ニュース

【シネマ倶楽部】 ビッグ・リトル・ファーム鑑賞文

2021/02/16

2021年1月19日(火)に中学1年生が入学後初めて徳間記念ホールで映画鑑賞を行いました。

当日は感染症対策で、1席空けて鑑賞しました。

(作品概要)

殺処分寸前で保護した愛犬トッド。その鳴き声が原因で大都会ロサンゼルスのアパートを追い出されたジョンとモリー。料理家の妻は、本当に体にいい食べ物を育てるため、夫婦で郊外へと移り住むことを決心する。しかし、そこに広がっていたのは200エーカー(東京ドーム約17個分)もの荒れ果てた農地だった――。時に、大自然の厳しさに翻弄されながらも、そのメッセージに耳を傾け、命のサイクルを学び、愛しい動物や植物たちと未来への希望に満ちた究極に美しい農場を創りあげていく――。自然を愛する夫婦が夢を追って奮闘する8年間の軌跡。

 トロント国際映画祭2018観客賞第3位、サンダンス映画祭2019フェスティバルフェイバリット賞第2位、ミルバレー映画祭2018観客賞・銀賞など、世界各国の数々の観客賞を受賞した感動のドキュメンタリー。映像の美しさにも注目してください。

ビッグ・リトル・ファーム01.jpg

※生徒の鑑賞文には映画の内容も含まれますのでご注意下さい。

(中1C Mくん)

今回、「ビッグ・リトル・ファーム」を鑑賞して、緑の形もない荒れはてた土地から多くの緑と自然を再生するために1年近くかかりそこから完全に再生するためには7年もかかっていたので、そこまで続けた努力と気持ちがすごいなと思いました。

いつも頼っていた大切な人が亡くなった後やなかなか自然のサイクルがうまくいかなくなったときなども、仲間達と犬などの自然に生きる動物をよく観察し、閉じた道を開いていたので、どんなときも仲間は大切だと思いました。

自然と共存するためには、何年もの歳月をかけていきながら、その環境に合った答えを導き出さなければいけないという、自然のきびしさや難しさを感じました。

飼っていた家畜が殺され、その天敵が出てきたとしても、その動物にもなにかしらの役割があると考えて、また被害に遭うかもしれないのに、殺さずに利用法を考える発想力と行動力が仲間全員にあったからこそ、一人が自分勝手な行動に出るなどということがなく、20万米もの敷地を自然でいっぱいにすることができたのではないかと思いました。

今回鑑賞してみて、テーマは共生だったけど、その中にはチームワークや行動力、発想力、あきらめない気持ちが全員にあったからこそ20万米もの荒れはてていた土地をわずか7年もの間に主人公が夢見ていた完全な自然へと再生できたのではないかなと思いました。

たとえ、周りの人々に実現不可能な夢と言われたとしても、今回みたいに、行動してみないとなにが起こるか分からないので、あきらめずにまずは行動してみようと思いました。

カテゴリー :
シネマ情報

カテゴリ

最新の記事

アーカイブ

ページトップへ戻る