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【シネマ倶楽部】『ぼくとパパ、約束の週末』鑑賞文

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【シネマ倶楽部】『ぼくとパパ、約束の週末』鑑賞文

【シネマ倶楽部】『ぼくとパパ、約束の週末』鑑賞文

12月11日に中学1・2年生が『ぼくとパパ、約束の週末』を鑑賞しました。

(作品概要)

特別な感性を持つジェイソンは、幼い頃から自閉症と診断されていた。生活に独自のルーティンとルールがあり、それらが守られないとパニックを起こしてしまう。ある日、クラスメイトから好きなサッカーチームを聞かれたのに答えることができなかったジェイソンは、56チーム全部を自分の目で見て好きなチームを決めたいと家族の前で言い出す。父親ミルコは、仕事の合間を縫って、ドイツ中のスタジアムをジェイソンと巡ろうと約束をした。こうして、ジェイソンとパパとの週末の旅が始まる。強いこだわりを持つジェイソンは、果たして推しチームを見つけることができるのか?

実話を元にしたこの作品。本国ドイツで上映されると、「ミッション:インポッシブル/デッドレコニングPART ONE」や「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME3」といったハリウッド超大作を押さえ、100万人動員の大ヒットを記録した。今も二人はスタジアムを巡っているという。ドイツサッカーや鉄道好きな人には嬉しい映像が盛りだくさん! 難しいジェイソン役を見事に演じきったセシリオ君の演技にも注目してね!

 

【ジェイソンのチーム選びのルール】

①何があっても最後まで観戦する
②サポーターの席に座る
③地味なシューズ
④広告が控えめ
⑤ネオナチのサポーターは禁止
⑥残念なマスコット禁止
⑦環境や持続可能性の重視
⑧選手が円陣を組まないこと

  • 生徒の鑑賞文には映画の内容も含まれますのでご注意ください。

(J2E Mくん)

僕が、この映画を見て思ったことは、「しあわせ」とはなんだろうということだ。理由は二つあって、一つ目は、自閉症をかかえているジェイソンの両親が最後まで寄り添い、息子をどうにかして守ろうと子育てのルールを決めたり、週末に息子が好きなサッカーチームを探す旅をし、しあわせにさせてあげようとしていたからだ。もし自分がジェイソンの父親だったとしても、仕事を犠牲にしてまでもドイツ国内をめぐって、サッカー観戦をしに行くことはできないと思ったからだ。二つ目は、ジェイソンのことで、好きなものに対して、熱情を持って取り組もうという姿勢を持ち続けて、自分から積極的に調べ物をしたり、サッカー観戦のための準備をしていたことだ。その中でも印象的だったのが、ジェイソンが言った「好きなことをするのは、大変なことが付き物だよ」という言葉だ。しっかりと自分の意見を相手にぶつけることは、とても大事なことなんだと思い知らされた。この映画で、最初はいじめられていたジェイソンが、最後には自分の発表に拍手をされるまで成長したのは、家族のやさしさはもちろんのこと、ジェイソン自身も向上心や積極性を持ち続けた結果であると思った。百人の子供に一人の割合の自閉症をかかえる人が必ずしもジェイソンのような親や環境ではないことを考えると、やはりこの病気とつき合う人はとてもたいへんだと思う。心の病気を自分が治すことはできなくても、自閉症の人を仲間に歓迎できる人になりたいと思った。