2015年1月 - 逗子開成ニュース

「クレイフラワーアレンジメント」(PTA講座第五回報告)

2015/01/29

第5回PTA講座(クレイフラワーアレンジメント)が1月15日(木)に開催されました。

講師には、在校生のお母さまで、ご自宅で< AKKA CLAY CRAFT>を開かれている米山厚香さんをお迎えしました。

クレイフラワーとは、色鮮やかな樹脂粘土を使いフラワーアレンジメントを制作する技術です。

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不安な面持ちで会場入りをされた参加者の方々は、限られた時間の中で、混色からバラの作成、

アレンジメントまで行い、二時間後には感激と満足のおしゃべりと共に会場を後にされていました。

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PTA活動報告

中1生徒による中学受験生応援メッセージ

2015/01/29

本日より期間限定で中1生徒による中学受験生応援メッセージ動画
をFacebookにアップします。是非ご覧下さい♪

このメッセージは、受験に向けて不安に思う小学生に、少しでも希望を
持ってほしいと思い発信します。
体験には個人差がありますが、受験生の励みになりますように!
頑張れ受験生!!

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海洋人間学講座「数値シミュレーションで学ぶ津波の物理の基礎」

2015/01/28

1月24日(土)に行われた海洋人間学講座のご紹介です。

 本校は昨年の7月に東京大学海洋アライアンス海洋教育促進研究センターとの間に、海洋教育促進拠点としての提携に関する協定を締結し、海洋教育に携わる様々な先生方を本校にお呼びして講座を開いて頂いています。今回はその第二弾です。

 今回は「津波シミュレーションで学ぶ津波の物理の基礎」というタイトルの講座で、東京大学・海洋アライアンス・海洋教育促進研究センター特任准教授の丹羽淑博先生にお越しいただき、本校コンピュータ棟で行いました。丹羽先生は、地球惑星科学のご専門です。この講座の目的は、津波の基礎的な物理とその振る舞いを、パソコンを使って数値シミュレーションを行い、理解することです。

 1時間目は、津波の物理的特徴・津波を支配する物理法則・津波の数値シミュレーションの基礎に関する講義で、津波と普通の波の違いや津波発生のメカニズム、津波の運動を支配する2つの物理法則を勉強しました。高校では習わない偏微分が登場しましたが、かなり難しい内容でも受講生は真剣に聞き入っていました。複雑な自然現象でも簡単なモデルに置き換えることで、かなり正確な精度でシミュレーションが行えることに驚いたようです。

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 2時間目は、1時間目の講義で学習した津波の運動の物理法則を、コンピュータ上でグラフ化して表現しました。津波の伝搬速度が水深によって変化するようすや波高が変化するようす等をコンピュータ上で観察しました。また、東日本大震災の津波シミュレーションプログラムも紹介していただき、陸上に乗り上げる津波の再現などを観察しました。グラフが動くことで生徒たちの興味関心は高かったようです。家に帰ってからも自分のパソコンでやってみたいと言っていた生徒が多かったです。

この講座を通して、様々な分野の研究では、数学やコンピュータでのプログラミングなどの重要性や、それを使って表現化する必要性などを感じ取っていたようです。普段の学校の勉強とは一味も二味違うものを体験し、また、今、自分が学習していることがどのように将来につながっていくのか、社会につながっているのか、を感じている生徒もいて満足そうでした。

 

 講座終了後も丹羽先生に、地球惑星科学や海洋物理、地球物理、のことを質問したり、自分の進路について助言をもらったりと講座の内容以外にも得られたものが多かったようです。海洋アライアンスで自分も働きたいという生徒もいました。将来がとても楽しみですね。

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海洋人間学

PTA特別セミナー「正義、人権とは何か。裁判員制度を通じて考える。」

2015/01/27

 12月20日(土)、横浜地方裁判所より、3人の裁判官の皆様をお招きして、特別講義を行いました。テーマは「正義、人権とは何か。裁判員制度を通じて考える。~裁判官と語り合おう!」というものでした。前PTA会長の伊藤様が裁判員を務められた関係で、今回、本学園での講義となりました。
 テーマとしては「堅い」 と思われがちですが、笑いも出るような楽しい内容でした。スライドを用いて、裁判員制度が「被害者」「被告人」の人権を尊重するための公平な制度であることをわかりやすくお話ししてくださいました。講義を行ってくださった裁判官の皆様は、気さくで明るく、「裁判官」のイメージが変わったという意見も聞かれました。
 生徒の皆さんも参加されており、質問コーナーでは、「量刑に関して被害者の家族の思いはどれほど反映されるのか」「凄惨な場面を見て気が動転しないのか」といったような裁判官の皆様を困らせるような核心に迫った質問もありました。参加された生徒の皆さんの多くは、将来、法曹界を目指しているのでしょう。頑張ってください!
 お忙しい中、ご参加くださいました皆様、また、講義を行ってくださった横浜地裁の裁判官の皆様、伊藤様、本当にありがとうございました。

