6月27日、生物実験室をのぞいてみると机の上に顕微鏡の箱が並んでいました。元気に実験室に入ってきたのは中1の生徒たち。
これから生物の実験をするようです。
午後の授業が始まるチャイムの前にはみんな実験室に揃い始め、1人一台使用できるように用意された顕微鏡の準備をします。
慣れた手つきであっという間に準備完了です。
今日の実験のテーマは「花粉管の観察」
めしべの柱頭についた花粉はどのように花粉管を伸ばすのでしょうか。
今回は、プレパラートに寒天溶液を垂らして固めたものを、めしべの柱頭と想定します。
ホウセンカの花粉を爪楊枝でとり、この寒天培地にのせます。すると、花粉が水分を吸収して花粉管という管をのばします。
①花粉をのせた瞬間、②5分後、③10分後、④15分後の花粉管はそれぞれどのようにどれくらいのびるのでしょうか?
実験の内容、注意事項についての説明の後、
動画で実験の手順を確認しました。
早速実験に取りかかります。
まずは花粉を爪楊枝で取ります。
そしてプレパラートの寒天培地に乗せ、
観察します。
スケッチしています。花粉を見つけられたようですね。
5分後。花粉はどうなっているでしょうか?
「何か出てきた!」
「すごいのびてる!見て!」の声に友達が集まってきます。
顕微鏡で観察した花粉のスケッチを見させてもらいました。
みんなしっかり花粉管がのびる様子を観察できたようですね。
最後は片付け。
先生の指示に従って片付けます。
使用したプレパラートを洗い、トレーは戻します。
なにやら楽しそうです。(笑)
顕微鏡も丁寧に片付けます。
短縮授業でいつもより少しだけ短い授業時間でしたが、先生の指示をしっかり聞いて時間内に片付けまで終えることが出来ました。
仲間の花粉管の様子を見せてもらったり、わからないところは生徒同士で教えあったりと、元気いっぱい中学1年生の仲良く楽しそうな姿をたくさん見ることができました。