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土曜講座『お泊り保育を手伝おう』・・・逗子開成の夏休みはこれで開幕!

2015/07/22


今年も7月18日・19日に土曜講座「お泊り保育を手伝おう」
が開講されました。

2000年を最初に16回目を迎えました。
逗子の双葉保育園のお泊り保育に15名の「お兄さん」達が
加わり、海洋教育センターで寝食を共にしました。

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荒天で海には行けませんでしたが、
今年は化学の実験もあったり、
即興でリズムをとって音楽をつくったり
と盛りだくさんの内容でした。

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(↑こうやって「お顔」と「お顔」が合うと、「お兄さん」の顔になっていきます。)

今回は受講した生徒の感想を紹介したいと思います。

○講座が始まるまでは小さい子供たちとどう接すればいいのか
どこまで騒いでいいのか不安だったけれど、
いざ子供たちと対面してみると明るく話しかけてくれて
緊張がほぐれました。この1日で子どもたちの
予想以上のピュアさを知り、とても驚きました。
一緒に遊んでいる間はそこまでキツくないと感じて
いたのに、風呂に入ってベッドに寝転んだら
ジワジワと疲れが出てきて保育士さんたちの大変さを
思い知らされました。(中3)

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(↑夜は化学実験室で「ジャック博士」と魔法の実験をしました。)

○自分は今回2回目のお泊り保育だった。
去年は初めてというのもあって
ちょっと緊張してしまい、自分の中にある恥ずかしさとか
を捨てきれなかったので、今度こそはしっかりやってみようという
思いを持ってのぞんだお泊り保育だった。
そんな気持ちや決意もあって今回は去年に比べて
ずいぶんと子供たちと触れ合うことができた。でも
まだもうちょっと頑張れたかなというところがあった。
あの時、自分がしっかり配慮して行動していればもっと
いい方向に進んでいたのかな~と思ったりもした。(高1)

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○中学3年の時からお泊り保育に参加して今年で3回目となりました。
中学3年生のときから様々な経験を得て
自分の中でも成長したなと思いました。
1回目のときは1対1で自分のことで精一杯。
2回目のときは前回の記憶から余裕ができて自分の班のこと
そして今回は自分のすべきことを見れるようになり始めたかな
と思いました。自分が最高学年という立場からのお泊り保育は
いつもと大きく違いました。自分の年上の人がある、あの人に
頼れるという安心感をもらえる側から与える側になる
という違いは大きかったです。(高2)

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○今回お泊り保育を経験してやはりと~~っても楽しかった。
僕は中3の時に初めてやった時、正直自分では上手くやれなかった。
その時もとっても楽しかった。同時に疲れもあったと思う。
「やっと終わったぁ~。やりきったな~」と。
でも今回感じたことがちょっと違った。
今回お別れの時間が近くなるにつれて、もっと
一緒にいたいという気持ちになった。
「もう1日やりたかったなぁ」
こういう感想だった。もう1つ子どもたちの100%に応える難しさ
というか、ほかのコの100%と競合したときに折り合いをつけるのが
難しいというか・・・。でももっとうまく関わってあげたい。
みんな本当にいい顔で笑っていて心が洗われた。純度100%の
きらきらした表情がまぶしかった。
面倒を見てあげる・・・というより僕も楽しませて頂きました。
本当にかわいかったです。(高2)

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夜は昨年に引き続き、「イクメン」の最先端を学んでいます。
卒園生・在園生のお父様である東 浩司さんにお話を頂きました。
「イクメン」そして父親の育児の進出をすすめるお仕事で
第一線で活躍されている方のお話を聞くことができました。

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その中で印象に残った言葉が
いい父親ではなく、笑っている父親
---明るい言葉(うれしい・楽しい・幸せ・大好き・大丈夫)
を口ぐせに 日々関わっていこう
逗子開成の「プレパパ講座」の夜はこれで締めくくりました。

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中学3年生から高校生が受講する「お泊り保育」ですが、
繰り返し希望してくれる生徒も多く、それぞれの思いを
胸に毎年チャレンジし、腕を磨いてくれています。
そんな進歩が実感できるのもこの講座の醍醐味なのかなと感じる
この頃です。

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