学校生活
卒業生による講演「働くことについて考える」

2月10日、本校卒業生で現在弁護士として活躍されている広谷渉さんが、中学3年生のために来校「働くことについて考える」をテーマに講演をしてくれました。
働くということについて、その成り立ちや考え方を、具体例や例え話、事前に聞き取った生徒の声などをふんだんに交えながら、明瞭にお話ししてくださいました。
「弁護士という仕事の魅力はなんですか」という質問に対して「ひたむきに頑張っている人の力になれること」と朗らかに答える姿に職業人としての矜持を感じ取りました。
「役に立つ道具だけ集めようとすると、将来足りなくなる。役に立ちそうにないものこそがのちのち役に立つ。」この言葉も大変印象的でした。
生徒たちには今後も、できるだけ楽な道を探そうととするのではなくて、さまざまな経験を自ら選び取っていく、そんな生き方で歩んでいってほしいな、と改めて感じました。