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PTA活動報告

映画『標的の村』鑑賞文ご紹介

2015/01/26

中3高1の生徒が、映画『標的の村』を鑑賞しました。この映画は沖縄にある米軍基地への、オスプレイ配備やヘリパッド建設に反対する東村・高江の住民たちの姿を追ったドキュメンタリーです。生徒たちは新聞テレビで知っているはずの問題を、新たな視点で見直すことができたようです。

【注意】鑑賞文は時に映画の重要な内容や結末に触れる場合がありますので、お気を付け下さい。

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高1 M君
 スクリーンに映し出されていたのは、圧倒的なリアルだった。これまでの映画鑑賞で観てきた映画とは一線を画す、ドキュメンタリー形式であるが故の、いっそ暴力的ともいえるリアル。スクリーンから片時も目が離せなかった。登場するのは架空の人物や出来事ではない。現実に起こったこと、現実に生きている人々、その中に演技は一切含まれていない。紛れもない「沖縄の現実」が、私たちの視覚と聴覚に訴えかけてきた。
 オスプレイの配備や、普天間基地の移転等、沖縄の米軍基地に関する問題は知識として知っていた人も多いだろう。私自身もニュースの報道等で度々目にし、状況はある程度把握しているつもりでいた。しかし、現実はそう生易しいものではなかった。想像してみてほしい。自分が住んでいる町が、「軍隊」に囲まれるのだ。彼らは訓練と称して町の上空を飛び回るのだ。オスプレイという名前の「兵器」に乗って。しかもあろうことか、彼らはあなたの住んでいる町を、自分たちの「標的」だと想定して訓練しているのだ。そんな状況に耐えられるだろうか。
 沖縄の人々は抵抗していた。実際にメディアで報道されたのは氷山の一角に過ぎなかったのだと痛感した。と、同時にショックを受けた。そこにあったのは、同じ沖縄県民同士、同じ日本人同士の争いだった。私たちが作り上げた日本政府の暴力に懸命に抵抗する、私たちと同じ日本国民の姿だった。そこに武器は無かった。けれども間違いなく、それは「戦争」だった。日本という国で起こった「内戦」だった。
 これを間接民主主義制の多数決主義による、ただの少数派の排除だと考えていいのだろうか。私たちは沖縄の現実を殆どなにも知らされないまま、ただ政府の決定を受け入れるだけだった。沖縄県民以外の日本国民全員が沖縄の状況を知っていたとしても、事態は同じように進行しただろうか。今の日本の政治は、政界の上層部の一部の人々によっていいように動かされている節がある。集団的自衛権の一件にせよ、消費税増税の一件にせよ、これからの日本の政治の在り方について、今一度考えなおす必要があるのかもしれない。

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シネマ情報

第二回 保護者セミナー報告

2015/01/24

 11月29日(土)、本校カウンセラーで関東学院大学教授の青戸泰子先生をお迎えして「第2回保護者セミナー」を海洋センターにて開催いたしました。今回は応用編で『子どもの意欲を高めるために―保護者のための心理学講座― 』がテーマでした。 先生のご希望で例年より30分時間を長くし、さらに参加人数を絞っての開催でしたので内容の濃いワークショップとなりました。

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 前半はまず、保護者自身が『自分を知ろう』ということで、自己理解と対人関係パターンを学ぶために「交流分析」や「対話的関係の自己点検」の方法を青戸先生からご説明を受けました。また、話題提供ということで先生が関わっておられる2つの事例の紹介がありました。後半は、6人ごとのグループに保護者OBや役員が加わり、それぞれの子育てに関する思いを語り合い、共感したり、新しい発見があったりと、有意義な時間を過ごしていただけたのではないでしょうか。これがご縁でセミナー終了後に一緒にランチに行かれたグループもあったようです。

