クラブ活動
電気部、たたらサミットに参加
11月2日から4日にかけて、第2回たたらサミットに本校電気部が参加させて頂きましたので、
ご紹介致します。
電気部はこれまで土曜講座『たたら製鉄』のお手伝いとして参加しており、部活動としても製鉄の練習や鍛治を行ってきました。中学生や高校生がたたら製鉄を実施していることは珍しく、島根県での第2回たたらサミットを実施する際に、お声かけ頂きました。
1日目は、本校のこれまでの製鉄に関する報告を高校2年石原和武 君と中学生3年鶴見裕人 君からさせて頂きました。合わせて、今年度から始めた炭つくりの活動についても報告致しました。
2日目には、同じ会場で実際にたたら製鉄を実施させて頂きました。時間がないこともあり小さな鉧(鉄)しか出来ませんでしたが、学校で直前に練習したこともあり、生徒は各自よく動けていたと思います。
今回は3日目が祝日ということもあり、泊まれる博物が『多根自然科学博物館』に宿泊し、翌日は奥出雲観光致しました。奥出雲は、砂鉄を採取するための鉄穴流しの跡が段々畑として利用されており、たたら製鉄が実施されていた当時の風景が色濃く残っておりました。奥出雲たたらと刀剣館では小林刀匠から鍛治について教えて頂き、生徒は興味津々で話に集中しており、あっという間に時間がすぎていました。
もののけ姫の舞台にもなった菅谷たたら山内では、
東京工業大学名誉教授永田和宏先生から直接菅谷たたらについて説明して頂き、
大変貴重な時間を過ごさせて頂きました。
このサミットを通して生徒一人一人がたたら製鉄への興味関心が高まったと感じております。
謝辞として
連休ということもあり旅費が高騰しているなか生徒たちを参加させて頂きました保護者の方々、サミットの企画・菅谷たたらでのご説明をして頂きました永田和宏先生、奥出雲観光についてご指導頂きました矢野俊人様には大変お世話になりました。この場を借りてお礼申し上げます。