3月13日(日)首都圏の中高生が考える「鹿児島県鹿屋市が抱える100の課題」チャレンジ事業
「かのや100チャレ中間発表会」が、本郷中学校・高等学校を会場に開催されました。
この事業は、首都圏の中高生が鹿児島県鹿屋市の課題について考え、その解決にむけて自分たちにどのようなことができるか検討し、具体的な分析結果や行動を鹿屋市に提案するという、とてもおもしろい取り組みです。
課題に取り組む過程のなかで、参加生徒たちは、鹿屋市のみならず日本の多くの地域が抱える現状やこれからの見通しの難しさに直面することになります。
この日と2月21日に、この事業の記念すべき第一回目の中間発表会が行われたのでした。
本校からは、社会科学部有志生徒5名が参加しました。
本校の生徒たちは、
・外国人観光客を呼び込むための提案
・廃線を活用するための提案
・逗子と鹿屋を古写真でつなぐ提案
の三つの発表を行いました。
自分たちの主張や思いをそれぞれこめて、発表を行いました。
発表後、鹿屋市市役所の方からあたたかいご意見とともに厳しいご指摘をいただきました。そして、他校生徒さんからも発表スライドの欠陥を鋭くつくご質問をいただきました。
短期間でまとめたこともあり、多くの課題が残る発表となりました。
ただ、参加生徒たちにとっては、今後にいきるまたとない時間になったことと思います。発表会後の情報交換会においても、同年代の生徒さんたちと話す機会を得、大変刺激を得たようでした。
また、情報交換会の際に、焼き芋でいただいた「かのや紅はるか」。
とびっきりの甘さも忘れられない思い出になったはずです。
もう普通のさつまいもでは、満足できないかもしれませんね。
帰り道では、ここ失敗しちゃった、練習が足りなかった、次はこのテーマかな、こういう切り口がいいかな、など次の発表会にむけて話をする生徒の姿が印象的でした。
逗子の地から鹿屋の問題に向き合うことにどのような意味があるのか。
じっくり考えて取り組んでいく予定です。
今後の情報発信にもご期待ください。