学校生活
中学2年生 邦楽鑑賞教室
1月23日(金)、逗子文化プラザホール なぎさホールにて、中学2年生を対象とした邦楽鑑賞教室が開催されました。
岩佐鶴丈さん、坂田美子さん、坂田梁山さん、常味裕司さんの4名をお迎えし、岩佐さんと坂田美子さんは琵琶、坂田梁山さんは尺八、常味さんはアラビアの楽器であるウードを演奏してくださいました。
岩佐鶴丈さんは、薩摩琵琶の古典曲『崩れ』と『壇ノ浦』の2曲を披露されました。琵琶の鋭く張りつめた音色と、力強く迫力のある演奏が印象的でした。
坂田美子さんによる『鶴』の演奏では、昔話『つるの恩返し』を題材に作詞・作曲された琵琶の弾き語りが披露されました。効果音のような演奏表現などによって情景が自然と思い浮かび、物語の世界に引き込まれるひとときとなりました。
続いて、坂田梁山さんによる『片足鳥居の映像』の演奏。片足鳥居とは、長崎市坂本の地に原子爆弾が投下されたことで片足を失った鳥居です。戦争への怒りや悲しみが、尺八の一音一音に込められており、言葉を使わずに感情を伝える音楽の力を強く感じました。
また、常味裕司さんによるウードの演奏では、異国の文化を感じさせる音色が、会場に響きました。日本の伝統音楽とは異なる文化に触れながらも、音楽が世界共通のものであることを実感することができました。
最後には、4人の奏者によってそれぞれの楽器の音色が重なり合う合同演奏が2曲披露されました。
普段の生活ではなかなか触れる機会のない邦楽ですが、演奏に加えて、楽器の特徴や邦楽との出会いについてのお話もあり、4人それぞれの視点から音楽の奥深さを知ることができました。音楽が持つ豊かな表現力をあらためて感じる、貴重な鑑賞会となりました。