎌倉女学院生徒との関係

 時間が足りずにすべてについて聞くことはできませんでしたが、詳細を生徒たちが別紙にまとめましたので、ご興味ある方は以下をご覧ください。今回OBの方に話を聞き、生徒たちは、逗子開成の「記憶をつなぐ」ことを意識することになったはずです。このような活動を少しずつ実施していくことができるといいな、と考えています。

詳細な聞き取り内容に興味を持っていただいた方は、

以下をクリックしてください。

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(創立50周年記念祭の貴重なカット『卒業アルバム1954』より転載)

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校史余滴

【松坡文庫研究会の活動】向山黄村と田辺松坡

2023/04/25

松坡文庫研究会代表の袴田潤一先生より原稿をお預かりしました。松坡先生が、漢詩壇での地位を確かにする以前、松坡先生34歳の時のエピソードを紹介していただいております。

相撲の例えが・・・!!是非お楽しみください。

                                             

【松坡文庫研究会の活動】向山黄村と田辺松坡

 向山黄村の詩集『景蘇軒詩鈔』(杉浦梅潭編 明治32年)に黄村が田辺松坡の詩に次韻(同じ韻字を用いて詩を詠むこと)した詩が載録されています。本来は十首ですが、詩集に収められているのは三首。

 向山黄村(むこうやま こうそん 1826~1897 通称は栄五郎)は幕臣で、箱館奉行支配組頭、表御右筆・奥御右筆、外国奉行支配組頭、御目付、外国奉行を歴任した能吏です。駐仏公使として徳川昭武に随行してパリに渡り、ナポレオン3世にも拝謁しています。慶応年間(1865~1868)に将軍徳川慶喜から朝廷に提出された文書の殆どは黄村の手になるものだとされています。維新後は旧主徳川家達に随従して静岡に赴き(「駿府」と呼ばれたこの町を「静岡」と命名したのは黄村です)、静岡学問所頭取として後身の教育に励みました。学問所廃校後、東京に移り、明治11(1878)年、杉浦梅潭・稲津南洋らと共に晩翠吟社を創立し、詩作の余生を送りました。松坡田辺新之助が晩翠吟社に参加したのは明治17(1884)年4月のことでした。

 黄村が松坡の詩に次韻した詩のタイトルは「次韻田邊松坡七月既望追蘇之作十疊(田邊松坡の七月既望の追蘇の作十疊に次韻す)」。松坡が蘇軾(蘇東坡1037~1101)の追善のために、蘇軾に所縁の七月既望の日(蘇軾の代表作である「赤壁賦」は「壬戌秋、七月既望」の句を以て始まります)に詠んだ十首に黄村が次韻したというのです。松坡と黄村との間で計二十首の詩の応酬がなされました。

 二人の詩の応酬(唱和)から長い時を経て、松坡がこの応酬を回顧した文章を書いています。日下部鳴鶴が主宰した大同書会の『書勢』(第6巻第11号 1922.1)に掲載された「追蘇唱和」と題された文章です。それに基づいて、二人の詩の応酬を再現してみましょう。

 松坡の詩は明治28(1895)年の晩翠吟社の詩会、恐らくは9月5日(というのは旧暦での明治28年「七月既望」は新暦で9月4日に当たりますが、晩翠吟社の月例会は毎月5日に開かれていました)、上野桜雲台での詩会で示されました。翌日、黄村から松坡に宛てて、松坡の詩に応えた詩が記された葉書が届いたのです。以後、9月17日まで松坡と黄村の間で十八首、計二十首の詩の応酬が葉書(或いは手紙)によって行われました。また、通例によってそれぞれの詩には短評が加えられており、それを担当したのが杉浦梅潭と田邊蓮舟でした。結局、松坡と黄村の二十首の詩の応酬を梅潭と蓮舟が批評し、最後には依田學海と杉浦梅潭が総評を記すという、何とも贅沢な唱和作品が出来上がったということになります。『書勢』の「追蘇唱和」には全作と短評、総評が記録されています。

