7月8日(金)より順延が続いていた中3遠泳大会ですが、本日7月13日、ついに諸条件が整いました。
ときどき小雨がぱらつく天気ですが、水温は温かく、波は穏やか、遠泳日和です。
朝早くから準備が進められています。
高校ヨット部の皆、中3のためにありがとう!
そして高校水泳部の皆、ありがとう!
着々と準備が進められます。
準備中の高校ヨット部の3人に遭遇。笑顔をいただきました。
職員の打ち合わせでは安全面を中心に入念な確認が行われます。
教室で点呼をとったのち
開会式の行われる体育館へGO
いよいよ遠泳大会の開幕です。
高校ヨット部、高校水泳部のみんな
そしてライフガードの方々も参加してくれました。
校長先生のお話
副学年主任の先生
体育科の先生からのお話がありました。
「ライフガードや高校生の先輩方、家族をはじめとする周囲の方へ感謝の気持ちを泳ぐエネルギーに変えよう。」「One for all, all for one. 一人はみんなのために、みんなは一人のために泳ぎ切ろう」「ここまでしっかり準備をしてきたのに体調不良で本番を味わえない生徒・先生は悔しい思いをしている。みんなで完泳できたよ、って伝えよう」「やれることは全部やってきた。本番は楽しく泳ぎましょう。」など、数々の心打たれる言葉が体育館にこだましました。
お世話になる方々に、礼!
いよいよ第1団が海に向かいます。
出発を直前に控え、緊張の面持ち。
めらめらと闘志を燃やす生徒も
しっかり準備体操をしたのち
手をつないで出発の合図。「行くぞー!」「おー!」
いざ出陣
3年間、この日のために積み重ねてきた、遠泳がはじまります!
陸上からは見えないぐらい遠くまで泳いでいきました。すごいなあ。
保護者の方もたくさん応援にきてくださいました。
誰一人脱落することなく、かえってきました!
横断幕の待つゴールへと、泳ぎ進みます。
さあもうすぐだ!
おかえりなさい!
心なしか、みんな一回り大きくなって帰ってきたように見えます。
保護者の方のカメラから無数のシャッター音が鳴り響きます。
全員完泳を記念して、記念撮影!
保護者の方もたくさん写真をとってくださいました。
その後、第2~第4団も無事に泳ぎ切りました。
閉会式を終え、2022年中3遠泳大会が幕を閉じます。
遠泳を終えた生徒たちに話をきくと「つかれた」という声もある中で「もっと泳ぎたかった」「意外とすいすい泳げて気持ちよかった」「楽しかった」「もっと泳げたのに終わってしまった。」など頼もしい声がたくさんきかれました。
「今日の今日まで自信がなかったが、なんとか泳ぎ切れてよかった」と自信を深めた生徒、「水泳部の仲間が励ましてくれたりしてすごく力になった」と仲間との絆を感じた生徒、それぞれがそれぞれの想いを語ってくれました。
<編集後記>
観客の方に中3生徒のお祖母様がいらっしゃいました。M先生がどこかでお見かけしたことがあると思い話しかけると、実はM先生が30年以上前に担任をした学年のお母様でした。その年が遠泳が始まった年。つまりそのお祖母様は、ご自分のご子息と、そしてお孫さんの遠泳を、その目に焼き付けたということです。何十年の時を経て、どんな風にその光景がうつったのでしょうか。想像するだけで、胸があたたまるお話でした。
<編集後記2>
今年の中3は、中1からコロナ禍に見舞われ、例年とくらべて練習時間が短い学年でした。そのため、第2団を35分チームとして、普段よりも短い時間のコースとして設定し、希望する生徒は第2団に所属しました。ですがその第2団を泳ぎ切った生徒たちは口々に「もっとできた」「普通のグループに所属すればよかった」と前向きな悔しさをにじませていました。とてもすがすがしい気持ちだなと思いましたのでここに追記します。