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 来年度も、保護者セミナーは開催予定です。応用講座につきましてはワークショップ形式のために人数が限られ抽選をさせていただいておりますが、ご趣旨をご理解の上、次回も保護者の皆様のご応募をお待ちしております。

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PTA活動報告

2015年ボート遭難事故追悼の全校集会

2015/01/23

本日1月23日(金)朝、体育館において七里ガ浜ボート遭難事故追悼集会が開かれました。受験を目前に控えた高校3年生を含む、全校生徒・全教職員が参列しました。
この追悼集会は、1910年1月23日のボート遭難事故で亡くなった12名(本校生徒11名とその小学生の弟1名)と、1980年12月に起きた山岳部の八方尾根遭難事故で亡くなった6名(5名の高校生と顧問1名)の御霊を慰めるとともに、2度とこのような悲しい出来事が起こらないように誓いを新たにするために、毎年行われているものです。

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校長先生は会の冒頭、次のように話をされました。

「どうしても、大きな災害や事故であっても時間が経つと忘れられていくものです。例えば、今年は、阪神・淡路大震災が起きてから20年になります。阪神・淡路大震災は、1995年1月17日に発生した明石海峡を震源とするM7.3の直下型地震で、神戸を中心に大きな被害を与え、6434名もの死者を出しました。みなさんの生まれる前の話なので、ほとんど知らない人も多いでしょう。また、東日本大震災が発生してから4年経とうとしていますが、復興は十分に進んでおらず、福島の原発の処理も進んでいません。ところが、被災地域以外では話題になることも少なくなりました。しかし、我々はこれらの震災などを教訓として語り継ぎ防災意識を高めていく必要があります。」
「同じように逗子開成のボート遭難事故は、逗子開成の生徒・教職員にとっては、忘れてはならない事故です」そして、ボート遭難事故について語り継ぎ教訓としていくために、事故の顛末やいまの学校生活を送る上で、事故から導くべき教訓について改めて話をされました。

詳細は、以下のページ等をご参照ください。→ https://www.zushi-kaisei.ac.jp/news/2013/01/post-62.html

最後には、「我々一人一人の命がかけがえのないものであるということを深く心に刻む必要がある」と話をまとめられました。そして、吹奏楽部による演奏のもと、全校生徒・全教職員で黙祷を捧げました。

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全校での追悼集会後には、学校長、生徒代表、吹奏楽部が、学校を代表して校内にある「ボート遭難の碑」「いのちの碑」に献花を行いました。

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また、稲村ヶ崎の「ボート遭難の碑」にも献花を行いました。

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学校学年行事

海洋人間学講座「海洋学と社会の接点」

2015/01/21

1月10日(土)に行われました海洋人間学講座のご紹介です。

「海洋学と社会の接点~サイエンスコミュニケーションの視点から」というタイトルのもと、東京大学海洋アライアンス上席主幹研究員 保坂 直紀 先生にお越しいただき、本校サイエンスホールにて講座を行っていただきました。

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 遠泳やヨット帆走など海での活動を行なっている私たちに、もっと海のことを知ってもらおうと、東京大学の海洋アライアンスの先生方が出前講座を開いてくださいます。本日はその第一弾。

 保坂先生は、海洋物理学を研究していらっしゃる先生ですが、読売新聞社科学部の記者としての経験をお持ちで、一般の人々に科学をわかりやすく伝えることの意味を追求していらっしゃいます。

 その保坂先生が、講義の最初に生徒たちに投げかけたのは、「研究者になるわけでもない人たちに、なぜ科学を伝えることが必要なのだろう?」という質問でした。...「科学を身近に感じやすくするため。」「目には見えない危険があることを科学によって知ることができるから。」「政治家など文系の人たちが社会を動かしているので、その人たちにも理系的な科学の知識も知ってもらうため。」...生徒たちは考えをめぐらせ、次々に発言していきます。その発言の一つ一つに保坂先生は丁寧にコメントしてくださいましたが、その言葉は生徒をより深い思索へと導いていきました。

 「原発は安全なのか」「自動車は安全な乗り物なのか」といった具体的な問題が保坂先生によって示され、"安全や危険を判断するのは誰なのか?"について考えました。生徒たちから、専門家(科学者)、政府(政治家)、社会(市民)と意見が出たところで、保坂先生は「原発の安全宣言」に関する新聞記事や自動車事故死亡者数の推移グラフを紹介します。そのうえでさらに考えさせ、安全や危険を判断するのは社会の人々(市民)であることに気づかせます。「安全性の基準に達しているかどうかを判断するのが科学者や技術者で、その基準を受け入れるのかどうかを判断するのは市民である。」と。生徒たちはまさに身を乗り出して先生の話に耳を傾けていました。

