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2015年ボート遭難事故追悼の全校集会

2015/01/23

本日1月23日(金)朝、体育館において七里ガ浜ボート遭難事故追悼集会が開かれました。受験を目前に控えた高校3年生を含む、全校生徒・全教職員が参列しました。
この追悼集会は、1910年1月23日のボート遭難事故で亡くなった12名(本校生徒11名とその小学生の弟1名)と、1980年12月に起きた山岳部の八方尾根遭難事故で亡くなった6名(5名の高校生と顧問1名)の御霊を慰めるとともに、2度とこのような悲しい出来事が起こらないように誓いを新たにするために、毎年行われているものです。

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校長先生は会の冒頭、次のように話をされました。

「どうしても、大きな災害や事故であっても時間が経つと忘れられていくものです。例えば、今年は、阪神・淡路大震災が起きてから20年になります。阪神・淡路大震災は、1995年1月17日に発生した明石海峡を震源とするM7.3の直下型地震で、神戸を中心に大きな被害を与え、6434名もの死者を出しました。みなさんの生まれる前の話なので、ほとんど知らない人も多いでしょう。また、東日本大震災が発生してから4年経とうとしていますが、復興は十分に進んでおらず、福島の原発の処理も進んでいません。ところが、被災地域以外では話題になることも少なくなりました。しかし、我々はこれらの震災などを教訓として語り継ぎ防災意識を高めていく必要があります。」
「同じように逗子開成のボート遭難事故は、逗子開成の生徒・教職員にとっては、忘れてはならない事故です」そして、ボート遭難事故について語り継ぎ教訓としていくために、事故の顛末やいまの学校生活を送る上で、事故から導くべき教訓について改めて話をされました。

詳細は、以下のページ等をご参照ください。→ https://www.zushi-kaisei.ac.jp/news/2013/01/post-62.html

最後には、「我々一人一人の命がかけがえのないものであるということを深く心に刻む必要がある」と話をまとめられました。そして、吹奏楽部による演奏のもと、全校生徒・全教職員で黙祷を捧げました。

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全校での追悼集会後には、学校長、生徒代表、吹奏楽部が、学校を代表して校内にある「ボート遭難の碑」「いのちの碑」に献花を行いました。

20150123ボート献花.jpg 20150123ボート生徒献花.jpg

20150123いのちの碑生徒献花.jpg 20150123いのちの碑献花.jpg

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また、稲村ヶ崎の「ボート遭難の碑」にも献花を行いました。

20150123稲村ヶ崎.jpg 

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