2016年11月 - 逗子開成ニュース

高1総合学習 「デザイン思考」

2016/11/30

高校1年生の総合学習の時間で、約1カ月にわたり「デザイン思考」の授業を行いました。

 

「楽しく健康になるために」というコンセプトのもと、生徒たちがそのコンセプトにかなう商品開発を行うというもので、外部講師の方についてもらいながら、「デザイン思考」とはなんなのか、商品開発を行う上で注目すべきポイントなどを学び、各クラスで話しあいました。

 

そして1128日(月)、クラスの代表による全体発表会が体育館で行われました。

 

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各クラス、動画をつくったり実際に実寸大の商品をつくったりと、その商品の魅力を伝えるための創意工夫をしていました。

実際に企業の方をお招きし、講評を頂くこともできました。

 

「もっと時間があれば...」、「どの世代にニーズを求めるかもう少し考えたかった」

 

など、時間がない中での発表だったために、生徒たちも商品開発のために必要なことの大変さをしみじみと感じたようです。

 

今後、社会に出ていく上で、課題の解決に必要な視点、物事を人に伝えるための工夫など、大切なことを学べる機会となりました。

 

 

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学習活動

高1総合学習 卒業生による進路講演会

2016/11/24

11月21日(月)、総合学習の時間を使って、高校1年生対象の進路講演会が行われました。

高校1年生は、ちょうどこの時期、文理分けの選択の時期です。

悩んでいる生徒たちもいる中、すでに文理分け、大学受験を経験し、大学生として活躍している卒業生が学校にかけつけ、自身の体験や今後のことを話してくれました。

文理分けを考えるにむけて、これからの学校生活のこと、もちろん、学習面に対しても「こういう勉強の取り組み方がいい」といった具体的な話などもでて、生徒たちは

真剣なまなざしで卒業生をみていました。

その日の総合学習のコメントを見てみると...

「勉強のモチベーションがあがった!」

「自分なりの勉強方法をみにつけておくべきだと感じた!」

など、同じ学校の卒業生だからこそ生徒たち自身が身に染みて感じることが多かったようです。

卒業生のみなさん、ありがとうございました。

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学校学年行事

2016年度中学マラソン大会

2016/11/22

11月16日(水)中学校マラソン大会がShonan BMW スタジアム平塚(陸上競技場)で行われました。当日の天候は曇り、気温は16度と多少肌寒い環境でしたが、走るコンディションとしては絶好だったかと思います。

走った距離は全学年、3.4㎞です。体育の授業で1か月ほど持久走を行い、大会に臨みました。

先陣を切るのは中学2年生。号砲が鳴るとともに、快調に走りだしていきました。中2の大会記録は10分52秒2です。結果は...

優勝 D組 太田 修太郎(陸上部)11分21秒0  2連覇達成!
準優勝 A組 糸原 佑紀(野球部)11分30秒0
第3位 C組 中井 悠太(野球部)11分38秒6
クラス優勝 C組

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続いて中学1年生のスタートです。大会記録は11分26秒4です。初めてのマラソン大会、結果やいかに...

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優勝 G組 松永 卓也(陸上部)11分44秒1
準優勝 C組 増永 峰土(陸上部)11分50秒0
第3位 H組 晴山 怜朗(バドミントン部)12分22秒4
クラス優勝 G組

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最後に中学3年生のスタートです。大会記録は10分39秒4です。中学校生活最後のマラソン大会。悔いなく走り切ってくれることを願って...

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優勝 A組 山田 瑛紳(陸上部)11分04秒9
準優勝 A組 中塚 颯人(サッカー部)11分05秒05
第3位 G組 寺島 俊結(水泳部)11分08秒3
クラス優勝 G組

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惜しくも大会記録の更新はなりませんでしたが、3学年ともに大接戦となった今大会。どの学年も見応えあるレースを見せてくれました。各学年の平均タイムをみてみると、


中学1年 16分13秒
中学2年 15分06秒
中学3年 14分52秒

です。学年が上がるごとに確実に体力がついているのがわかります。来年度はどんな結果になるのか...。とても楽しみです。走った生徒の皆さん、お疲れ様でした。来年も頑張りましょう。

