生徒の活躍
「ワタシの一行大賞」大賞受賞
新潮文庫主催のエッセイコンクール「ワタシの一行大賞」において、本校中学3年生の宇高太陽君が大賞を受賞しました。大賞は全国から19926通の応募がある中たった一人しか受賞できない賞で、大変すばらしい功績です。
選考委員の角田光代さんは「『夜のピクニック』の一行に、自身の記憶を掘り起こす。ラストの数行で、見たこともないのに、宇高さんたちの小学校の光景が、音やにおいや湿度といっしょに、私のなかに、わっといっぺんにあふれるようだった。友だちと物理的に離れても、記憶は消えない。この先薄らぐことがあっても、記憶は私たちの一部となって、私たちの日々を支える。宇高さんの文章は、そんなふうに、別れをくり返して先に進むしかない私たちを、強く励ましてくれる。」と評してくださいました。