2018年3月 - 逗子開成ニュース

シネマ倶楽部『バーニング・オーシャン』鑑賞文ご紹介

2018/03/06

中1、中2の生徒が鑑賞しました。2010年のメキシコ湾原油流出事故をモチーフとした災害パニック映画です。

【注意】鑑賞文は時に映画の重要な内容や結末に触れる場合がありますので、お気を付け下さい。


中2 K君

 今回、鑑賞した「バーニング・オーシャン」は私の中ではこれまでの学校での映画鑑賞で一番面白かったです。ノンフィクションでここまで激しい映画は初めて見ました。この映画の中で印象に残ったシーンは2つありました。1つ目は事故が起きてしまった理由に関わるシーンです。石油掘削計画は予定よりも遅れていました。そこで幹部は、安全点検を十分にしないという強行策をとりました。私はこの点が事故を引き起こした一番の要因だと思います。会社としては利益を最優先したいところだったと思いますが、危険が伴う作業だからこそ万が一の事も考えておく必要があったと思います。また、幹部という人を操る立場だからこそ1人1人の作業員の命があり、家族などの背負っているものがあるということを忘れてしまってはいけないのではないかと思いました。
 2つ目は脱出のシーンです。幹部は作業員よりも自分が先だと逃亡していきました。一方、作業員達は被害を食い止め、1人でも多く救助しようとしました。私はこのシーンで最後まで働いた作業員たちはすごく周りが見えていて、自己犠牲の精神はすごいなと思いました。一方、幹部は1つ目のシーン同様、視野が狭く、自己中心的だなと思いました。私は部活でよく「アンテナを張れ」ということを言われます。正確に言うと視野を広く持って周りを気遣うということです。そういうことができるように冷静になって、視野を広く持ち、アンテナを高く張っていきたいと思いました。

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2017年度高校卒業式

2018/03/01

2018(平成30)年3月1日(木)午前10時より、平成29年度卒業式が体育館にて行われました。来賓、保護者、教職員、そして高校2年生が見守る中、高校3年生268名は、校長先生から一人一人、卒業証書を受け取りました。

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高橋純校長先生は式辞において、中1入学時に「何のために学ぶのか?」と問いかけ「自分自身が何者なのかを知るため」と語りかけていたことを振り返った上で、6年間の学校生活に言及されました。そして、「成長する3つのこと」を取り上げられ、開物成務の精神について語られ話を結ばれました。

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来賓の方々からもご祝辞をいただきました。立川理事長・御舘PTA会長・志村校友会会長それぞれの視点で「これからの社会」について語られ、卒業生に対してアドバイスを述べられていました。

なお、この卒業式のなかで行われた表彰では、『学校賞』『臼井賞』『振興会賞』が、学業成績が特に優秀だった生徒やクラブ活動で全国・関東・県大会で特に活躍した生徒に贈られました。中高6年間皆勤だった25名、また(6カ年皆勤者を除く)高校3年間皆勤だった31名に、1年間皆勤だった467名に皆勤賞がそれぞれ授与されました。

在校生を代表して、高校2年の沢田君が送辞を読み上げました。中1入学時の体験から1年先輩にあたる卒業生との関係をふりかえり、もらったアドバイスや教訓について紹介しました。
卒業生答辞は高校3年葛原君が読み上げました。入学後の6年間を振り返るなかで、さまざまな体験を紹介し、そこから学んだことや精神面での成長について分かりやすく語ってくれました。海外での研修旅行や研究旅行では柔軟な考えを得たこと、生徒会に関わる中では人と協力して物事をつくりあげる楽しさ、などを学んだとしました。お世話になった教職員や両親への感謝を述べ、この6年間の自分自身の経験は、誰に奪われることもない大きな財産である、と話をまとめました。

式の最後には、吹奏楽部が送別の曲としてエルガー作曲「威風堂々」を演奏しました。また、卒業生全員で「旅立ちのうた」を合唱しました。この曲は中1開成祭時合唱の課題曲。中1時の歌声とはうってかわって、野太い声ばかりですが、6年間の成長を改めて感じずにはいられませんでした。指揮者の涙をもらってしまう保護者の方もいらっしゃったようです。

さいごに卒業生は吹奏楽部の行進曲と大きな拍手で送られました。
体育館外では、エールや花束、胴上げの祝福を受けている卒業生の姿が多数見受けられました。
卒業おめでとう!

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