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学校学年行事

映画「ブリッジ・オブ・スパイ」鑑賞文

2016/11/21

9月26日に中3・高1の生徒が鑑賞しました。米ソ冷戦時代に実際に行われた、スパイ交換をめぐる驚愕の実話です。監督はS.スピルバーグ。主演はトム・ハンクスです。


【注意】鑑賞文は時に映画の重要な内容や結末に触れる場合がありますので、お気を付け下さい。
 

高1 O君

 僕はこの映画を見て、とても興味深く感じた。なぜなら、鑑賞している人を引き込ませ、考えさせる為の工夫がたくさん仕掛けられていたからだ。

 まず、この映画の展開の速さには驚きである。最初は主人公であるジム・ドノヴァンが弁護士として、ソ連スパイを死刑から減刑、そして無罪にまでさせる為に戦うはずが、裁判は早々に終わり、米ソ間での捕虜スパイの交換を交渉するという壮大なストーリーに発展して、鑑賞者は気を抜いていると置いていかれそうな勢いである。そして早いだけでなく、スパイ交換のシーンなどの緊張する場面では逆にゆっくりと進み、見ている側をドキドキさせるのである。

 次に我々が引き込まれる要素は、所々に出てくる、ある2者間での対比だ。1つ目として上げられるのは、アメリカの中での平和と当時ソ連側にあった国々の荒廃した姿の対比である。数あるそのような対比の中で一番印象に残ったのは、"壁"のシーンである。ドノヴァンは、東独と米にて列車に乗り、その中から壁を乗り越えようとする人々の姿を見る。一方は、必死になって越えようとして軍隊によって射殺され、もう一方は無邪気に遊びながら壁を越える子供の姿であった。この描写はとても平和の大切さを訴えかけてくる。もう一つの対比として忘れてはいけないのが、アメリカとソビエトの対比である。両国は経済主義のみで比較されるのではなく、国内情勢や治安などのあらゆる面で対照的であった。基本的には、アメリカが良く見えて、ソビエト連邦が悪く見えてしまう。ただここで忘れてはならないのが、この映画がアメリカの映画ということである。つまり、少なからずとも誇張等が存在するのである。僕はこの映画だけで、冷戦を判断せず、ソ連側の目線からも見たいと思う。

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シネマ情報

高3理系生物選択者対象 約2時間半の実験!

2016/11/18

高3理系生物選択者対象でDNA電気泳動の実験を行いました。これはバイオテクノロジーの基礎となるもので、DNA鑑定などにも使われるものです。
時間は約2時間半!なぜこれだけ長い時間の実験をできるのかというと、本校には「特習」という、放課後を利用して行う(希望者対象の)授業があるからなのです。
マイクロピペットを使って、制限酵素などの様々な試薬を入れて行うのですが、入れる順番や種類も様々なので結構大変・・・!でも生徒達は楽しみながらバイオ実験が出来ていました。

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学習活動

全日本高校模擬国連大会報告

2016/11/17

111213の2日間、国連大学にて全日本高校模擬国連大会が開催され、本校からも満を持して高1の2名が出場しました。

全日本だけあって、気持ちのいい緊迫感があり、出場者の紳士的な態度に感銘を受けました。2日間の限られた時間の中で、模擬国連の最大の目標である意思統一に向けて各出場者はそれぞれの役割を存分に果たしていました。終了後爽やかに議場を後にする彼らは、もはや高校生には見えず、すっかり一人前の各国大使の顔をしていました。本当にお疲れ様でした。

会議に際して模擬国連を日本に普及させた方より『ここにいる特に賢い皆さんには、この模擬国連のお土産として、「感謝する心」「謙虚さ」「奉仕の念」を持って帰って欲しい』。とメッセージを寄せられていたのも印象的でした。逗子開成代表は、来年も頑張ります!