 この唱和について松坡は次のように記しています。

 黄村先生は、一生東坡を景仰して、書齋を景蘇軒と稱し、詩書共に坡翁を學ばれたるは世の遍く識るところなるに、之に對して、余が追蘇の唱和を試みしは、四段目の小相撲が横綱に當りしに同じく、殆ど滑稽の觀ある者に似たれども、先生がかくも無名の後進の相手をせられたるは、後生推輓の意厚きに由るものとして、偏に感佩に堪へぬのである。 」

 この唱和がなされた時、横綱「景蘇軒」黄村は70歳、四段目の小相撲松坡は34歳でした。

総評において依田學海は「 黄村は近代の詩傑、固より恠むに足らず、而して松坡君後生を以て、隱として一敵國たり。 」と述べて松坡を高く評価し、梅潭は松坡を蘇軾の高弟の一人である黄庭堅(山谷)に擬えて次のように記しています。

「 黄翁は今の坡公、眞に大敵也、兄は今山谷の地位に立ち、屈せず撓ます、筆鋒鋭利、對仗精工、愈出で愈妙、乃是文壇の一大快戰、彩虹天に彌り、意氣古人に愧ぢす。 」

 この唱和の2年後、明治30(1897)年に黄村が没すると、松坡は梅潭とともに晩翠吟社で詩の添削に当たるようになり、黄村の後を継いで『毎日新聞』漢詩壇(滄海拾珠)の選者となります。嘗ての「四段目の小相撲」が明治漢詩壇における地位を磐石なものにしたのです。

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向山黄村の「次韻田邊松坡七月既望追蘇之作十疊」第一首

『景蘇軒詩鈔』より(『詩集日本漢詩』第18巻所収)

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松坡文庫研究会

中学2年生 OPヨット実習<進水式>

2023/04/20

4月20日、中学2年生OP実習が行われました。

昨年半年かけて自分たちで作ったヨットがいよいよ船出を迎えます。

一足先に海に行ってみると、

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ヨット部が準備をしてくれていました。

朝早くから、ありがとう!

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海洋教育センターに行ってみると荷物を置いて準備をする生徒の姿がありました。

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準備完了!海へ向かいます。

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到着!

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他のクラスの生徒も集まってきました。

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整列完了。

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生徒の司会のもと、進水式が始まります。

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小和田校長のお話。

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学年主任の町田先生のお話。

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代表生徒のお話。

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内田先生のお話。ライフジャケットの着用方法も改めて確認します。

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ヨットを海に運び海に出てからの流れを、実際にヨット部が見せてくれました。

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全員でヨット部にお礼をします。

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そして、各クラスの代表に先生からシャンパンが手渡され、

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自分たちで作ったヨットの前に行き、

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シャンパンをヨットに振りかけ、安全を祈願しました。

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今の中2の生徒たちが中1の10月からつくり完成したヨットがこちらです。

生徒の名前もしっかりと刻まれています。

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それではヨットを組み立てていきましょう!

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組み立て終わり、協力して運びます。

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出艇!

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生徒たちのかっこいい姿をカメラに収めることが出来ました。

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4月18日に本校は120周年を迎えました。

その際に120周年記念グッズとして生徒が作成したタンブラー、砂浜を歩いていると、早速生徒が使っているところを発見しました。

今日の青空と海の色にも溶け込むようなきれいな優しい水色。とても素敵です。

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仲間を見守る生徒たち。

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ヨット実習が終わり、報告をしに本部へ。

みんなで協力して片付けをします。

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重いけど、あとちょっと。がんばれ!

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帰ってくるとシャワー室に向かう前に砂を落としていました。

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海へ戻ってみると、ヨット部が片付けをしてくれていました。

最初の準備から最後の片付けまで、本当にありがとう!

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実際に海に出た生徒に感想を聞いてみると、「天気も良くて気持ちよかった!」「自分たちで作って完成したヨットがきれいに仕上がっていた。」「前よりうまく進むことができた!」と話してくれました。

お疲れ様でした!

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学校学年行事
海洋人間学

創立120周年記念式典

2023/04/18

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2023年4月17日。逗子開成がこの世に誕生してから119年と364日が経過しました。

明日はいよいよ120周年の記念日。記念式典の会場準備も万端、いよいよ明日を待つばかりです。

 

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翌朝。天候に恵まれ、最高の120周年記念日となりそうな予感がします。

   

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会場の様子。たくさんの来賓の方、生徒たちと記念すべき式典を迎えられそうです。

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体育館の外のベンチにはこんな撮影スポットが誕生していました。学校中で全部で9か所あるようです。みんな、制覇できるかな?