 科学と社会の関係に焦点をあてて丁寧に科学の特徴を浮き彫りにしていく保坂先生の語り口は実に魅力的で、そして説得力のあるものでした。「科学は客観性が特徴なので、ある科学的真理に関する実験において誰が行なっても同じ結果になるのが科学である。特定の人だけしか結果をだせないのは魔術だ。科学者とはある科学的真理に達した最初の人のことで、その真理はだれもが共有できるものだ。科学は、みんなが話し合う際の共通の手がかりになるものだ。」とお話しになったときには、生徒たちから「ああ!」との驚嘆の声があがったほどでした。

 市民として生きていくためには、科学を知っておいたほうがよい。社会を正確に知っておいた方が自分の人生の方向性を決めやすくなる。...生徒たちは自分の生き方と科学・社会を結びつける視点の重要性を十分に理解したようです。

 講義における生徒の活発な意見交換や熱心な質義応答のため、海に関するお話をしていただく時間的余裕がなくなってしまいましたが、それでも彼らは満足した表情を浮かべていました。講義終了後も保坂先生を囲んで自分の意見を述べてアドバイスをもらう生徒たちの姿がありました。「こういう講座が以前からあればよかったのに!」と言い残して帰った生徒が印象的でした。

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土曜講座報告
海洋人間学

PTA活動報告 高3激励会

2015/01/11

1月8日の高3激励会でPTA会長より激励の言葉とともに、

ご祈祷いただいた合格鉛筆を高3生の皆さんにお渡ししました。

生徒会より千羽鶴の贈呈や和太鼓部による演奏もありました。

心より応援しています。ご健闘をお祈りします。

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PTA活動報告

新年はじめての全校集会

2015/01/08

1月8日(木)新年はじめての全校集会。

冬休み明けの登校ということもあり、生徒たちは周りの友人たちと語りたいことが

たくさんあるようでした。集会終了後もいつも以上に楽しそうです。

終了後には、全校生徒が見守るなか、受験を目前に控えた高3激励会が行われました。

和太鼓部の力強い演奏に引き続き、PTA会長より励ましの言葉と鎌倉荏柄天神社の合格

祈願鉛筆をいただきました。

また、生徒会がとりまとめ、全校生徒で思いを込めて折った合格祈願鶴を代表の高3

生徒に手渡しました。

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祝 111周年目の記念すべき年に111111達成です!!

2015/01/06

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111周年の記念すべき年に、めでたい記録達成です!!

中学棟屋上設置の「Seavolt」。

この「SeaVolt」は2004年設置の太陽光発電システムなのですが、

111周年目の記念すべき年に通算 「 111111kW・h 」を記録しました!!

ある学校説明会の校舎施設案内でのこと。

「111周年目中にあと少しで111111のゾロ目なんです!瞬間を撮影できましたら、Facebook等にでも情報をアップしますので学校ホームページから是非ご覧ください!」

「もしもその瞬間を逃してしまったら、「おしい写真」を掲載しますので、「撮影できなかったのだなあ」と笑ってご覧ください!」

受験生や受験生の保護者の皆さんとこんなやりとりをさせていただきました。

このたび、そのSeaVoltがめでたく記録を達成したのでした。

え、いつ達成したのかって?

それは・・・「12月31日の12:40過ぎ」・・・だったそうです。

「だったそうです」の表現でおわかりの通り、残念ながら広報部による撮影は逃しました・・・・・。

冬休みにはいる当初の予測は、12月25日・26日あたりでした・・・。

それが大晦日に・・・。

今回は、丹念に注目されていたN先生のご尽力により、大晦日の、その貴重な一瞬をカメラでおさえていただいたのでした。

Y先生本当にありがとうございました!

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今日の一コマ

PTA 合格祈願報告

2015/01/06

12月13日に大学受験を控えた高3生のための合格祈願が鎌倉の荏柄天神社にて行われました。

高3全員の名簿と合格鉛筆を前にPTA役員と宇野先生でご祈祷を受けました。

好天に恵まれ、寒さも手伝って清々しい緊張感に包まれた身の引き締まるひとときでした。

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