 

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国際交流報告

熊本地震義援金にご協力いただきありがとうございました

2016/11/15

開成祭の二日間で、開成祭募金係24名で集めさせていただいた 「227,947円」を

熊本地震義援金として、お届けいたしましたことご報告いたします。

ご協力いただきました皆様方ありがとうございました。

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開成祭

中2理科体験実習にて国立科学博物館へ

2016/11/14

11月2日(水)、中学2年生は理科体験実習で東京上野の国立科学博物館を訪れました。

夏休みに班ごとに自由に課題を設定し、今回はその課題を解決するために科博を訪れたのでした。当日は、9時に現地集合するところからスタート。昼食の予定を含む行程計画も班ごとに決定してのぞみました。自分たちの課題を解決するためにじっくり見学し、15時過ぎの解散時間までに時間が足りない班もありました。

ある班は『宇宙』というキーワードから、ブラックホールやビッグバンについてや「宇宙の成り立ちについて調べる」といった課題を設定しました。地球館をくまなく見学して調査したようですが、果たしてどんな成果物が提出されるのでしょうか?『元素』というキーワードから連想された様々な言葉をもとに、「元素は割れるのか」といった研究課題を設定した班もありました。「かはくナビ」を活用して、よく調べていたようですが・・・。
様々な班が、さまざまなキーワードからいろんな課題を作り出し、自分たちで解決する。きっと今回の国立科学博物館だけでは、解決に至らない課題もあることでしょう。それをどのように調べていくのか、中学2年生の底知れぬパワーに期待です。

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学校学年行事

11月の土曜・水曜見学会ご予約受付中

2016/11/11

11月12日土曜見学会、11月16日水曜見学会ともにご予約受付中です。
定員は土曜150名、水曜100名です。
お申込みはインターネットよりお願いします。

https://mirai-compass.net/usr/zkaiseij/event/evtIndex.jsf


今週末の土曜見学会は、本校の「土曜講座の日」に開催します。

土曜講座とは、平日の授業とは趣きを変え、生徒たちに趣味や考え方の幅を広げてもらうための講座です。講座数は年間100を超え、講師は本校教員だけでなく、保護者の方や外部の専門家、また卒業生が担当します。生徒が自分の興味関心や計画と照らし合わせ自由に講座を選択しています。

11月12日(土)に開かれる講座(在校生向け)をご案内します。

・映画技術講座Ⅱ撮影機材の使い方   
・茶道入門~目指せ男子茶道~     
・マウス解剖                  
・物理実験モンキーハンティング      
・水ロケット                   
・犬と触れ合おう              
・大人は知らない税金教室        
・英語で新聞を読む  
・金融ってなんだろう(金利編)       
・ウルトラ警備隊はレーザでバルタン星人を倒せるか?Ⅱ-②    


う~ん。タイトルを見ただけでうずうずしてきますね。

校内見学の際にタイミングが合えばご覧いただけます。

また、各クラブも活動中です。生徒への直撃インタビューも予定しており、制服姿ではないいきいきとした彼らの様子をご覧いただけると思います。おいしい学生食堂もオープンしておりますので、見学会後はごゆっくりお寛ぎください。 

なお、来週11月16日は今年度最終の水曜見学会となります。
中学1年生の授業風景ご紹介や学校の平日の様子を感じていただける最後の機会となります。
どうぞお申込みください。

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説明会・公開行事情報

中2海洋学特別講義「海が作った逗子の地形」

2016/11/11

11月9日(水)7・8時間目、中学2年生全生徒を対象にした海洋学特別講義が

行われました。今回は、東京大学海洋アライアンス茅根創先生による

「海が作った逗子の地形」というタイトルでした。

先生は理学系研究科 地球惑星科学専攻 地球惑星環境学科に所属されています。

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一万年、一千年という二つのスケールから逗子の地形についてお話をしていただきま

した。長い時間のスケールのお話では、相模湾がどのようにできたのか、という点から

お話をスタートされていました。日本に三つある深海湾の一つが相模湾であることやプ

レートテクトニクスについて分かりやすくお話していただきました。分かりやすいという点

ではさらに、両手を使ってプレートのはねあがりを再現。
「右手の中指をたてて伊豆半島とすると、おしだされて丹沢山地が隆起する」など、

スライドに映しだされた両手を再現しました。

会場後ろからながめていると、確認している生徒達の姿はほほえましくうつりました。

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また、短い時間のスケールのお話では、身近な土地である「逗子」だからこそ、
生徒にとってもより一層分かりやすく拝聴できたようです。

日頃乗り降りするJR逗子駅や京急新逗子駅のあたりはどんな地形で、どのように利

用されていたのか。田越川は周辺の地形にどのような影響を与えたのか。などなど
先生作成のイラストや古地図を活用されながら、矢継ぎ早に語られました。

学校正門から海洋センターまでの道という、生徒達にとってはいつも見慣れた風景も、
「「1m」くらい高くなっている」というお話に「へえ~」と声をもらす生徒もいたようです。

