2013年3月 - 逗子開成ニュース

2013年4月 制服リニューアル決定! 中高統一デザインへ!!

2013/03/31

 創立110周年を迎える2013年4月より、逗子開成の制服が新しくなります。

 

 1986年に中学校を再開するにあたり、それまでのいわゆる学ランだった制服を、中学生は紺のジャンパー型のジャケット・グレーのスラックスに、高校生は紺のブレザー・グレーのスラックスに変更しました。中学生のジャンパー型の制服はとても特徴的で、海洋教育を教育の柱の一つとする逗子開成らしいデザインといえるものでした。

 

 今年は2003年に高校募集を止めて完全に中高一貫校となって10年。そして、創立110周年。

 節目となる2013年に、それまで分けていた中学と高校の制服を、高校生のブレザーに統一することにしました。

 

 その基本コンセプトは、" スマート&アクティブ " 

 

HP制服紹介1.jpg

 

 ブレザーとスラックスの基本的なデザインと色には変更はありませんが、常に新しいことにチャレンジし続ける逗子開成らしさと明るく伸び伸びした生徒の活動をサポートする素材とデザインにしました。

 

 上着のブレザーはサイドを絞りスマートなラインとし、スラックスはこれまでのツータックからワンタックに、色も少し濃いグレーになりました。これにより、よりスタイリッシュなデザインとなりました。

 生地の素材は撥水加工を施し、ウール・ポリエステルの混紡によりウォッシャブルとなりました。ワイシャツもUVカットや透け防止も施してあります。もちろん胸には「ペンと剣に桜の花」の逗子開成の校章の刺繍入りです。ワイシャツの色はこれまで通り中学生は青、高校生は白と区別されます。

 さらに、公式ネクタイを制定しました。ラインの色で中高を区別します。

 

HP制服紹介2.jpg

 新しい制服のプロモーションビデオを制作しました。

 校内をアクティブに動き、仲間たちの放課後の活動を巡る3人を追いかけます。エンディングは夕日に染まる逗子海岸へ!

 下のリンク先よりご覧ください。

 

 プロモーションビデオはこちら

 

 

 2013年4月の入学生からこの制服の着用を始めます。在校生はこれまでのジャンパー型を引き続き着用しますが、成長などに伴い買い替えをするときは、新しい制服に切り替えます。

 

 

カテゴリー :
110周年トピックス

中1スピーチコンテスト

2013/03/25

3月15日(金)5~7校時を利用し、スピーチコンテストが実施されました。スピーチコンテストは総合学習(人間学)の授業の集大成と位置づけられています。中学1年では自分の意見や考えを客観的な視点で述べる練習してきました。1月頃から1分間で『自分の好きなもの・こと』について利点・欠点を述べながら伝えるという練習を各クラスで行ってきました。そして、『自分が伝えたいこと』というテーマで3分間スピーチを発表してもらい、クラス内で各クラス代表を2名選出してもらいました。

選ばれた代表の生徒の中には、好きなものや部活動についてスピーチした生徒もいれば、社会問題や日頃生活している中で感じたことをスピーチした生徒もいました。いずれの発表においてもよく調べ、それぞれの視点で生き生きと表現してくれました。最近の流行語「いつやるか?今でしょ!」を用いたり、身ぶり手ぶりで表現したいことを強調するなど聴衆の関心や興味を引きつける工夫が多くみられました。
DSC_0522r.jpg

高橋校長先生の講評にもありましたが、大切なことは話す内容であり、何を訴えたいのかという点です。代表に選ばれなかった人もそれぞれに自分の独自の視点でスピーチをしてくれました。それぞれ異なった関心・興味を持ち、それぞれに異なった意見を持っているということは非常に大切ですね。自分が他の人とは違うことをぜひ大切にしてほしいと思います。

 

カテゴリー :
学校学年行事
学習活動

合格者報告会

2013/03/23

3月22日(金)
 
合格者報告会

IMGP4869.JPG
 
今年の3月に卒業したばかりの卒業生を呼んで高1高2対象の「合格者報告会」が行われました。
最初に話したA君は一橋大学 法学部 法律学科に進学が決まっています。
「サッカー部の部長として高3の夏までサッカーを続けていた為、本格的に勉強を始めたのは引退してからだが、自分より学力の高い友人と共に勉強をして意識を高めていった。大学では法律の勉強はもちろんアメリカンフットボールをやり、文武両道を経て将来は弁護士になりたい。」
と語ってくれました。
「まさか自分がこの場に立つなんて去年は想像も出来なかった。」
とコメントしてくれたのが印象的でした。
 
