学校生活
「2025海に加え、空もフィールドにしよう!~あわせて空の安全管理を学ぼう~」
土曜講座「ドローン体験講座 海に加え、空もフィールドにしよう!~あわせて空の安全管理を学ぼう~」が本年も実施されました。三年前に実験的にスタートしたこの講座。好評だったため、昨年から午前・午後の二回実施。本年も同じスタイルで実施することができました。

まずは、ドローンの飛行ルール(航空法)を座学で学びました。簡単な小テストにのぞみます。修了できないと飛行訓練に進めません。昨年までは、ここでトイドローンの屋内訓練を実施しましたが、本年は三班に分かれて活動しました。それぞれ順番に、①屋外飛行訓練基礎編、②応用編、③座学(フローチャートとアルゴリズム)に取り組みました。

本年のグループワークでは、「ドローンでクマを追い払う方法を考える」という内容でした。二回の出動が命じられ、教室内にこっそり作成されたジオラマを、空中から調査します。ドローンのカメラで「地形」「町の様子」「方角」「クマの居場所の変化」などを明らかにし、分かったことをチームごとにまとめます。事前のワークシートには、中山間部の四月・五月の日中が想定され、ツキノワグマの特性が示されています。特性の記述には、「春は冬眠から目覚め、山菜や草などを食べて栄養を補給するために、行動範囲が広がること」「山にはエサが少ないこと」「子連れの母クマは攻撃性が高まること」「人口減少で耕作放棄地や柿などの果樹園が放置されていること」「川沿いは隠れる茂みが多いこと」などが挙げられていました。
これからの季節に話題になりそうなテーマについて、課題を作成していただいたようです。しかも即席で作成されたジオラマの中には、「学校(逗子開成)」と「田越川」もありました。この調査の前に、生徒たちは、付箋を使ったアルゴリズムを作成しています。そして、実際に作成したアルゴリズムに従ってドローンを操縦します。二回の調査後と議論のあと、最終的に「注意喚起」と「クマを追い払う方法」について提案します。

これらの活動はグループ学習。縦割りの班で、課題に取り組んでいました。飛行時間2分という制限があり、ゲーム性もあって、盛り上がりました。役所から調査依頼の電話を受ける人、ドローンを操縦する人、時間をチェックする人、メモをとる人、アルゴリズムを読み上げる隊長など、即席でそれぞれの判断でつくった役割でのぞんでいました。この活動が楽しくて、連続で参加している生徒もいます。

本講座の運営は、Mighty Wingsドローンスクール塩谷にお願いしました。アントレプレナーシップの醸成も念頭にプログラムが組まれています。今回は「DX化」という言葉がさらりと使われ、資料も配付されていました。課題の中でも「DX化」について発言が求められていました。得難い体験をさせていただきました。この場をかりてお礼申し上げます。