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中学1年生 英語の授業

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中学1年生 英語の授業

中学1年生 英語の授業

6月24日(火)、中学1年生の英語の授業にお邪魔しました。

まずは前回のおさらいから。
前回の授業で取り上げた7つの英文のうち3つを先生が読み上げ、その書き取りから始まりました。
授業直前までにぎやかだった教室が、しんと静まり、真剣な空気が流れました。

その後、生徒たちは英文を声に出し練習しました。先生から「当ててほしい列は手を挙げて」と声がかかると、元気な中学1年生たちが次々に手を挙げ、少し緊張しつつも、しっかりと発表している姿が印象的でした。

次に、代名詞の表をノートに書いていきます。
「『何回書けばいいんだ』って思うかもしれないけど、テストのときに『書いてよかった』って思えるから書こう!」というの言葉に、生徒たちは黙々とペンを走らせます。

「主格」「所有格」「目的格」「所有代名詞」それぞれの使い方を確認していきます。

たとえば、「所有格は名詞の前に置かれ、動詞や前置詞の後ろには目的格を使う」といった基本を、具体的な英文を使って丁寧に解説。さらに、否定文ではどうなるのか、複数形になるときに「s」ではなく「es」が付く単語の例なども一緒に学びました。

その後、生徒たちは英文を声に出して読み、CDに合わせてオーバーラッピングの練習をし、リズムやイントネーションも大切にしながら学習を深めていきました。

後半の授業では、新たに6つの英文が登場しました。
まずは各文の最初の語を四角で囲みます。「この四角で囲んだものって何?」という先生の問いかけに、「主語!」「三人称だ!」と元気な声が返ってきます。どれも正解ですが、今回のこたえは「三人称単数(現在)」です。

「人称」について復習しながら、
・1人称:わたし
・2人称:あなた
・3人称:それ以外
「『わたし』と『あなた』以外の1人、または1つ」が三人称単数であることを説明しました。

例文として取り上げられたのは、
Ken likes books.
この文では、bookの「s」は複数形のしるし、likeに付いた「s」は三人称単数(現在)の動詞に使われる「s」であるという違いがポイントでした。

 

授業の締めくくりには、英語辞典を使って「speak」と「talk」について調べました。どちらも日本語では「話す」と訳されますが、使い方には違いがあります。

I speak English.
Let’s talk in English.

このように、同じ意味の単語でも使い方によって英文の形が変わる(speakの直後にはEnglishを使えるが、talkとEnglishの間にはinが必要)ということを、例文を通して理解していきました。辞書で単語を調べるときには、意味だけでなく「例文」にも注目することの大切さを実感した場面でした。

生徒たちは先生の問いかけに積極的に反応し、明るく前向きな雰囲気の中で行われる授業には、学ぶ楽しさがあふれていました。