中2の道徳は「だれがために働く」というテーマで行われました。
問い「仕事とは何か」
答え「ひとりでもいいから、誰かの役に立つこと」
中学2年生の口からこんな言葉が飛び出すほど、中身の濃い時間でした。
題材は阪神淡路大震災の直後にボランティアとして働いた中学生の視点で語られる実話です。復興のために昼夜を問わずがんばる人達に心を打たれる一方、被災者からイライラをぶつけられたりずるい人を目撃したりもします。そして、まったく知らないおばあさんが冷え切った手をあたためてくれた思い出が彼の心を打ちます。
生徒たちはまず、その題材を読み込みます。そして感じたこと、考えたことをワークシートに記録します。
その後グループ内でそれぞれのメンバーが考えたことをシェアしました。
「仕事とは、生活のために必要なこと」
「自分の時間と体力をお金に換金すること」
「いろんな人を助ける上で日本の未来を輝かしい国にすること」
「嫌なことも受け止めて、他の人を助けたり救ったりすること」
「人々の役に立ちたいという思いから自分の意志で行動すること」
それぞれの視点から、さまざまな意見が飛び交いました。
クラス全体での分かち合いの時間では、手をあげて積極的に発言をする生徒のおかげで活気のある時間となりました。
中学1年生の道徳の時間は、スマホ・ネット・ケータイの使い方について勉強しました。
今回は中学生や高校生に起こりやすい、実際にあったトラブルの事例についての動画を見て、話し合いました。
たくさんの生徒から、動画の内容について、様々な角度から見ていると感じられる意見が出てきました。
スマホで簡単に連絡を取り合うことができる世の中ですが、相手の表情など見られないので傷つけてしまう事も起こり得ます。
ネットやゲームについつい夢中になってしまう事もあるでしょう。
その場の気分で後先考えず行動してしまうと、相手も自分も辛い状況になってしまうかもしれないので、しっかり考え、ルールを決めて行動しなければいけません。
あと少しで長い夏休みが始まりますが、今日学んだことを踏まえて、楽しく有意義な時間を過ごせるといいですね!