 

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体育館の後方を見上げると、プロジェクターが何台もならんでします。何に使うのでしょう・・・。

    

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生徒たちが集まってきました。

 

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発表を控えた120周年プロジェクトの生徒たち。最後のセルフリハーサルをしています。

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いよいよ式がはじまります。司会は高校1年生北島君。教師顔負けの落ち着いた司会ぶりでした。きっとその裏にではたくさんの準備・練習の時間が隠れていることでしょう。

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開幕を彩ったのは和太鼓部の演奏。体育館中の空気を震えさせる迫力の演奏でした。

 

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続いて、校歌の斉唱です。数年ぶりに体育館に生徒たちの歌う校歌がこだましました。

 

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学校長式辞。120年の歴史の重みを感じさせる重厚なスピーチでした。逗子開成の歴史を語る中で「関東大震災」「太平洋戦争」という言葉が出てくるたびに、改めて先輩方が積み重ねてきたものを実感しました。

 

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理事長式辞。今は亡き徳間康快元理事長が「逗子開成を日本一の学校にするんだ」といつもおっしゃっていた、という言葉にはっとさせられました。徳間先生、および先人たちの思いを受け止めて、これからも挑戦を続けていかなければなりません。

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逗子市長の桐ケ谷覚様からご祝辞を賜りました。「逗子市に逗子開成中学校高等学校があるのは市長として、また市民として誇らしいことです」とおっしゃっていただいて身の引き締まる思いがしました。我々も逗子市の一員であることを改めて誇りに感じ、よりより未来を作っていきたいと思います。

 

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続いて神奈川県私立中学高等学校協会理事長の工藤誠一様より、「志を雲より高く持ち」「未来の海へ舟を出す」など逗子開成がこれまで歩んできた軌跡を大切に考えてくださるご祝辞を賜りました。

  

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生徒たち、みな真剣なまなざしで傾聴していました。

  

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ここから120周年プロジェクトの生徒たちの出番です。この日のために1年間かけて活動してきたことを、見事なパワーポイントを駆使して発表してくれました。

まず、気候変動対策チームが、この1年間の活動を発表します。世界にはどんな問題があるのかを調べ、町へ、世界へ、取材を重ね、未来に向けた3つの提言をまとめました。 

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続いて記念グッズ作成チームより発表です。

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お祝いのためにグッズを作っておしまい、とするのではなく、120周年というタイミングを、変化を起こす機会ととらえ、ペットボトルごみを減らすための活動につなげました。「景色を変える」とはまさにこういうことなのかもしれない、と感じました。

 

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あ、LINEのスタンプ!これは入手したい。売上はUNICEFに寄付されるそうです。  

 

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生徒たちからは、同じ仲間たちの熱心な活動ぶりを目の当たりにし、惜しみない拍手が捧げられました。

 

続いて式典ビデオチームより、この日のために時間をかけて作成した映像の発表がありました。 

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世界各地の姉妹校からお祝いのメッセージが届きました。あらためて、逗子開成の世界とのつながりを実感する機会となりました。

 

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ここで会場がどよめきます。一斉にどよめきます。

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ここで歓声があがります。一斉に歓声があがります。

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在校生のインタビューもあり、とても中身が濃い映像作品でした。

 

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スタッフロールが流れる中、生徒たちから自然と拍手が沸き起こりました。 

 

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120周年プロジェクトの生徒たち、一同、礼。この日一番の拍手。なかなか鳴りやまない拍手でした。

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ここで生徒会長の宮山君が登壇します。会場からは歓声が聞こえてきました。「逗子開成は生徒のやりたいを止めない校風。それはきっと120年かけて受け継がれてきた校風です。」という言葉に心を動かされました。「自主自律」「生徒自治」という言葉とともに未来を語る姿に頼もしさを感じました。

  

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いよいよ式典もフィナーレが近づいてきました。吹奏楽部が「開成賛歌・海」を演奏します。

  

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演奏に耳を澄ませていると、次の瞬間、体育館前面に大きく映像が映し出されました。プロジェクションマッピングです。

