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シネマ倶楽部『バーニング・オーシャン』鑑賞文ご紹介

2018/03/06

中1、中2の生徒が鑑賞しました。2010年のメキシコ湾原油流出事故をモチーフとした災害パニック映画です。

【注意】鑑賞文は時に映画の重要な内容や結末に触れる場合がありますので、お気を付け下さい。


中2 K君

 今回、鑑賞した「バーニング・オーシャン」は私の中ではこれまでの学校での映画鑑賞で一番面白かったです。ノンフィクションでここまで激しい映画は初めて見ました。この映画の中で印象に残ったシーンは2つありました。1つ目は事故が起きてしまった理由に関わるシーンです。石油掘削計画は予定よりも遅れていました。そこで幹部は、安全点検を十分にしないという強行策をとりました。私はこの点が事故を引き起こした一番の要因だと思います。会社としては利益を最優先したいところだったと思いますが、危険が伴う作業だからこそ万が一の事も考えておく必要があったと思います。また、幹部という人を操る立場だからこそ1人1人の作業員の命があり、家族などの背負っているものがあるということを忘れてしまってはいけないのではないかと思いました。
 2つ目は脱出のシーンです。幹部は作業員よりも自分が先だと逃亡していきました。一方、作業員達は被害を食い止め、1人でも多く救助しようとしました。私はこのシーンで最後まで働いた作業員たちはすごく周りが見えていて、自己犠牲の精神はすごいなと思いました。一方、幹部は1つ目のシーン同様、視野が狭く、自己中心的だなと思いました。私は部活でよく「アンテナを張れ」ということを言われます。正確に言うと視野を広く持って周りを気遣うということです。そういうことができるように冷静になって、視野を広く持ち、アンテナを高く張っていきたいと思いました。

バーニングオーシャン1掲載用.jpg

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