10月9日、10月16日の2回に渡って高校1年生は"デザインシンキング"の講義を受講しました。
講師を務められたのはGOB Incubation Partners 代表取締役 山口高弘氏です。
独立起業支援や経営コンサルタントの活動を行われているそうなのですが、以前は元ボクシング選手、19歳で起業されたという経歴を持っておられます。
講演内容は、デザインシンキングというイノベーションの思考法を考えるというものです。革新的なアイディアとは、才能のある人のひらめきから生まれるのではなく、アイディアを創造するプロセスを知っていれば誰でもできるということです。
世の中のニーズ、そしてインサイト(人間の根源的欲求)を見抜くこと、そして良い目的を導きだすことが大切ということ。
トレードオフを超えることがイノベーションのカギであり、たくさん生み出されたアイディアの長所を見抜き組み合わせ、より良いアイディアに変えていくこと。
というように難しい言葉が多く出てきましたが、山口さんが具体例を挙げながら丁寧に説明していただき理解を深めることができました。また、実践的なペアワークなどを通して、新しいアイディアを生む過程を体験することができました。
将来、生徒の中からビル・ゲイツやザッカーバーグのような世界を驚かせるようなイノベーションを起こす人が現れることを願っています。