  

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本校卒業生である宝塚大学の渡邊哲意教授が、本校写真部と協力し、この日のために準備をしてくれました。

 

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吹奏楽部の見事な演奏。迫力満点のプロジェクションマッピング。皆ここが体育館であることを忘れ、この空間に没頭しているようでした。

 

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司会の北島君の閉会の辞とともに、式典が終了。体育館は名残惜しさに包まれました。それだけ素敵な時間を、生徒たちが作ってくれました。

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興奮冷めやらぬ生徒たち。

  

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外では新聞社の取材を受ける姿。

 

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早速記念パネルの前で写真をとる生徒たちもいました。


 

120周年記念式典、いかがでしたでしょうか。我々教師にとっては「学校は生徒たちのものである」という事実を、とても素晴らしい形で再確認する機会となりました。120年、32000人以上の生徒たちが築き上げてきたこの逗子開成中学校・高等学校から、今後も数多くの素晴らしい生徒たちが社会に旅立っていくことを強くねがって結びとさせていただきます。

 

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学校学年行事

2023年度大学合格実績 4月14日 16:00現在

2023/04/14

国公立大学

2023年度2022年度
大学名合格現役合格現役
東京大
東京工業大
一橋大
京都大
北海道大
東北大
大阪大
名古屋大
神戸大
九州大
東京芸術大
横浜国立大
横浜市立大
都留文科大
東京都立大
東京海洋大
東京学芸大
東京外国語大
東京農工大
電気通信大
小樽商科大
国際教養大
筑波大
茨城大
弘前大
秋田大
新潟大
岩手大
山梨大
群馬大
高崎経済大
富山大
富山県立大
千葉大
信州大
福井県立大
埼玉県立大
静岡県立大
静岡大
岐阜薬科大
大阪公立大
岡山大
愛媛大
徳島大
長崎大
鹿児島大
琉球大
その他国公立大
国公立大学合計
7
7
6
5
17
10
2
1
3
2
1
21
2

4
4
2

2
3
1
1
4
1
1
2
1

1

1
2

5
3
1
1

1
1
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2


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7
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6
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9
2
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2
2

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2

4
3
1

2
2
1
1
4
1
1
2


1

1
2

3
2
1
1



1




1


109
9
2
7
3
19
8
1
2



14
4
1
5
3
2
2
3
3


2
1
1
1
1
2

1

2
2
2
3


2
1
1

1
2
1
1

1

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7
2
7
1
18
8
1
2



12
4
1
1
2
1
2
3



2
1

1
1
1

1

2

1
2


1



1
2
1




89

私立大学

2023年度2022年度
大学名合格現役合格現役
早稲田大
慶應義塾大
上智大
国際基督教大
東京理科大
明治大
青山学院大
立教大
中央大
法政大
学習院大
立命館大
同志社大
芝浦工業大
東京都市大
日本大
その他私立大
私立大学合計
84
62
58
3
105
155
35
48
68
52
6
7
1
93
20
57
276
1130
68
54
46
3
85
138
30
40
57
45
3
7

76
13
46
189
900
62
48
30
3
96
96
26
41
46
43
13
6
3
49
19
44
306
931
54
36
25
2
81
80
23
35
35
31
9
4
3
37
14
32
217
718

省庁大学校

2023年度2022年度
大学名合格現役合格現役
防衛大学校
防衛医科大学校
水産大学校
気象大学校
2
4

1
2
2

1
1
2
1
1
1
1

医学部医学科内訳

2023年度2022年度
大学名合格現役合格現役
北海道大
東北大
秋田大
新潟大
筑波大
群馬大
信州大
富山大
千葉大
横浜市立大
徳島大
愛媛大
鹿児島大
防衛医科大学校
慶應義塾大
日本医科大
日本大
聖マリアンナ医科大
昭和大
東邦大
岩手医科大
大阪医科薬科大
帝京大
北里大
順天堂大
藤田医科大
杏林大
東京慈恵会医科大
国際医療福祉大
東海大
東北医科薬科大
関西医科大
その他医学部
医学部合計
1

