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白球をおいかけて

2022/03/30

グラウンドで中学野球部が練習していました。

本校の中学野球部、昨年度、なんと神奈川県ベスト8に進出したのです。それも2回も。私立の中高一貫校がそこまで進出することはなかなかないこと。平日週2回までという活動日数の制限がある中でいったいどうやって強くなっているのでしょう。練習風景をのぞいてみるとさまざまな工夫がなされていました。

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バトミントンの羽根をネットに向かって打つ練習。バトミントンの羽根は滞空時間が長いため、ミートポイントの確認と狙った方向に打つ練習ができるそうです。

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グラウンドを囲むネットを利用して、横一列になってボールを打っています。こうすることで数多くの選手が同時にたくさんのボールを打てるのですね。

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可動式のネットが効果的に配置され、限られたスペースでたくさんの打撃練習が繰り広げられています。

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真ん中のバッター、とても力強いスイングです。バドミントンの羽根を使った練習は周りを気にせずにフルスイングできるというメリットもあるとのこと。

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ロングティーという練習です。実際のボールを思いっきり遠くに飛ばすことができます。選手にきいたところ、一番人気の高い打撃練習だということです。

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ピッチングマシンもありました。それも2台。すごい速い球ですが負けじとフルスイングしています。これだけ速い球が練習で打てるのであれば試合での活躍が約束されたようなものですね。


中学野球部は毎年一学年20名以上の部員が入部します(神奈川県で一番部員の多い野球部なんだそうです)。それだけ多くの部員が限られた時間でいかに効率よくうまくなるかが考え尽くされた練習が繰り広げられていました。「この練習にはどういう意味があるの?」と聞くと選手自身がその練習の目的を言葉で説明できることがとても印象的でした。

部員の半分は野球未経験者からのスタート。その中で現在レギュラーとして活躍している選手も何人もいます。また、公式戦・練習試合、それらを通してあらゆる選手が試合への出場機会を得られるのも逗子開成野球部の魅力です。

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