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2015防災・避難訓練が行われました

2015/05/22

5月21日(木)に防災・避難訓練がおこなわれました。本校では例年この時期に防災避難訓練を実施しています。今年度は、東海・東南海・南海付近で巨大地震がおこり、本校屋上付近まで到達が見込まれる大津波警報が発令されたことを想定して実施しました。当日の全校生徒1625名+教職員で披露山頂上まで避難しました。逗子消防署の方にもご協力いただきました。

目的は、以下の①~④でした。

①全校生徒で一斉に披露山の頂上に移動する所要時間や、避難経路を確認する。
②「緊急地震速報」の受信システムを試験作動し、受信後の行動を確認する。
③有事の際、放送設備が届かない場所・放送設備の故障にも対応できるよう訓練する。
④『てんでんこ』の避難で昨年度の避難時間を短縮する。

以下は簡単な経過紹介です。

(【 】は昨年度。( )は一昨年度。)

13:55【13:55】(13:56) 緊急地震速報(試験放送) 
14:00【14:00】(14:00) 訓練大津波警報発令  
              披露山先発隊教員選出・出発、
              避難誘導教員選出・避難誘導指示開始、
              生徒披露山頂上へ避難
14:03【14:01】(14:03) 誘導指示完了
14:11【14:08】(14:08) 校内(敷地内)からすべての生徒が居なくなる
14:25【14:23】(14:23) すべての生徒が安全高度位置到着
14:31【14:29】(14:30) すべての生徒が披露山公園到着
  
14:38【14:39】(14:40) 生徒の人員点呼完了   
              逗子市消防・教頭より講評

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講評では、安全高度位置への到着が昨年度にくらべて2分遅れたこと、一方人員点呼は1分早まったことが報告されました。到着が遅くなったことは、教員側の連絡ミスがあったことも伝えられました。逗子市消防の方には、「てんでんこ」を意識して、進むべき道を決断していた生徒がいたことを評価していただきました。一方で、中程の、教員の目が届かないグループに私語が目立ったことを厳しくご指摘いただきました。さらに、教頭よりこれから2・3年が今後の防災を考える上で大切な時期である、との話がありました。その理由は現高校3年生が卒業すると、3・11の際に学校で過ごした生徒がいなくなってしまうからで、3・11の時の非日常を逗子開成で経験した世代が卒業してしまう前に、当時の状況をきちんと伝えていくことの大切さが確認されました。なお、本日の職員会議において避難訓練全体の反省点が報告されました。生徒のみならず、教員の側においても改めて緊張感の維持や日頃の指導を徹底していくことが確認されました。


最後になりますが、逗子消防・逗子警察・逗子市役所・近隣の皆さまご協力有り難うございました。

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防災対策

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