4月6日、待ちに待った新年度がはじまりました。入学式を控えた新中1・新高1以外の学年は今日が新年度最初の登校日となります。
桜が散らずに頑張る中、みんないきいきとした表情で登校してきました。
久しぶりに会えた友達と話に花が咲いたことでしょう。
グラウンドからは活気のある声。中学野球部の朝練です。
体育館で始業式が行われました。
校歌斉唱。吹奏楽部の演奏のおかげで厳かな雰囲気の中で式が進みます。
小和田亜土新校長は「先が見えない世界の中で、自分たちが世界を作っていくんだ、という気持ちで生きていってほしい」と力強く語りかけました。「情報過多の時代においてノリで共感や反感をするのではなく、自分で立ち止まって考え、自分自身で判断できる人になってほしい。」「目標を立てて、なりたい自分と今の自分を重ねながら、やるべきことを具体的なレベルに落としこんで実行できる人になってほしい。」といった話も多くの生徒たちの心に届いたことでしょう。
新しく逗子開成で教鞭をふるってくれる先生方からのご挨拶。その後各部署からお話もありましたが、生徒たちはうなづいたり盛り上がったり、非常に良い雰囲気での始業式となりました。
吹奏楽部の皆、いつもありがとう!
さて、始業式が終わって新しい学年の教室に向かう彼らが持っている赤いもの、なんだかわかりますか?
これは、ライフジャケット(兼防災頭巾)です。
逗子開成ではすべての生徒が「自分のライフジャケット」を持っています。学年があがるごとに、それを自分の教室へと移動します。
年1回あるこのタイミングが、「人は自然と共にある」という事実を、より深く、そして直感的に感じられる機会になっていればなあ、と願っています。
桜舞い散る中、家路につく生徒、部活に向かう生徒。なんとか明日の入学式まで桜が残ってくれますように。
さあ、新年度の開幕です。ここから1年間、彼らをどんなドラマが待ち受けてるのか、いまから楽しみです。今年度も引き続き、応援よろしくお願いします。