次のB君は大阪大学 工学部 応用自然科学科に進学が決まっています。
「A君と同じサッカー部に最後まで所属していて勉強との両立は非常に苦労したが、大阪大学で学びたいという強い意思や周囲の助けもあり合格が出来た。将来は化学の勉強を極め大学院に進み、海外進出も視野に入れて頑張っていきたい。」
という夢があるようです。
「自分に甘えてはダメだ。」
と後輩たちを激励してくれました。
 

IMGP4853.JPG


3人目のC君は東京大学 理科Ⅲ類に進学が決まっています。
「高1くらいまで成績はそれほど上位ではなかったが、東京大学の施設や総合大学ということで様々な学問を学べるという魅力から東京大学の受験を考えた。1日体験医師を経験した頃から医師を目指す決意をしたが最近では研究医として難病を直すべく研究をしたいという気持ちもある。しかし、まずは大学で医学をしっかり学ぶことが先決である。」
と話してくれました。非常に落ち着いた口調でした。

IMGP4860.JPG
 
最後にこの学年の学年主任でした先生から高1高2の在校生に向け
「君達には素晴らしい『友人』『学年の先生』『家族』という3人の大切な人がいる。ですから目標をしっかりもって最後まで諦めずに頑張って欲しい」
とアドバイスをいただきました。在校生は先輩方や先生の話をいつも以上に真剣に聞いていました。彼らの中にはきっと「次は自分の番だ!」という思いが芽生えたことと思います。
 

IMGP4858.JPG


 
 
 
 

カテゴリー :
進学指導情報

終業式

2013/03/23

体育館にて、終業式がありました。

これから春休みを迎える全校生徒へ、校長先生からは新学期に向けて目標を掲げて粘り強く頑張ること、休みの間も逗子開成の生徒という誇りを持って責任ある行動を心掛けることをお話されました。

ss1.jpgss2.jpg

 

 

 また、夏の「論文・創作・感想文コンクール」の優秀者やクラブ活動で素晴らしい成果を収めた生徒へ表彰が行われました。

表彰者の皆さんおめでとうございます。

 

「第46回神奈川県青少年科学作文コンクール」 東京応化科学技術振興財団賞  

  ・中学1年  有友 健次

  

※アンコニュー・・・・毎年夏に本校で行う「論文・創作・感想文コンクール」の優秀作品を集めた冊子のこと。

 

「アンコニュー 自然科学部門」 優秀賞

   ・中学1年  山下 俊輔

   ・中学1年  玉井 琢也  

   ・中学1年  小林 竜也

 

「アンコニュー 数学部門」  優秀賞

    ・中学1年  小宮  涼

   ・中学2年  米山  魁

「アンコニュー 文芸部門」  優秀賞

   ・中学2年  東  泰成

   ・高校2年  奥山 泰成  

 

=運動部=

○高校卓球部 「横三地区高等学校冬季卓球選手権大会」2年生ダブルス 優勝

   ・内田雄太郎/米山和志

○高校柔道部 「第35回全国高等学校柔道選手権大会神奈川県予選会 団体の部」 第5位

○運動部代表(全運動部)「横三地区高等学校総合体育大会」 男子団体総合優勝

 来年度は、4月6日(土)始業式からスタートします。

ss3.jpg

カテゴリー :
学校学年行事

百人一首

2013/03/21

3月14日(木)、中学1年生の百人一首大会が本校体育館で実施されました。

各クラス6班に分かれ、クラス対抗戦で勝負を競いました。上の句が詠まれた時点でいかに札を

素速く取るかが勝負の決め手となります。生徒たちは冬休み明けから毎週20首ずつ百人一首の

暗記に励み、授業中も札を取る練習を重ねてきました。

練習中は札を取る度に大騒ぎしていましたが、本番では集中力と緊張感で会場は静まりかえって

いました。早々に勝敗が決まってしまった班、最後まで接戦を繰り広げていた班・・・。そして、

1番盛り上がったのは各クラスの代表者で競われた最優秀選手決定戦です。学年全員で試合の

行く末を見守りました。国語係が札を取ったクラスを発表する度に、「やった―!」「うわ~」

と大騒ぎ。なかなか勝負が決まらず、延長戦に持ち込みました。

169.JPG
 


そして本年度の結果は・・・
 
クラス優勝・・・ C組  2位・・・ E組  3位・・・ F組
班優勝・・・ E組5班  2位・・・ B組1班  3位・・・ F組2班
最優秀選手・・・ E組坪井秀介君
 

193.JPG


となりました!今回の百人一首大会で、百人一首に火がついた生徒も多数いるようです。土曜講座でも百人一首の講座はあるので、さらに腕を磨いてほしいですね。準備や片付け、司会進行に尽力した国語係さん、お疲れ様でした~!