砂州や砂丘と低地の違いについてもお話しいただき、学校が逗子駅や新逗子駅の低

地よりも高いところにあることも確認されていました。また、大正関東地震や相模トラフ

地震についてもお話いただきました。

講演終了後には質問を受け付けていただきましたが、
内容に関する質問とあわせて「どこで学ぶことができますか?」という質問も。

日頃の学びが、大学で学ぶ学問とどのように関わり、どのような形で現実の社会に活

かされているのか、考える良い機会となりました。

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海洋人間学

高校2年生 総合学習 研究旅行学年発表会

2016/11/09

高校2年生は総合学習の集大成として、6月に5コース選択制の研究旅行に行ってきました。その事後学習のまとめとして、それぞれの研究内容をコースごとに発表を行い、さらに代表班が学年発表に臨みました。


逗子開成の研究旅行は、修学旅行とは異なり、探究したいテーマを定め事前学習に取り組み、現地での体験を経て問題意識を深める、問題を解決をするといった経験に繋げていきます。

それぞれ代表班のテーマは以下の通り。

マレーシアコース
『マレーシアの建築物』
『日本企業のマレーシア進出』

ベトナムコース
『ベトナムと築く明るい未来』
『VR』

北海道コース
『アイヌの文化について』
『北海道の気候について』

沖縄コース
『沖縄あの世学』
『首里城入門~門から考える首里城とは~』

韓国コース
『韓国の衣食住』
『韓国の近代芸能』

現地で手に入れた資料や写真、体験した感想、客観的なデータなどを駆使し、自分たちなりの論を展開します。
発表資料のパワーポイントにも工夫を凝らし、非常に興味深い内容となりました。

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学習活動

高校2年生進路講演会

2016/11/08

高校2年生を対象に進路講演会が開催されました。世界で活躍される2人の講師の先生のお話を通じ、大学で学びたい学問、その先にある仕事について考えを深めることができました。

講師はお二人。

NEC主席研究員 音響信号処理技術の第一人者 

杉山昭彦先生と

慶応義塾大学環境情報学部准教授 政策・メディア研究科委員 

長谷部葉子先生です。

杉山先生は世界に先駆けて革新的な技術を生み出し、オーディオプレイヤーやコミュニケーションロボットの開発をされてきた方です。
生徒はもちろん全世界の人が映像や音楽を楽しむ際に利用している、『MPEG』というデータの保存圧縮技術を生み出したのも杉山先生です。

開発した技術の性能や成果をお話しいただきました。スマートフォン、オーディオプレイヤーなど、我々に身近なものが多く、驚かされるばかりでした。
そして技術の開発だけでなく、その技術を世界標準化する活動も先生自身が行っているということでした。どんなに素晴らしい技術でも、それを世界にアピールしなければ製品として使われないそうです。大きな会議の場で自分の意見を押し通すのであれば、日本人的な感覚ではなく、自分の意見のしっかりと主張し、周りと良い関係を築いていかなければならない。つまり技術開発の分野でも、世界で通用するコミュニケーション力が必要であるとおっしゃっていました。

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そして最後には『好きこそものの上手なれ』という言葉は印象的でした。
先生は世界で認められている技術を数々と生み出しているにも関わらず、まだまだ研究を続けているそうです。


続いて、長谷部葉子先生です。先生の研究分野は異文化・異言語コミュニケーションです。今回は『コンゴ民主共和国ACADEX小学校プロジェクト』についてお話しいただきました。

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まず、コンゴに貧困はあるのか?という問いかけがありました。コンゴの人たちは自身を貧困とは思っていない。日本が一方通行の支援をするのではなく、相互支援の関係を築くことが大切であるということをお話しされていました。その具体的な活動として、小学校建設・運営プロジェクトを行っているそうです。

先生の研究室では教育分野を担当し、大学生とコンゴの子どもたちが笑顔で授業をしている様子が印象的でした。他にも理系の学生が学校の建設を担当し、医学看護の学生が医療分野を担当し一つの学校を作っていく活動です。

https://www.youtube.com/watch?v=dn3xPw34_gM

年がさほど変わらない大学生の姿が高校生の皆さんにどう映ったのでしょうか。


次は皆さんが世界で活躍する番です。

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学習活動

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