中高一貫教育

中高一貫教育

合理的かつ質の高い学習プログラム

逗子開成の教科教育の柱は、「授業」と「家庭学習」です。

6年間に及ぶ中高一貫教育の特性を活かし、2年ごとに3段階のステージに分けた学習プログラムを展開しています。中1・2を「基礎学力の定着」、中3・高1を「大学進学への意識・動機づけ」、高2・3を「志望大学受験への準備期間」と位置づけ、学校での授業と家庭学習の両面から基礎学力と学び続ける力の向上を目指しています。

授業 ~学びへの意欲を高めるために~

先生の説明をしっかり聞いてノートを取ること、獲得した知識を応用してさまざまな問題を解いてみること、仲間どうしでグループになって実験したり、ひとつのテーマについて意見を戦わせたりすること。また、学んだことを発表したり、パフォーマンスを披露すること。
逗子開成の授業では、知識の習得を基本にしながら、生徒自らが考えを深めてゆく場面や、表現する機会を設けることで、学ぶことへの意欲に満ちた生徒を育ててゆきたいと考えています。先生からの一方的な講義だけでなく、演習や校内外におけるさまざまな体験活動を通じて、理解力、思考力、表現力を養い、総合的な学力をつけてゆきます。
授業の理解度・達成度を測る「定期試験」が年4回(高3の後期は1回)実施されます。また、中学生の基礎学力の定着度を見る「学力推移調査」、大学進学にむけた学力状況を知るための各種模擬試験が、それぞれ適切な時期に実施されます。

家庭学習 ~学びを確かなものにするために~

授業は、各教科の先生によって、深い専門的知識をふまえて行われるので、学年が上がるにしたがって、内容はどんどん高度なものになってゆきます。ですから、授業で学んだことを、その日のうちに、もう一度見直す必要があります。逗子開成では、家庭での学び直しを、自律的、自発的な取り組みとして、とても大切に考えています。
そこで、家庭学習をスムーズに進めてゆけるように、各教科の学習の仕方を解説したガイダンス集「学習の手引き」を中学生に配付します。「学習の手引き」は毎日の学習計画を立てたり、取り組みを反省できるノート仕様になっていますので、担任の先生の指導を受けながら学習の自己管理能力をつけ、中学生のうちに自学自習の習慣を確立することを目指します。

「補習」と「講習」について

このように授業と家庭学習の両輪をしっかり機能させて、学力向上を図ることが望ましいのですが、習得の状況に差が生まれてきてしまうこともあります。逗子開成では、夏休み・冬休み・春休みの長期休暇を利用して、授業の内容を理解しきれていない生徒対象の「補習」を実施しています(必要に応じて「補習」は定期試験後にも実施することがあります)。
また、逗子開成では、6カ年一貫教育の特性を生かし、英数国の3教科で中学の学習内容を中学2年までに終える「先取り」を行うことで、高校3年では大学入試にむけた問題演習ができるようにカリキュラムが整備されています。そこで、高校2年、3年では、大学入試問題の対策を意識した、希望者対象の「講習」が行われます。「講習」は通年で実施されるものと、長期休暇に実施されるものがあります。

カリキュラムの特色

  1. 中学の英語・数学・国語の3教科では、充実した内容の授業を展開するために時間を十分に取り、基礎学力の定着を徹底して行います。
  2. 理科・社会は、6年間を通じて効率良く学習できるようにカリキュラムが編成されています。
  3. 高3では、大学入試に合わせた演習中心の授業を展開します。
  4. 高2・高3では、志望に合わせた科目選択が可能です。
  5. 豊かな体力、情操を養う体育・芸術・道徳や特別活動、また、生活に密着した技術家庭・情報では、本校独自の体験的プログラムを実施します。

クラス定員

中1では1クラス35名、中2以降は原則として1クラス40名前後になります。

達成度別授業

中3から特定の教科で実施されます。

中3英語・数学・国語
高1英語・数学・古典
高2文系:英語・数学・古典
理系:英語・数学
高3文系:英語・数学
理系:英語・数学

選抜クラス

中3で2クラス、高1で2クラス、高2では文系1クラス・理系1クラスの計2クラス設置されます。
高3ではコースごとのクラス編成のため選抜クラスは設置されません。
選抜クラスは年度ごとに新しく編成されます。

コース

高2で文系、理系の2コースに分かれ、高3では国公立文系、国公立理系、私立文系、私立理系の4コースに分かれます。さらに、高3の国公立文系。国公立理系の2コースで、それぞれ1クラスずつ「難関国立クラス」が設置されます。

3段階のステージで志望大学を目指す

本校では中・高6年間を3つのステージに分け、大学進学に向けた学習指導・進学指導を行っています。

This website is available in English
PC users can switch between the Japanese and English versions from the button at the top right of the screen, and smartphone users can switch between the Japanese and English versions from within the menu.