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海の宝アカデミックコンテスト2021全国大会 -海と日本PROJECT- 入賞

2021/11/27

本校の有志活動グループ、先端的海洋教育・高校生プロジェクトの生徒が、北海道大学大学院水産科学研究院主催の「海の宝アカデミックコンテスト2021全国大会」に応募し、以下のように優秀な成績をおさめました。

詳細は以下のリンク(マリン・ラーニングHP)からご覧ください。

 https://www.umicon.jp/contest/award2021.html

自分たちの口頭発表はもちろん、全国から集まった立派な発表を見聞きし、日本または世界が抱える環境等の諸問題に対する全国の小中高生の取り組みについて深く知り、様々な観点から私たちと海との関わりについて学ぶことができました。

団体は2015年6月に1期生の活動が始まってから6年が経ち、海洋教育の一つの形として「海」を素材とした教育の在り方を模索しています。生徒たちは自ら設定した研究テーマを育む過程で「海」を対象とし、課題解決に必要な知識や技能・表現力等を身に着けてきました。

全国Web頂上コンテストで発表させていただいた本校の作品は、地球の気候調節機能の一翼を担っている深層海流に着目し、その湧昇メカニズムと海底地形との関係について考察したものです。この研究内容は、元々1期生の生徒が始めたものを代々発展させており、今までにないアプローチで鉛直方向や深部での水の流れを捉え、定量的な考察をおこないました。グループでは、海が担う熱輸送の仕組みを明らかにすることが地球温暖化対策の鍵となると考えており、外部の方にもアドバイスをいただきながら研究を続けてまいります。

以下、入賞作品一覧(〇はプロジェクトリーダーの生徒)。

発表タイトル「流速測定から考える深層海流の湧昇における海山の影響」

高2 〇松井 勇樹,加藤 唯央,真船 倖輔

関東・中部ブロック優秀賞(全国Web頂上コンテスト出場

ちょうちんあんこう賞

審査員特別賞:

1.マリン・サイエンス部門

 日本海洋科学振興財団 オーシャン・アート賞

2.千葉市科学館賞

3.北海道大学水産学部賞

※「ちょうちんあんこう賞」:謎の多い深海の暗闇の中で、灯りをともし、悠々と泳ぐチョウチンアンコウの姿に、未知の世界を科学の力で進んでゆく魅力的で優秀な作品に授与される賞。

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発表タイトル「模様は地形を教てくれるのか」

高2 〇山田 晃史,廣瀬 時人

関東・中部ブロック奨励賞

発表タイトル「油が生物に及ぼす影響 ~海洋生物を守るために~」

中3 〇佐々木 颯,宮川 智大

関東・中部ブロック奨励賞

発表タイトル「どうして森は海の恋人なの?実は鉄が関係していた!?」

中3 〇水嶋 一樹,川西 琳大,佃 諒祐

関東・中部ブロック奨励賞

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カテゴリー :
海洋人間学

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