中学1年技術の授業では、ヨット製作と並行して講義を行います。
本日は、中1OPヨット講義③「海上での安全」が行われました。
簡単にご紹介。
授業はじまってすぐ、逗子湾で撮影したビデオの紹介がありました。
風速12・3mの逗子湾の様子。荒れた海の様子が映し出されました。
改めて自然の中でヨットに乗ることそのものについて考えます。
続いて高校ヨット部生徒による実践の様子を撮影したビデオ紹介。
転覆した場合の対処の仕方を実際に学びます。
転覆した場合、
「なぜ、船の下にもぐってはならないのか?」
「なぜ船から離れてはならないのか?」
など、具体的な質問をもとにその理由を生徒みなで考えます。
また、一時間の授業を通じて、映像のみならず多くのモノも紹介。
「ライフジャケットを着てみよう!」と一人の生徒がチャレンジ。
ここでも「チャックをしめる」「腰紐をちょうちょ結びで結ぶ」
などの具体的な注意とともに、なぜそうしなければならないのか、
という点をみなで考え、理由を明確にしていきます。
ほかにも、ロープナイフでロープを切ってみたり、
全員でスクリューにふれてみたり、と盛りだくさん。
今回の授業すべてにおいて共通していたのが、「安全」でした。
映像や様々なモノを通じて、
ヨット実習中の様々な危険や命の守り方について学びました。
担当教員は、授業の最後、逗子開成のボート遭難や山の遭難について言及していました。
そして授業の冒頭で伝えた、ヨット実習の基本的な考え方=「自分の身は自分で守る」という
言葉について、再確認するよう伝えていました。
自然の中で行う実習であることを改めて考えさせられます。