学校生活
【シネマ倶楽部】『型破りな教室』鑑賞文
6月10・11日に中学1~3年生が『型破りな教室』を鑑賞しました。
(作品概要)
麻薬と殺人が日常と化した国境近くの小学校。子供たちは常に犯罪と隣り合わせの環境で育ち、教育設備は不足し、意欲のない教員ばかりで、学力は国内最底辺。しかし、新任教師のフアレスが赴任し、そのユニークで型破りな授業で、子供たちは探求する喜びを知り、クラス全体の成績は飛躍的に上昇。そのうちの10人は全国上位0.1%のトップクラスに食い込んだ!
アメリカの国境近くにあるマタモロスの小学校で2011年に起きた実話を描いた本作は、メキシコで300万人を動員し、2023年NO.1の大ヒットを記録。更にアメリカでも限定公開かつスペイン語作品に関わらず初週5位の快挙をとげ、絶賛の嵐は北米まで広がった。さらにサンダンス映画祭、映画祭観客賞など各国の観客賞を数々受賞し、世界中に驚きと感動を巻き起こした。
未来を望むことさえしなかった子供たちが、可能性や夢に出会い、瞳がキラキラ輝き出すのを見るうちに、君たちも「学び」のとりことなって瞳が輝き出すに違いない。
――諦めることは、未来を諦めること――
- 生徒の鑑賞文には映画の内容も含まれますのでご注意ください。
(J2F Oくん)
「型破りな教室」を見て、僕は教育とは何のためにあるのかという事を深く考えさせられた。この作品では、従来のやり方にとらわれず、生徒一人の可能性を信じて向き合う教師の姿が描かれている。最初は周囲から理解されず、反対や批判を受けながらも、生徒たちの成長を第一に考えて行動する姿がとても印象的だった。特に心に残ったのは、生徒たちが少しずつ自信をつけ、自分の力を信じられるようになっていく場面だった。勉強の成績だけでなく、自分で考え、挑戦する力を身につけていく様子から、本当の教育とは知識を教えるだけではないのだと感じた。また生徒たちが互いに支え合いながら成長していく姿にとても感心し、努力を続けることの大切さも伝わってきた。この映画は、学校の教育だけでなく、人を育てること全般について、多くの示唆を与えてくれる作品だと思う。教師が生徒を信頼することにより、生徒も自分自身を信じられるようになるというメッセージが強く伝わってきた。さらに「失敗を恐れず挑戦すること」が成長につながるという考え方にも共感した。「型破りな教室」は笑いや感動がありながら、教育の本質について深く考えさせてくれる映画だった。私はこの作品を通して、人の可能性とは環境や周囲の支えによって大きく広がるということを学んだ。そして自分が何かに挑戦するときは、失敗を恐れず、一歩踏み出す勇気を持ちたいと思った。とても前向きな気持ちにさせてくれる映画だった。