1
1
2

1


1


1
4
1


3
1
5
2
1
2
2
2
1
3
1
3
8
3


50


1

2




1



2
1


3
1
3
1


1
2

2
1
1
3
1


26
1
1



1
1
1
1
1
1
1

2

2
1
1
3
5
1


2
1



2
5
1
3

38
1
1



1
1
1

1
1
1

1


1
1
2
5



2
1




4
1


26

海外大学

2023年度
大学名合格現役
マーストリヒト大学 1

カテゴリー :
大学合格実績

中学1年生 校内ツアー

2023/04/13

4月11日、中学1年生の担任の先生による校内ツアーがありました。

教室で校舎案内図が配られます。

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靴を履き替え、整列完了。

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教室のすぐ近くにあるのは、第二保健室です。

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続いて中1職員室です。

逗子開成の職員室は、中1職員室、中2職員室、大職員室(中3~高3)と分かれています。

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こちらは図書館です。蔵書数は約4万冊。

本を借りるときは、ルールをしっかり守りましょう。

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理科棟に到着しました。

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1階の左の教室は化学室。

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その上は物理室。

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1階の右側は生物室。

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その上はサイエンスホールです。

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中2になると週4回の理科の授業中、週4回が実験です。

楽しみですね!

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こちらはプールです。

温水プールなので冬以外は使用できます。

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芸術棟。

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入ってすぐの教室は絵画室です。

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その奥は工作室。

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2階に上がると技術室。奥には家庭科室があります。

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教室の中を覗いてみると、先輩たちが裁縫の授業中でした。

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ここはゴミステーションです。

用務員の方がきれいに管理しています。感謝しながら使いましょう。

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左に建物は武道館です。

1階が剣道場、奥には生徒会室。2階には柔道場があります。

右側は体育館です。

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間を進むと、

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クラブハウスがみえてきました。

建物内には中1~高2まで使える自習室があります。

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後ろを振り返ると、グリーンネットがあります。

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体育館。

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道路の向こうに見える建物は、徳間記念ホールです。

映画鑑賞、演奏会、講演会などいろいろなシーンで使われます。

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こちらは研修センターです。

高3専用の自習室があります。

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逗子開成の正門を通り、

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デジタルサイネージです。

部活動や定期テストの成績がここに掲示されます。

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反対側には事務所があります。

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この奥には、校長室と理事長室があります。

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大職員室です。先輩方の進学先を見て、「すごい!」とテンションが上がります。

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先生の指さす方には保健室があります。

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高校生が授業中なので静かに通ります。

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一面人工芝のグラウンド。

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あちらはターフグラウンド。

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進路指導室の赤本の数にテンションが上がります。

この部屋の中にもまだたくさんあるようです。

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音楽室に到着すると音楽の先生に出会えたので話を聞きます。

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階段を下りながら窓の外を見てみると、他のクラスもツアー中でした。

ここから見えるあの建物は、この後向かう、コンピューター棟です。

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その前に食堂へ。

先程のデジタルサイネージの前で食券を毎朝購入できます。

色々な種類があるので迷ってしまいますね。

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コンピューター棟。

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海洋教育センター。

宿泊室もあり、合宿などでも使われます。

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この階段を下りると・・・

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たくさんのヨットがありました!

中1の10月からこの工作室でヨットを作ります。

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渡るときは車に気を付けましょう。

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中2職員室。

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屋上には備蓄庫があり、全校生徒が3日間過ごせる水・食料・毛布などが入っています。

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中学棟に帰って来ました!お疲れ様でした。

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「食堂はもう使っていいんですか?」「お昼は海に行っていいですか?」と、ツアー中も楽しそうな中学1年生。

今日は海までは行きませんでしたが、海岸でお弁当を食べる生徒もたくさんいます。

その中に新中1の姿が加わるのがとても楽しみです。

時間を守って、ルールを守って、逗子開成での生活を楽しんでください!