カテゴリー :
学校学年行事
学習活動

3月の映画 「レ・ミゼラブル」

2013/03/12

 小学生のころ、図書館で借りた「ああ無情」の物語を夢中になって読んだ。ジャン・バルジャンに次々と降りかかる運命の苛酷さに、時代背景も、大人社会の事情も、何も分から
なかったけれど、読み終わって激しい怒りの感情に駆られたことを、今でも憶えている。
 19世紀前半のフランスが舞台。フランス革命後に訪れた産業革命により、都市化と工業化が急速に推し進められ、富める資本家と低賃金で雇われる労働者との貧富の格差が大きくなっていった時代。
 主人公のジャン・バルジャン(ヒュー・ジャックマン)は、貧しさにあえぐ子どもたちのために、たった1本のパンを盗んでしまい、逮捕、投獄され、その後19年もの長きにわたり監獄生活を送ることになる。
 監督官のジャベール(ラッセル・クロウ)から仮釈放されたバルジャンの心は、労役に打ちひしがれ、抜け殻のようになっていた。教会の司教が手を差し伸べるのだが、バルジャンは銀の食器を盗んでしまう。それでも、広やかな司教の心に許されたことで、はじめて自分を取り戻すバルジャン。その後は事業を興して身を立て、その人徳からやがて市長の地位にまで上りつめる。彼の人生は好転したかに見えた。
 ある時、ファンテーヌという娼婦(アン・ハサウェイ)と出会い、その窮地を救った彼は、里親のもとで虐げられている彼女の娘コゼット(アマンダ・セイフライド)の救出をも約束する。しかし、バルジャンに危機が襲う。仮釈放の身の彼に逮捕状が出され、まったくの別人が誤認逮捕されてしまったのだ。正直に名乗り出たバルジャンだったが、服役すればファンテーヌとの約束を守ることができなくなってしまう。バルジャンの逮捕を目指すジャベールの追手を逃れ、彼はコゼットに会いにゆくことにする。そして、運命の糸は、さらにもつれ、からまりあってゆく。
 ミュージカル映画の日本での興行収入が、「オペラ座の怪人」を抜き、現在も最高記録を更新し続けている「レ・ミゼラブル」。大河ロマンと呼ぶにふさわしいジャン・バルジャンの壮大なドラマを、美しいメロディーと歌声、そして俳優たちの素晴らしい演技で綴ってゆく。
 シネマ倶楽部として最後の上映となるこの話題作を、どうぞ徳間記念ホールでご覧ください。スタッフ一同心からお待ちいたしております。
(トム・フーパー監督作品/2012年イギリス/2時間38分)

カテゴリー :
シネマ情報

NZ研修旅行

2013/03/07
本校の中学三年生が3月4日から2班に分けてニュージーランド研修に参加しています。 ニュージーランド研修は中学時代の集大成として位置付けており、たんに観光だけではなく、姉妹校であるランギトトカレッジ(昨日6日に姉妹校提携を行いました!)の授業に参加したり、ホームステイをしたりと、中学3年間の英語学習で培ったものをいかすことも、この研修の大きな役割を占めています。 一日遅れで出発した2班は、本日よりホームステイ開始! 緊張した面持ちでホストファミリーと出て行く姿が、明日の朝はどんな顔でやってくるかを見るのが教員としては楽しみの一つです。 今頃どんなを会話をしているんでしょうか? 画像は改めて載せたいと思います!
カテゴリー :
国際交流報告

土曜講座で金沢文庫に行きました

2013/03/04
去る三月二日、土曜講座「そうだ!博物館へ行こう!!第六回」で金沢文庫に行きました。
当日九時に  称名寺赤門前に集合しました。中1〜高1まで16名の参加でした。

目的は二つありました。

一つ目は、鎌倉時代に作成されたとされている称名寺境内絵図を片手に現地を歩きまわり、
当時の景観と今の景観との違いを考えることでした。生徒たちは、自由気ままに境内を
歩きまわっていました。
 
