情操教育

礼儀やマナー、そして好奇心を刺激するプログラム

本校は知育と共に、情操教育も重視しています。個として自立し、広く社会で活躍するためには、自己の考えを持ちながらも他者の気持ちを尊重できなくてはなりません。特に自我が顕れてくる中学時代においては、自己と他者との触れ合いのなかで社会性を身につけることが必要となります。そのために逗子開成では礼儀やマナーを学ぶ様々な機会を設け、豊かな情操を養います。

朝の読書

朝の読書 朝のホームルームが始まる前の10分間は、読書の時間です。生徒は好きな本を用意して、自分の席に着いて読書を行います。これにより本を読む習慣が身につくのと同時に、1日の始まりを、落ち着いた雰囲気で迎えることができます。

道徳活動

道徳活動

逗子開成では、様々な機会をとらえて生徒に日ごろの生活態度を見直させ、規範意識を持たせ、実践する力を育てています。特に中学1〜3年では、年間に渡って計画的に、道徳の授業を行っています。

2015年度実施例

中1 学校生活における
ルール・マナーを理解し、実践する
「クラス合宿のマナーを考える」
「公共のマナーを考える」
「学校生活のマナーの見直し」
「友達との関係を考える」 など
中2 集団の中の個のあり方、
個と個の関わり方を考える
「新しい学年・クラスでの抱負と学年目標」
「自ら考えて行動するとは」
「他者と協力して生活するとは」
「1年間を振り返って〜新年度への課題を考える」 など
中3 逗子開成の生徒として誇りと自覚をもち、
自律的な言行を実践する
「中学3年生としての心構え」
「ネット上のマナー及び著作権について」
「薬物について」「視野を広く」
「進路を考える」 など

防災活動

防災活動 本校の防災活動は、「地震・津波」「火災」「不審者侵入」を主な対象とし、「七里ヶ浜のボート遭難」や「八方尾根の山岳部遭難」の経験に学び、防災教育を中核として生徒の命を守ることを第一に実践されています。特に、逗子湾に臨む立地上、地震・津波対策には万全を期しており、津波避難訓練、校舎の耐震補強、緊急地震速報システム・緊急連絡メールシステム・防災頭巾ライフジャケットの導入、災害対策用品の備蓄などを実施しています。また、地域・行政機関と緊密な連携を保ち、広域避難訓練等で協働するなどのほか、津波避難ビルに指定されている本校校舎屋上には逗子市の防災倉庫も設置されています。

防災対策を詳しくみる

清掃活動(環境ボランティア体験学習)

清掃活動(環境ボランティア体験学習) 中1~高2まで、年1回、学年毎に全員参加で、校外の清掃活動を実施しています。
清掃活動は、地域社会への貢献、及び清掃活動を体験させることにより、奉仕活動全般に関心を持たせることを目的として、1989(平成元)年より実施しています。
現在は、中学生は逗子海岸・田越川久木川、高校生は、第一運動公園・披露山公園等の逗子市内の主要公園をボランティア団体の方々との協働作業の形で行っており、市民の皆さんとの交流の場にもなっています。
実施後は、振り返りの時間を設け、自分たちの行った奉仕活動の意義などを考えられるようにしています。また、2011(平成23)年より「国際ソロプチミスト逗子・葉山」より「Sクラブ」の認証を受け、本校ボランティア活動全般をサポートしていただいております。

エコロジー推進活動

エコロジー推進活動 豊かな自然環境に囲まれて生活している逗子開成の生徒は、環境問題にも積極的に取り組んでいます。生徒会や環境委員会が中心となり、ゴミの分別回収や資源の再利用、照明のこまめな消灯やエアコンの適正温度設定などを全生徒に呼び掛けています。学校施設としても、太陽光発電設備の配備や屋上緑化、さらにはLED照明器具の導入などの省エネルギー対策を通して、生徒のエコロジー意識を高めています。

太陽光発電システム“SeaVolt”

太陽光発電システム“SeaVolt” 中学棟屋上に設置されている太陽光発電システム“SeaVolt”は、2004年から稼働しており、最大出力10kW/、年間約1万kWhの発電エネルギーを生み出しています。発電された電力は校内の照明などに使われており、年間約4tのCO2削減を実現しています。発電量や日射量、気温などの様々なデータは教材にも使われ、その一部は事務所窓口の電光掲示板でも見ることができます。また、“SeaVolt”の周囲は灌漑装置を備えた天然芝ユニットが設置されています。生徒の手によって植えられた芝による屋上緑化は建物の断熱効果があり、省エネルギーに貢献しています。

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