カテゴリー :
今日の一コマ

新入生歓迎会

2023/04/13
4月10日、体育館では新入生歓迎会が行われました。
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まず初めに、中学生徒会長の児玉君が新入生へ歓迎の意を込めた祝辞を述べてくれました。 「1番わくわくして過ごすことができる、中学生1年生というこの時期を、気張りすぎずリラックスした状態で楽しんでほしい。わからないことや困った時は部活動や委員会などの先輩になんでも聞いてほしい。」 早速、中1の緊張をほぐしてくれるような優しい言葉を送ってくれました。

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そして部活動紹介です。 まずは演劇部。

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学校でUber Eatsを利用し、ピザを注文してしまう生徒の劇を披露してくれました。
舞台には椅子が2脚のみというセットでしたが、まるで逗子開成の教室にいるように感じられるとてもおもしろい劇でした。
学校でUber Eatsは利用できませんが、学校には食堂があるので中学1年生のみなさんもぜひ行ってみてくださいね。

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続いて物理化学部です。 準備をする間、司会である高校生徒会副会長の北島君が中学1年生のみんなに、これから入りたい部活について質問していました。

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「ヨット部に入りたい人!」という質問に多くの手があがりました。

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先程の劇で先生役を演じてくれた演劇部の北島君は「演劇部に入りたい人!」と問いかけますがなかなか手が上がらずがっかりしていました。(笑)
どの部活もそれぞれの良さがありますが、人前で何かをしたり、表現する力が育てられる演劇部もとてもおすすめです。

準備が終わり、物理化学部の部活動紹介が始まります。

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生物を研究したい人は、自然研究班。
薬品を使いたい人は、物理化学班。
工作好きな人は、理科工作班。
ロボットやレゴブロックが好きな人は、ロボットコンテスト班。
物理化学部と一言で言っても色々な活動ができるのですね。

この歓迎会では、片栗粉を水で溶いたものを用意し、目の前で実験をしてくれました。

「この液体を触って見たい人!」という質問にいろいろなところから元気な返事があがります。 
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実際に触った生徒からは「思ったよりどろどろしている。」「気持ちいい!」という感想が出ました。

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この液体を風船に入れたものと、空気で膨らませた風船、水を入れた風船、3つの風船をそれぞれ地面に落とすとどうなるのか?この液体をハンマーで叩くとどうなるか?

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最後にパワポを使った解説もしてくれて、とても興味が湧く部活動紹介でした。

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最後に新入生代表の挨拶の後、生徒会誌『潮風』が中学1年生の各クラス代表に渡されました。

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中学2・3年生の拍手とともに中学1年生は退場です。

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入学したばかりで慣れない環境に不安や緊張もあると思いますが、色々な人との出会いを大切にしながら、この逗子開成でたくさんのことを経験し、楽しい学校生活を過ごしてください!

カテゴリー :
学校学年行事
生徒会・委員会活動

オープンキャンパス申し込みについてのご案内

2023/04/10

 2023年5月20日(土)に実施するオープンキャンパスですが、予想を大きく上回る申し込みをいただいており、大変うれしく思っております。ご来場いただいた方にお楽しみいただけるように、例年以上の規模で準備を進めております。

 そんな中、誠に残念ではありますが、安全面を考え、受け入れ上限を設けることとなりました。今後、申し込み者数が一定数に達した時点で、申込み受付を停止させていただくことになります。急な変更でご迷惑をおかけいたしますが、なにとぞご理解ご協力を賜りますようお願い申し上げます。

カテゴリー :
説明会・公開行事情報

難関大学講演会

2023/04/08

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4月8日(土)8時30分、受験を終えたばかりの先輩の話をきくために、徳間記念ホールは新しく高3になった生徒たちで埋め尽くされました。難関大学講演会です。

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会がはじまるまでのスキマ時間も無駄にしない新高3たち。この後の講演会で「スキマ時間を有効利用しよう」という話も出ましたが、すでに実践できているのですね。

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そんな気迫あふれる高3たちの時間を大切に考える卒業生の先輩たち、入念な準備をしてこの日を迎えてくれました。

 

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国立文系を代表してY君。実際の参考書名を挙げながら、具体的な勉強の中身についてたくさん話をしてくれました。同じ大学を目指す生徒たちにこれ以上のないアドバイスとなったことでしょう。

 

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私立文系を代表してO君。メンタル的に落ち込んだ時期の話をしっかりしてくれたことで、この先助けられる高3生がたくさんいることでしょう。

 

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国立理系を代表してS君。仲間とともに真剣にがんばった時間の尊さが話のはしばしから伝わってきました。

 

