学校生活
10月31日 避難訓練

10月31日(木)、避難訓練が行われました。
3時間目に事前学習として2本の動画を各クラスで視聴しました。
1本目は地震について。本校理科教員による、地震の仕組みや現在想定されている日本近海の地震についての解説です。
2本目は1923年の関東大震災のシュミレーション動画。10分以上揺れ続けていたという当時の様子を知り、震災の恐ろしさを改めて痛感しました。
4時間目が始まり、11:33に地震を伝える放送がかかり、各自机の下で身の安全を確保します。
本日の避難訓練は「震度7の首都直下地震が発生し、8分後に最大波高10.2mの津波が来る」という想定で行われたので、揺れがおさまると生徒たちは屋上を目指します。
屋上の様子
その後、全学年グラウンドに集合しました。
グラウンドの隅にはこんな場所が。負傷者が出ることも想定した訓練がされていました。
グラウンドに全校生徒が集合し、逗子市防災課職員の方から講評をいただきました。
「今回の避難訓練、うまくいかなかったという人もいたかもしれません。実際に起こった時はいかに迅速な避難ができるかできないかで命運が分かれます。訓練に勝る準備無し。今回の避難訓練を振り返ってしっかり反省しましょう。」
三須副校長のお話。
「逗子湾のハザードマップを見ると最大レベルでは10m前後の津波が逗子湾に押し寄せてくる。ここは海抜4m。ということは3階より上にいれば助かるので、まずは3階まで上ることが重要であることを理解してほしい。
しかし、想定外を想定することが大事。ということで今回は屋上を避難場所と設定した。
そしてもう一つ、津波というとみんな海の方向からと考えるが、実際は海の反対側にある田越川から来る。ハザードマップを見ても海の近くより川の近くの方が浸水の可能性が高いことがわかるのでハザードマップを確認し知っておこう。」