校史余滴「逗子開成の記憶をつなぐ(高3在校生がきく「1954年卒業OB」の話)」
2022年12月26日、120周年委員生徒と有志生徒の5名で、1954年卒業のOBの方2名に聞き取り調査を実施しました。この機会は、現高3生徒(インタビュー当時は高2)の祖父が本校卒業生であったことから実現できた企画です。
実施したのは冬休み中のことでした。生徒たちは、午前中に補習を終え、午後に横浜の神奈川県民センターの会議室に集合しました。会議室内で、彼らは、昭和10(1935)年生まれのお二人に対面しました。お二人は、創立45周年の年に入学し、創立50周年の式典に参加なさったとのことでした。そんなお二人から、当時の逗子開成についてじっくり話を聞くことができました。
当時の逗子開成事情を聞いてみると、現在と異なる部分あり、共通する部分あり、とても楽しい時間でした。時に驚きの声があがり、時に納得の声がもれる、貴重な時間を過ごさせていただきました。なお、当日の場にのぞむにあたって聞いてみようと考えていたことは、次のような視点でした。
・現在の状況や職歴等
・当時の学校の雰囲気について
・入学前の小学校(国民学校)時代のこと
・学校の登下校について
・50周年式典について覚えていらっしゃること
・校舎について
・部活について
・好きだった授業や先生、記憶なさっている先生のあだ名など
・海との関係
・創立者を同じくする鎌倉女学院生徒との関係
時間が足りずにすべてについて聞くことはできませんでしたが、詳細を生徒たちが別紙にまとめましたので、ご興味ある方は以下をご覧ください。今回OBの方に話を聞き、生徒たちは、逗子開成の「記憶をつなぐ」ことを意識することになったはずです。このような活動を少しずつ実施していくことができるといいな、と考えています。
詳細な聞き取り内容に興味を持っていただいた方は、
以下をクリックしてください。
(創立50周年記念祭の貴重なカット『卒業アルバム1954』より転載)