9月14日(土)に、神奈川県立歴史博物館で土曜講座「そうだ!博物館へ行こう!!」を実施しました。
現在開催中の特別展「かながわへのまなざし」ご担当の嶋村元宏学芸員より講義と展示の解説をしていただき、特別展に展示されている作品のうち、教科書などでおなじみのヴィルヘルム・ハイネがペリー来航を描いた作品(『日本遠征画集』全6枚)を読み解く課題に取り組みました。
生徒達は、1つの絵画作品に対して3人の研究者が書いたそれぞれの解説文を読み込み、各研究者の視角を比較し、各々が絵の細かいところまで読み込む中で出てきた疑問点と仮説を、班で共有し、全体に発表しました。
絵画の描き手の意図や、描かれた背景などを踏まえて絵画資料を批判的に読み解き、
歴史的な文脈に位置づけながら考える貴重な経験になりました。