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2019J3年賀状コンテスト

2020/03/26

2020年になって早3ヶ月が経とうとしています。

この春卒業した中学3年生が1月に年賀状コンテストを行いました。優秀作品を紹介します。

講評は2人の美術の先生にいただきました。


<金賞 2作品>

F組 Kくん

J3F桑田航希君年賀状.JPG

画面右側に寄せた横顔、その向かう先に余白をつくることで、これから始まる2020年に思いを致す、という意図をもった良い構図です。

B組 Tくん

J3B田中大暉君年賀状.JPG

  墨字の子というネズミと色鉛筆で混色したグラデーション、画面配置のバランスが絶妙!日本の風物詩を感じますね!


<銀賞 2作品>

G組 Kくん

J3G倉持洸希君年賀状.JPG

鼠=ソニックという大胆な解釈をもとに、オリンピックイヤーのスポーティな雰囲気が出ています。中二の授業で学んだ一点透視図法も活かされています。

F組 Iくん

J3F磯 知樹君年賀状.JPG

手前のマッチョねずみ君達に目が釘付け!!!

モダンテクニックをいかした背景の墨汁のしぶき、筆先の描写は、躍動感がありますね!


<銅賞 3作品>

G組 Iくん

J3G岩本大知君年賀状.JPG

大人気の漫画『鬼滅の刃』の幼少の主人公たちが描かれています。漫画の内容と照らし合わせると、ネズミが不穏な存在にも見えてしまいます・・・。

C組 Wくん

J3C渡邊佳祐君年賀状.JPG

紅白のカーテンから「そぉ~」と出てきた大きなネズミ君!ぬくぬくとした温かさが漂う一枚、寒い日には最高~!

A組 Mくん

J3A真船倖輔君年賀状.JPG

ビジネス書の『チ―ズはどこへ消えた?』(スペンサー・ジョンソン著/扶桑社)に着想を得たと思われます。迷路の中で失われたチーズ(自らの大切にするものの象徴)を、待ち続けることなく主体的に探す、という決意の表れと受け止めました。


<全体講評>

金賞2、銀賞2、銅賞3という結果となりました。

 金賞の2点はいずれも年賀状の趣旨を理解し、それにふさわしい表現がなされていました。また、デジタルによる作画が年々増えてきています。iphone上で指で描いた漫画が出版される時代ですから、年賀状にもデジタル作画が取り入れられていくことは、自然な流れかと思います。一方で、デジタルには出せないアナログのよさも、かえって引き立って見える時代であるとも言えるでしょう。

 年賀状に限らず、表現は代替不可能なものです。イラストの模写だけでなく、自分の意図をもった表現が入ってくるとなお良いですね。

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