吾輩は新入部員である。部室はもう無い。 何をしたらいいかとんと見当がつかぬ。何でも217教室という所で何かカリカリ書くのだという事だけは知っている。吾輩はここで初めて執筆ということをした。しかしあとで聞くとそれはむしろ人間中で一等早い方であったそうだ。この文芸部とやらは好き勝手に作品を書く所だという話である。(中3 K.Y. )