去る9月14日(土)に土曜講座で横浜市歴史博物館に行ってきました。
参加者は、中1~中3までの合計13名でした。
今回の目的は、二つありました。
特別展「水へのいのり-古代東国の川辺と井戸のまつり-」の見学と、
体験学習コーナー「ちょっと昔を探してみよう ~不思議な形の道具たち~」の利用でした。
9時30分に現地集合し、まずは特別展へ。
中学生には少し難しい内容であったため、引率教員より事前に見どころを紹介し、
適宜解説を加えながら一緒に見学しました。「古代人は水をどのように認識していたのか?」
という教科書には決して掲載されることのない見どころについて、皆で考えつつ、悩みながら
見学しました。
難しい問いではあるものの、そこはさすがに柔軟な発想をもった中学生達!
彼らなりの視点で展示を見ているようでした。
「古代人の水に対する意識」を考えるところから、「古代人は、涙をどのように認識していたのか?」
といった疑問をもった生徒もいました。
教員にとっても色々と考えさせる時間となりました。
特別展見学中は、ほどよい緊張感がありました。しかし、その後の体験学習コーナーでは、
一転、みな一様にリラックスして遊んでいました。
洗濯板体験や井戸ポンプ体験などを通じて、先人の文化に触れました。
また、展示物の手動洗濯機や蚊取りグッズには、一様に驚いていました。
生徒の中には、蚊帳の中に入らせていただいて、くつろいでいる生徒も。
教室では体験することのできない、素敵な時間を過ごすことができました!