新着情報

柔道部 文武両道合宿 in 富山

クラブ活動

柔道部 文武両道合宿 in 富山

柔道部 文武両道合宿 in 富山

8月20日から8月23日かけて、柔道部第1回文武両道合宿が富山にて行われました。
本校柔道部顧問の笠原が高校時代、全国トップレベルでしのぎを削った塩谷建設社長の塩谷洋平さんが会社の柔道場「正気館」にて逗子開成柔道部を迎え入れてくれました。青少年の活躍の場になるようにと設立されたこの柔道場は大変立派で、マンガ『女子柔道部物語』にも登場しています。
富山大学柔道部の皆様もこの合宿に惜しみなく力を注いでくださいました。主将は逗子開成柔道部OBの部奈誠士さん。富山で逗子開成が合宿をやるとききつけて「どうせやるならいままでにない新しい合宿を」と考え、柔道の練習のほかに、職場見学、大学生との触れ合い、学習タイムなど、さまざまなプログラムを企画してくれました。その様子は地元富山のラジオ番組にも取り上げられるほど。逗子開成卒業生の活躍を誇らしく思います。逗子開成OBは部奈君を含めて10名ほど来てくれて、後輩のために最高の舞台を整えてくれました。富山大学の他、金沢大学、砺波工業高校の柔道部の選手たちとも共に練習をすることができ、充実の4日間となりました。
合宿にはリオデジャネイロオリンピック金メダリストの田知本遥さんも駆けつけてくれました。寝技や大外刈りなどの技術指導と共に、「自分ノートを作ることの大切さ」という柔道に限らず人生のあらゆる道につながるようなお話をしてくださり、技術面、精神面の両面において大きなことを学べる大変貴重な機会となりました。
この実り豊かな合宿において、塩谷建設の皆様、大学・高校の柔道部の皆様、宿舎の方々、その他多くの方にお世話になりました。一人ひとりに心を込めてお礼を言う生徒達の顔をみていると、そのありがたさを肌で感じ取れているように思えました。
きっと彼らが成長し、大人になっていく中で、この四日間が本当に、周囲の人達の並々ならぬ支えによって成り立ったものであることをさらに強く感じてくれることでしょう。
また、保護者の方々が、この合宿の準備に汗を流してくれていたOBの姿に胸を打たれ、部旗を作成してくださいました。そうした恩に感謝できる人に、誇りを持てる人に、その志を受け継げる人になって欲しい、という願いがこもっています。
この四日間で柔道家として、そして人として成長できたことへの感謝、感じた恩を、下の世代に引き継げるような人物に成長していってくれるよう、皆様、これからも引き続き応援よろしくお願いします。