ニュース

シネマ倶楽部『チア男子!!』鑑賞文

2020/03/10

2月13日(木)、中学1年生と2年生が『チア男子!!』を鑑賞しました。

<物語概要>

道場の長男に生まれ、幼い頃から柔道を続けてきた晴希。しかし、連戦連勝の姉・晴子と比べて自分に才能がないことに悩んでいた。怪我をきっかけに柔道から距離を置いていた晴希に、幼なじみで親友の一馬は「一緒に新しいことを始める」と宣言する。なんと、それは前代未聞の"男子チアリーディング部"の創設だった――!

 直木賞作家・朝井リョウが、早稲田大学に実在する男子チアリーディングチーム"SHOCKERS"をモデルに書き上げ、2011年にコミカライズ、2016年にアニメ化&舞台化など様々なメディアで取り上げられた話題の作品。W主演となる横浜流星、中尾暢樹を筆頭に個性豊かな7人が、男子チアリーディング部"BREAKERS"を体当たりで熱演!

3ヶ月間徹底的にトレーニングした本格パフォーマンスは俳優の域を超えています。

チア男子!!01.jpg


【注意】鑑賞文は時に映画の重要な内容や結末に触れる場合がありますので、お気を付け下さい。

中学1年C組 Wくん

 ぼくは朝井リョウさんの作品で見たことあるものは『桐島、部活やめるってよ。』だけなので『チア男子!!』を見るのは初めてでした。ぼくがこの『チア男子!!』を見て一番面白く感じたのはキャラクターです。この話に出てくるキャラクターは一人一人がとても個性的でそれぞれ違うコンプレックスや性格や過去から生じてしまう問題点があるところにとても現実味が感じられました。この話はこういったコンプレックスや問題点を仲閒で協力しあって克服していくのが一番重要な部分だと思いました。もう一つこの作品で重要だと思った部分は男子チアのチーム名だと思います。生徒会などがすすめるビルダーズとは違い、破壊などを意味するブレイカーズです。命名の時にカズがチームメイトのみんなに話していた男子がチアをやるのはおかしいという固定概念をぶっ壊したいという発言がぼくの心にはひびきました。この発言は現代社会にも通ずるものがあると思います。今の世の中、固定概念や周囲の人の意見や世間の風潮などが確立されていると人は一人で新しいことにチャレンジをするというのは非常に難しくて大変なことだと思います。ぼくも周りの多数派の意見に流されがちな時もあるので自分の意見を一つは持って行動したいと思います。そしてぼくの意見と周りの人の意見をしっかりと交換して、意見を共有するべきだと思いました。『チア男子!!』を見てぼくが一番思ったのはもし苦手でできないことがあってもチャレンジすることが大切だと思いました。

中学2年B組 Tくん

 僕は『チア男子!!』を見るまで、男子がチアをやるなんて面白くなさそうだし、少し痛いな、と思っていました。案の定、最初は周りの人達だって乗り気じゃありませんでした。けれど、大広間でみんなの前でチアをしたことによって、興味を持ってくれた人が増えました。僕はこのシーンを見て、勇気を少し出せば、無理だと感じたことも少しずつ実現していくんだと感じました。僕の場合、あまり私生活で勇気を出せなくて、後悔することが結構あります。そんな後悔をこれから、減らしていきたいと思います。

 僕はこの映画を見て、もう一つ感じたことがあります。それは仲閒の心強さです。この映画で言うならば、カズがおばあちゃんの容態が悪化して、チアをやめると言い出した時ハルが「自分が居るから、カズは一人じゃない。」と言ったシーンです。僕もそうだし、絶対に苦しいことが無い学生生活なんて無いと思います。そんな時、助けてくれたり、悩みを聞いたりしてくれる仲閒が居る、ということがありがたいことなんだな、と思いました。校長先生の全校集会でのお話で、「信頼できる、友人、仲閒を作りなさい。」とおっしゃっていた通り、僕も今いる友人達を信頼し、大切にしていきたいと思ったと同時に、そんな友人が困っている時や、道を踏み外してしまいそうな状況になってしまっていたら、友人として、助け合っていきたいと思いました。

 この映画を見て、大きく二つものことが学べたので、他の映画もたくさん観て、勉強以外のたくさんのことを学んでいきたいです。

カテゴリー :
シネマ情報

カテゴリ

最新の記事

アーカイブ

ページトップへ戻る