穏やかな春らしい本日、
111年目を迎える逗子開成中学校・高等学校の入学式が行われました。
本年度は、中学1年生(281名)、高校1年生(271名)が入学しました。
新入生は、朝の9時過ぎより校庭に集合し始めました。
中学校1年生は、緊張した面持ちの生徒がほとんどでした。
クラスごとに集合し、担任の先生より点呼を受けました。
一方正門付近では、写真部の生徒が、日頃培った撮影技術をもとに、
入学式看板前で写真撮影と順番整理を行っていました。
時間になりますと、新入生は担任の先生の誘導のもと体育館へ移動しました。
式典では、校長先生・理事長先生・PTA会長からそれぞれお祝いの言葉がありました。
高橋校長は、校章の「ペンと剣」の意味について話をされました。パキスタンの少女マララ・ユサフザイさんが、国連演説において教育の権利の大切さを説いた際、「ペンは剣より強し」という言葉について引用したことを紹介しつつ、新入生がこれから心がけるべきことについて語りかけられました。
立川理事長は、知力・体力・人を思いやる優しい心の三つのバランスの大切さを、伊藤PTA会長は、学園生活の心構えについてそれぞれ語りかけられました。
また在校生代表として生徒会長が中学校1年生、高校1年生が心がけるべきことについて、自身の体験も交えつつ、分かりやすく語りかけました。
そして吹奏楽部のお祝いの曲を終え、閉式となりました。
中学生は、まだまだ緊張している生徒もいるかもしれませんが、これからその緊張を解きほぐすための学年行事や学校行事が待っています。きっとすぐに逗子開成での学園生活に慣れるはずです。
高校生は、逗子開成での学園生活の折り返し地点です。これからの三年間は、皆さんの将来につながる大事な三年間になるはずです。逗子開成中学校で培った三年間を土台に、様々なことを高校生でも学んで欲しいと思います。