関東甲信は統計開始以降もっとも早い梅雨明けという事で、厳しい暑さが続いていますね。そんな中、中学1年生の教室では更に熱く、ビブリオバトルが繰り広げられていました。
発表者は自分の好きな本を一冊選んで紹介します。その後、発表者に質問をしていくという流れです。
あらすじ、その本を読むきっかけ、おすすめポイントなど、3分間という発表時間の中でいかに本の魅力を伝えられるか。各々工夫しながら発表します。
3分間という短い時間内では収まらない程、本について熱心に語る生徒。あらすじから順番に皆に分かりやすく発表する生徒。聞き手に問いかけながら発表を進める生徒。
個性溢れる様々な発表で、工夫や本に対する思いがとても感じられました。
最後にその日のビブリオチャンピオンを決めます。発表者が前に出て後ろを向き、みんな伏せてドキドキの投票タイムです。
ビブリオバトルでは、
・本を魅力的に紹介するための表現力が磨かれる。
・「紹介する」という視点から意識的に読むことができる。
・人前で発言する練習になる。
など、生徒の成長に大きく繋がります。しかしそれだけではなく、
・新たな本に出会える。
・自分の「好き」を共有できる。
・みんなの感性を感じることができる。
という様に、発表者も聞く側も楽しみながら学習できました。
「人を通して本を知る。本を通して人を知る。」
素晴らしいビブリオバトルでした！
