待ちに待った入学式。新中学1年生たちを待ってくれていたかのように、桜ががんばって散らずにいてくれました。
目に飛び込んできた「最後尾」という看板を持った高校生
写真撮影サービスをしてくれる写真部の生徒たちでした。
行列ができる大人気のイベントになっていました。
体育館から聞こえてくる音楽、吹奏楽部が最後の調整をしているところでした。こういう大切な日も在校生の活躍に支えられています。
中1棟をのぞいてみると、いろとりどりの装飾が施されていました。
こちらの装飾は、旧中1B組の生徒たちからのメッセージです。中1最後の日に、入学してくる新1年生のために書いてくれたんですね。心が温まりました。
小学校の先生からのメッセージもたくさん届いていました。この中に自分の担任の先生がいたらうれしいだろうなあ。
写真撮影を終え、保護者の方は体育館へ、生徒たちは教室へ。
リハーサルを終えた吹奏楽部のメンバーたち。教室に向かう新中学1年生をリラックスさせてくれたりもして頼れる存在でした。
保護者の方の着席が完了し、生徒の入場を待ちます。
いよいよ生徒たちが会場へと向かいます。
体育館への小道を整然と歩く新入生たち
体育館前に到着しました。
いよいよ入場です。
大きな拍手につつまれながら胸をはって前に進みます。
入場完了!
入学式、スタートです。
開成マーチの演奏。吹奏楽部、いつもながら見事な演奏です。
迫力満点の演奏が体育館中にこだまします。
続いて校歌斉唱です。
歌詞をみながらはじめての校歌を味わいます。
学校長式辞「逗子開成はいろんなタイプの人が自分でいられる学校です。皆の先輩たちがそういう環境を築いてくれました。互いに異なる自分たちをおもいあえる、そういう環境を大切に過ごしてください。一方で変わるチャンスでもあります。なりたい自分を意識して、過去の経験をもとに、今の自分を見つめ、なりたい自分に近づけるようにいろんなことを学んでほしい。チャレンジしてほしい。たくさんの知識や考え方に積極的に触れ、自分の世界を広げること、それを勉強と呼びます。よい6年間が過ごせるよう、応援しています。」と新入生に語りかけました。
理事長祝辞。自らが卒業生として学んだ逗子開成で得たもの、恩師・友人との出会いについて、そして高い志と目標を持ちそれに向けて努力することの大切さを新入生に伝えてくれました。
PTA会長祝辞。失敗をおそれずにチャレンジする、好きな世界にどんどん飛び込んでいく、自分が選んだものを自ら正解にできるように生きる、それらの大切さを言葉にしてくれました。
2022年度生徒会長の林田君より歓迎の言葉。ヨット帆走、林間学校、体育祭、開成祭、海外研修など学校生活について具体的に話してくれる中で、6年間の学校生活のイメージがぐっと広がった新入生もたくさんいたことでしょう。「友達100人できるかな?なんていうけど、100人なんてものじゃないですよ、この学校は」というユーモアあふれるスピーチに会場があたたかさに包まれました。
続いて中1学年会の先生の紹介がありました。本校は中学校1年生の職員室を別に作っています。この先生たちが、いつも君たちのそばにいるからね。
生徒退場。みんな堂々と歩く姿に頼もしさを感じました。
教室に戻るとHRです。それぞれの先生が、大事にしていること、大事にしてほしいことを語りかけていました。
HRが終わると、保護者の方と再会するために体育館に向かいます。
体育館横で親子の再会を果たし、写真撮影をしつつ、家路に向かいました。
入学式の朝、行きかう保護者の皆様にご挨拶すると、皆さん一様に素敵な笑顔を浮かべてくださいました。その笑顔を見ながら、これまでどれだけ大切にご子息を育ててこられただろうかと想像して、思わず目頭が熱くなってしまいました。
ご家族にとっての宝物。そして社会にとっての宝物。そんな素敵な宝物たちを、我々教職員、保護者の皆様、そして生徒同士、みんなで大切に育てていきたい、と改めてそう思った一日でした。