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中学3年生 国語授業

2022/10/11

10月7日、中学3年生の国語の授業をのぞいてみました。
本時は芥川龍之介の『羅生門』について読み解いていきました。

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説明文と小説の違いについての話から授業に入ります。

説明文の記述問題は、解答の根拠になる箇所を繋ぎ合わせて答えを作成するのに対し、小説の方は解答のポイントになる箇所についての登場人物の心情や筆者の表現意図を想像し、それを自分の中で言語化して表現することが必要です。

その点で、小説は説明文に比べ、解答にあたり一手間二手間かかるといえます。

また、言語化するためには語彙力、表現力を伸ばしていくことが要となります。

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そして、小説をより深く知る為には文章についてより細かいところを読み取らなければなりません。

今回は羅生門の風景描写について深く学びました。

風景描写からは登場人物の心情、今後の展開などを読み取ることができます。
風景や建物から想像できる「色」なども、今後の展開を暗示しているということを知り、とても興味深く引きつけられました。

 

  

逗子開成では毎日朝読書の時間を設けています。小説の読解問題を解くポイントなどを知り、意識することで、毎日の朝読書もより充実した時間になりそうです。

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