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私立理系を代表してM君が話をしてくれました。成績下位からの第1志望合格を支えてくれたのは、担任の先生の「Mは伝説つくるよ」という言葉だった、というエピソードが印象的でした。

 

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生徒たちもメモを取りながら真剣に聞き入ります。

 

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メモを写真でとらせてもらいました。話の中身の濃さも、高3生の真剣さも伝わってきます。

 

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印象に残ったフレーズをここにいくつか記載します。

・自分を信じるのは案外難しい。目の前の問題を、信じる

・受験当日、受かろうと思うと過度に緊張してしまう。自分の全力を出すことだけを目的にする

・こんなにやる必要があるのかという気持ちになったときには「合格の確度を上げていく」と考える

・塾などの何かを妄信してしまうと、考える機会を奪われてしまう

・併願校選びは、過去問を解きながら「解いていて楽しいと思えるか」も判断材料のひとつにした

・私文は楽な道ではない。教科を絞ることで不安定な受験につながる。その不安定を少しでも安定に近づけるために、5教科すべて勉強している人以上に勉強する、私文とはそういう選択。

・自信は大切。自分ならできるという気持ちがないと、さぼってしまうから。

 

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質疑応答の時間には勉強スケジュールや息抜きについての話題が出て盛り上がりました。

 

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会の最後に、後輩のために力を尽くしてくれた先輩たちに惜しみない拍手が注がれました。

 

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解散の後もロビーに残ってくれていた卒業生に、いろんな生徒が質問をしていました。

 

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「伝説つくるよ」エピソードの二人。

 

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卒業生の皆、今日は本当にありがとうございました!

カテゴリー :
進学指導情報

4月15日(土)土曜見学会 申込受付中

2023/04/08

2023年4月15日(土)土曜見学会のお知らせです。

土曜日の学校の様子を見てみませんか?

グループに分かれて教員がご案内します。

 

現在どの学年でもお申し込みができます。

お申込み、および詳細の確認はこちら(イベント申し込みサイト)からお願いします。

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カテゴリー :
説明会・公開行事情報

入学式

2023/04/07

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待ちに待った入学式。新中学1年生たちを待ってくれていたかのように、桜ががんばって散らずにいてくれました。

 

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目に飛び込んできた「最後尾」という看板を持った高校生

 

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写真撮影サービスをしてくれる写真部の生徒たちでした。

 

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行列ができる大人気のイベントになっていました。

 

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体育館から聞こえてくる音楽、吹奏楽部が最後の調整をしているところでした。こういう大切な日も在校生の活躍に支えられています。

 

中1棟をのぞいてみると、いろとりどりの装飾が施されていました。

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こちらの装飾は、旧中1B組の生徒たちからのメッセージです。中1最後の日に、入学してくる新1年生のために書いてくれたんですね。心が温まりました。

 

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小学校の先生からのメッセージもたくさん届いていました。この中に自分の担任の先生がいたらうれしいだろうなあ。

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写真撮影を終え、保護者の方は体育館へ、生徒たちは教室へ。

 

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リハーサルを終えた吹奏楽部のメンバーたち。教室に向かう新中学1年生をリラックスさせてくれたりもして頼れる存在でした。

 

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保護者の方の着席が完了し、生徒の入場を待ちます。

  

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いよいよ生徒たちが会場へと向かいます。

 

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体育館への小道を整然と歩く新入生たち

  

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体育館前に到着しました。

 

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いよいよ入場です。

 

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大きな拍手につつまれながら胸をはって前に進みます。

  

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入場完了!

 

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入学式、スタートです。

 

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開成マーチの演奏。吹奏楽部、いつもながら見事な演奏です。

 

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迫力満点の演奏が体育館中にこだまします。

 

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続いて校歌斉唱です。

 

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歌詞をみながらはじめての校歌を味わいます。

 

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学校長式辞「逗子開成はいろんなタイプの人が自分でいられる学校です。皆の先輩たちがそういう環境を築いてくれました。互いに異なる自分たちをおもいあえる、そういう環境を大切に過ごしてください。一方で変わるチャンスでもあります。なりたい自分を意識して、過去の経験をもとに、今の自分を見つめ、なりたい自分に近づけるようにいろんなことを学んでほしい。チャレンジしてほしい。たくさんの知識や考え方に積極的に触れ、自分の世界を広げること、それを勉強と呼びます。よい6年間が過ごせるよう、応援しています。」と新入生に語りかけました。

