本日土曜講座「映像を世界に発信しよう①」が実施されました。この講座は、映像制作に携わっている企業の方を講師役にお招きして、映像制作の基本を学びつつ、制作の楽しさを生徒たちに体験してもらおうと企画されたものです。中1~高2まで57名もの生徒!が参加しました。
講師の先生からまずは講義。
実際の機材等もご持参いただき、映像制作の流れを簡単にレクチャー。


「プロデューサー、カメラ、助手、編集 これ以外にはどんな仕事があるかな?」
「音響、照明、ヘアメイク、スタイリスト・・・」
「君たちにも今日撮影してもらう際、スタイリストなどの役割はないけれど、「制服でているよ」「それは校則違反だよ」など声かけしようね」
とアットホームなかたちで授業をすすめていただきました。
そしてすぐに課題が提示されました。
今回の課題は「1代目逗子開成ブラザーズ」結成・・・?
それは、3代目J Soul BrothersのR.Y.U.S.E.I.の曲にあわせながら、学内撮影を行い、学校紹介ビデオにしたてあげてしまおう、というものでした。生徒たちに与えられた撮影時間はたったの1時間!!。3チームに分かれて、3カット撮影。中1~高2までの混成チーム。初対面の子がほとんどです。
課題提示後すぐに、各グループ行動です。
限られた条件、時間だからこそ意見も活発にでてきます。ディレクターやカメラマンはあせりつつ、声を張り上げつつ、各場所で一生懸命撮影していました。
正門前あたりで撮影していたチームでは、助手の役回りをしている子が、しっかりと通行人の方や通行車をチェックする係りを担っていました。下級生が率直に意見を述べているケースも。課題に対してそれぞれのチームで動いていました。

なお、ディレクターにはディレクター用の椅子が渡されていましたが・・・
座る暇もなかったかな?

ただ、一様に楽しそうでした。
最後は、浜辺に集合し一列に並び、全員でランニングマン。
海岸に遊びに来られていた方からみたら不審な団体だったかと思いますが、みな真剣に取り組んでくれていました。
とても格好良かったです!!

撮影終了後、再び海洋センターに戻り、講師の方から編集の方法を学びました。
具体的に自分たちの撮影した映像が何カットかはいるだけで、歓声があがっていました。
講義終了後には、反省会も。チームごとに反省点をまとめ、代表が発表です。
「段取りができなかった」
「日常風景をとろうとしすぎて、逆にそれが非日常風景になってしまった」
「半日の講座ではなく、1日にして欲しい」
「ディレクターとしてうまくまとめることができなかった」
「2代目はいつですか?」
などなど。
講師の方からは、「たった一時間でこれだけのことをまとめられたことを誇ろう」とまとめていただきました。
見学した教員の立場からみてもよく即興で、たった一時間でこれだけのもの(ランニングマン含め)をまとめられたなあ、と生徒たちの順応性の高さに改めて驚きました!!


とりあえず、映像がまとまりましたら、是非、タイトル通り「世界に発信」できるよう、著作権等の問題をクリアにした上で、何らかのかたちで情報発信したいと考えています。「一代目逗子開成Brothers」にご期待ください!?