二つ目は、中世歴史博物館 神奈川県立金沢文庫にて、常設展と特別展「救いへの祈り」を
見学することでした。
学芸員の方より、学生向けのわかりやすい解説をしていただきました。
金沢文庫の歴史にはじまり、鎌倉の世界遺産登録を目指す動きとの関係、
金沢文庫がどのような博物館で、どのような目的のもと日常業務をされているのか、
などについてもお話いただきました。資料の保存•公開の必要性がよくわかるお話でした。
また、特別展の解説では、レプリカ資料ではなく、実物資料をどう読み取るのかについての
基本的な姿勢について学ばせていただきました。

参加した生徒にとっての感じ方、捉え方はそれぞれだったと思いますが、有意義な時間を過ごせた
ことと思います。
貴重なお時間を割いて、ご解説、ご案内いただいた方々に感謝するばかりです。掲載用.jpg
 
 
カテゴリー :
土曜講座報告

平成24年度高校卒業式

2013/03/01

 2013(平成25)年3月1日(金)午前10時より体育館にて、逗子開成高等学校平成24年度卒業式が行われました。多くの来賓、保護者、教職員、そして高校2年生の見守るなか、卒業証書が今年度の卒業生261名一人ひとりに校長先生から手渡されました。

sotsugyosyosyo.jpg

 高橋純校長先生は式辞のなかで卒業生に対して、「ぜひ問題発見能力を身につけてほしい」「グローバル社会で活躍できる人材となってほしい」と語りかけました。
 マニュアルに頼らず、多くの経験のなかから問題解決能力を身につけることは大切であるが、さらにこれからは、どのような問題が起こるかを事前に察知できる能力こそが大切であるということを、東日本大震災やアップル社のスティーブ・ジョブス氏の例を挙げながら語られました。
 ニュージーランド研修やアジアへの研究旅行での体験、さらに世界大会に出場したヨット部員の体験レポートを例に挙げて、異文化を理解し、個々の価値観の違いを認め合い、人々と共に生きるグローバルな人材となって欲しいと話されました。

kochoshikiji.jpg

学校長式辞 全文 は こちらから



 来賓の方からもご祝辞をいただきました。
 立川理事長からは、「卒業後は"自己計画"と"自己管理"により有意義な大学生活を送り、将来は各分野のリーダーとなって活躍して欲しい」と激励されました。白川PTA会長からはこの6年の成長を振り返りながら「次々と困難がやってくると思うが、その度に次のステップに進化するものだ。進化を重ねて思いもよらぬほど大きく成長するだろう」と卒業生の未来に期待をし、千葉校友会会長からは、「"ペンと剣"の校章は文武両道の証。我々には社会で活躍する使命がある。逗子開成OBの誇りと責任を持って頑張って欲しい」と励まされました。

th_DSCF2553.jpgth_DSCF2561.jpgkoyukai.jpg


 この卒業式のなかで行われた表彰では、『学校賞』『臼井賞』『振興会賞』が、学業成績が特に優秀だった生徒やクラブ活動で全国・関東・県大会で特に活躍した生徒に贈られました。中高6年間皆勤だった23名、また(6カ年皆勤者を除く)高校3年間皆勤だった34名に、1年間皆勤だった117名に皆勤賞が授与されました。

 在校生を代表して送辞が高校2年の金輪力亘君から読み上げられました。「勉強もクラブも行事も、いつも全力で一生懸命な姿はあこがれでした。特に体育祭での先輩方の一体感と熱く燃える姿は、かっこうよかった。"お前達も泣ける体育祭にしろよ!"とかけられた言葉は忘れません。」

souji.jpg


 卒業生答辞は高校3年小野貴史君。6年間の思い出を振り返りつつ、「勉強とクラブをどうすれば両立できるかを悩む日々だった」といいます。しかし、「仲間の支えや後輩への責任があるからこそクラブを続ける価値があった。」と強調します。また、「ニュージーランド研修や海外の青年との交流がきっかけとなり、海外に出てもっと多くのことを学びたいという夢を持っている」と力強く語りました。最後に先生方や学校職員、そしてご父母への感謝の言葉で送辞を締めくくりました。

touji.jpg

卒業生答辞 全文 は こちらから


 吹奏楽部の行進曲と大きな拍手に送られて、式場をあとにする卒業生。クラブの後輩から大きな声のエールや花束、胴上げの祝福を受け、みな爽やかな笑顔でした。

syugosyashin.jpg

kinen.jpgdram.jpgbaseballdoage.jpg

swimdoage.jpgyachtkinen.jpgkinenmather.jpg

カテゴリー :
学校学年行事

カテゴリ

最新の記事

アーカイブ

ページトップへ戻る