 

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理事長祝辞。自らが卒業生として学んだ逗子開成で得たもの、恩師・友人との出会いについて、そして高い志と目標を持ちそれに向けて努力することの大切さを新入生に伝えてくれました。

 

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PTA会長祝辞。失敗をおそれずにチャレンジする、好きな世界にどんどん飛び込んでいく、自分が選んだものを自ら正解にできるように生きる、それらの大切さを言葉にしてくれました。

 

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2022年度生徒会長の林田君より歓迎の言葉。ヨット帆走、林間学校、体育祭、開成祭、海外研修など学校生活について具体的に話してくれる中で、6年間の学校生活のイメージがぐっと広がった新入生もたくさんいたことでしょう。「友達100人できるかな?なんていうけど、100人なんてものじゃないですよ、この学校は」というユーモアあふれるスピーチに会場があたたかさに包まれました。

 

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続いて中1学年会の先生の紹介がありました。本校は中学校1年生の職員室を別に作っています。この先生たちが、いつも君たちのそばにいるからね。

 

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生徒退場。みんな堂々と歩く姿に頼もしさを感じました。

 

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教室に戻るとHRです。それぞれの先生が、大事にしていること、大事にしてほしいことを語りかけていました。

 

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HRが終わると、保護者の方と再会するために体育館に向かいます。

 

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体育館横で親子の再会を果たし、写真撮影をしつつ、家路に向かいました。

 


 

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入学式の朝、行きかう保護者の皆様にご挨拶すると、皆さん一様に素敵な笑顔を浮かべてくださいました。その笑顔を見ながら、これまでどれだけ大切にご子息を育ててこられただろうかと想像して、思わず目頭が熱くなってしまいました。

 

ご家族にとっての宝物。そして社会にとっての宝物。そんな素敵な宝物たちを、我々教職員、保護者の皆様、そして生徒同士、みんなで大切に育てていきたい、と改めてそう思った一日でした。

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学校学年行事

2023年度、最初の一日

2023/04/06

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4月6日、待ちに待った新年度がはじまりました。入学式を控えた新中1・新高1以外の学年は今日が新年度最初の登校日となります。

 

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桜が散らずに頑張る中、みんないきいきとした表情で登校してきました。

  

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久しぶりに会えた友達と話に花が咲いたことでしょう。

   

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グラウンドからは活気のある声。中学野球部の朝練です。

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体育館で始業式が行われました。

  

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校歌斉唱。吹奏楽部の演奏のおかげで厳かな雰囲気の中で式が進みます。

 

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小和田亜土新校長は「先が見えない世界の中で、自分たちが世界を作っていくんだ、という気持ちで生きていってほしい」と力強く語りかけました。「情報過多の時代においてノリで共感や反感をするのではなく、自分で立ち止まって考え、自分自身で判断できる人になってほしい。」「目標を立てて、なりたい自分と今の自分を重ねながら、やるべきことを具体的なレベルに落としこんで実行できる人になってほしい。」といった話も多くの生徒たちの心に届いたことでしょう。

 

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新しく逗子開成で教鞭をふるってくれる先生方からのご挨拶。その後各部署からお話もありましたが、生徒たちはうなづいたり盛り上がったり、非常に良い雰囲気での始業式となりました。

 

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吹奏楽部の皆、いつもありがとう!

 

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さて、始業式が終わって新しい学年の教室に向かう彼らが持っている赤いもの、なんだかわかりますか?

 

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これは、ライフジャケット(兼防災頭巾)です。

  

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逗子開成ではすべての生徒が「自分のライフジャケット」を持っています。学年があがるごとに、それを自分の教室へと移動します。

 

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年1回あるこのタイミングが、「人は自然と共にある」という事実を、より深く、そして直感的に感じられる機会になっていればなあ、と願っています。

 

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桜舞い散る中、家路につく生徒、部活に向かう生徒。なんとか明日の入学式まで桜が残ってくれますように。

 


 

さあ、新年度の開幕です。ここから1年間、彼らをどんなドラマが待ち受けてるのか、いまから楽しみです。今年度も引き続き、応援よろしくお願いします。

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