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逗子開成学園八方ケルン修復工事完成確認及び竣工式報告

2023/08/29

8月3日(木)~5日(土)の2泊3日で,逗子開成学園120周年記念事業の1つである八方ケルン修復工事の完成確認と竣工式を行うため長野県白馬村に行ってまいりました。例年52会(高29回卒業生の会)有志で実施している八方尾根慰霊登山に同行する形で行われました。

■ 8月3日(木)
この日の予定としては,ケルン修復にあたり長野県等に提出する書類で,ご協力いただいた白馬村役場と施工業者である田中建設さんへの訪問です。
昼頃,白馬村に到着し,事前に約束していた村役場15時にはまだ時間があったため,当時の遭難事故に関係する長谷寺,南股川,白馬村交番前慰霊碑に立ち寄りました。

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長谷寺                 

(当時の住職により荼毘に付された)

  

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南股川

(この川の上流で遺体が発見された)

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白馬村交番前の石碑と石板の拡大写真

(顧問教員1名と生徒5名の名前が刻まれている)

15時に白馬村役場教育委員会事務局を訪問し,今回の修復工事に関わる提出書類について,ご協力いただいた教育委員会事務局の小島麻衣子さんに御礼のご挨拶をさせていただきました。その後,16時30分に,修復工事施工業者である田中建設さんに行き,ケルン修復の完成の御礼を行い,また,工事完成報告書を受け取るとともに工事の過程と工事が順調に進んだことなどの話しを伺いました。

■ 8月4日(金)
ゴンドラとリフトを乗り継いで八方池山荘まで行き,そこから歩いて小一時間ほどのぼると八方ケルンに到着します。ケルンの修復状況を皆で確認後,竣工式として学校の広報部で作成してもらった横断幕を持ち,修復工事完成記念としての写真を撮りました。その後,小池和尚さんにより,亡くなった6人の御霊の供養をしていただきました。小池和尚の読経の間,我々も改めて心引き締まる思いで6人の冥福を祈るとともに,ケルン修復の完成の御礼と登山の安全を願って線香をあげました。

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修復前の八方ケルン(2017.8.撮影)

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修復後の八方ケルン

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八方ケルン修復工事竣工式

 

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小池和尚の読経による供養

■ 8月5日(土)
帰途につき無事にケルン竣工式を兼ねた慰霊登山を終えることができました。

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