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シネマ倶楽部『シング・ストリート 未来へのうた』鑑賞文

2018/04/11

中3の生徒が鑑賞しました。1985年、大不況にあえぐアイルランドの首都ダブリンを舞台に、

家庭にも学校にも居場所を見つけることのできない14歳の主人公が、恋や音楽に次第にのめりこんでいく姿を、

80年代のヒットナンバーに乗せて描いています。

【注意】鑑賞文は時に映画の重要な内容や結末に触れる場合がありますので、お気を付け下さい。

中学3年 T君

 僕がこの映画で心が動かされた場面は、主人公が兄に「お前は俺の切り開いた道を通ってきた」と言われている場面です。

僕は末っ子なので、「切り開いた道」という言葉を聞いた時に、自分もその道を辿るようにして生きてきたことを思い知らされました。

両親や兄姉のしていることを真似して、上手く物事が進んでいくことを当たり前とするように生きてきた面が僕にはあります。

その意識自体を僕は悪いこととは考えていないし、むしろ良いことであると考えています。

ですが一方で、「切り開く」側の人間も大勢いて、その人達が苦労をしている現実を僕は軽く見ていました。

僕もいつかは、自ら新しい道を切り開くような立場になるということを考えつつ、先人の知恵に感謝することが大切なことであると思いました。

 主人公は、バンド活動や恋愛を通じて作詞の才能を磨き上げたり、嘲笑されても彼自身の考えを曲げない心の強さを確立したりできました。

その結果彼は、兄を越える、音楽での表現力を身につけることができました。

「切り開く」側の人間になったのです。恋愛とバンド活動は、どちらも自分と相手(仲間)との触れ合い、価値観の共有が必ず行われます。

このことが、他人とは違う個性を生んでいくのだと、映画を見て実感できました。

 主人公は兄の「カバーバンドはやめろ」という知恵と、バンド仲間そして恋人との価値観の共有によって彼自身の道を開拓していきました。

主人公のように、すでに出来ている道を辿る生き方から道を作っていく生き方へ変えていきたいです。

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逗子開成中学高校入学式 学校長式辞

2018/04/07

満開だった桜の花が散り始め、早くも新緑の季節を感じさせる今日このごろです。本日は入学式にご多忙のところ、PTA、学校法人の役員の皆様をはじめとするご来賓の皆様、また、多くの保護者の皆様のご出席をいただき、心からお礼申し上げます。

中学1年280名、高校1年273名の新入生の皆さん、入学おめでとうございます。日に日に木々の緑が増していく春は新しいスタートにふさわしい季節です。その輝かしい第一歩を踏み出すにあたり、私から一言お話をしたいと思います。

さて、皆さんは「iPS細胞」というものを知っていますか?

「iPS細胞」とは、血液や皮膚の細胞から作ることができる万能細胞で、人間の体の様々な細胞になることができ、いくらでも増やすことのできる細胞です。これを利用して体の一部や臓器などを作り出し病気の治療に使う、いわゆる再生医療に役立つのではと期待されています。京都大学の山中伸弥教授が、この研究で2012年にノーベル医学生理学賞を受賞したのは、皆さんも知っているのではないでしょうか。

今日入学した新入生の皆さんは、この「iPS細胞」と同じだと思ってください。つまり、まだ何者かにはなっていないが、これから何者でもなれる可能性を持っているということです。この中高6年間で自分自信がどのような存在なのかを知り、そしてどこへ向かって行くのかじっくり考え決めていく必要があります。

それでは、そのためにどのような学校生活を送ったらよいのでしょうか。

まずは好き嫌いにこだわらす何でもやってみるということです。好きなことに関してはおそらく何も言われなくても一生懸命やるでしょう。好きでないことは極力避けたり、やらなければいけないと思っていても先延ばししたりするものです。しかし、避けてきたものの中にこそ、君たちの可能性を広げ将来役に立つことがあるかも知れません。強制され仕方なくやらなければ一生経験できないこともあるはずです。学校で勉強する教科の中には嫌いなものがあるからと言って、もし勉強しなかったら様々な可能性が閉ざされてしまいます。また、中学のOPヨットや遠泳、高1グローバルキャンプ、高2アジア研究旅行など、逗子開成でなければ経験できないような行事もあります。大人になり社会に出たときに中高生時代にしたことではなく、やらなかった事を後悔するものです。様々な経験をし、自分の成長に資する蓄えを沢山つくることです。何が将来役に立つのかは分かりません。一旦自転車に乗れるようになると何年たってからでも自転車に乗れるものです。

次に身の回りのことに対する感受性を高めておくということです。人間はきちんとものを見ているようで見ていないものです。同じ体験をしていても、ほとんど何も感じない人がいる一方で、他の人が気付かなかったことに注目していた人もいます。普通に歩いていても何かを見てやろうという気持ちがあると、今まで見過ごしていたものを発見することがあります。自分を変えるきっかけとなるものは、実は以外にそのへんに転がっているのかも知れません。

誰々さんは運が強くて、自分は運が弱いという人がいます。そういう人はいろいろなチャンスが目の前にあるのに、見えているのに見ていないのではないでしょうか。目の前にある自分を成長させるヒントやチャンスを、感受性を高めることによって掴み取って欲しいと思います。

そして、読書です。学校で学び経験できることには限りがあります。本を読むことで大学者が何十年もかけて研究した内容を知ったり、歴史上の人物の考えを知ったり、あらゆる分野の最先端のことを知ったりできます。そして自分の世界を広げることができます。皆さんには自分の興味ある分野については、もちろんどんどん読んで欲しいのですが、できれば今まで全く興味のなかった分野の本も、ときには読んで欲しいと思います。思いがけず新たな発見があり、自分の将来について考えるヒントがあるかも知れません。読書の習慣をぜひ身につけてください。

皆さんは先ほど話したように「iPS細胞」の状態です。これから何にでもなれる可能性を秘めています。逗子開成での中高6年間で多くのことを学び様々な体験をし、その可能性を広げてください。失敗を恐れず是非いろいろなことにチャレンジしてください。失敗したとしてもそれは自分を高める良い経験となります。皆さんが、中高6年間で自立した逞しい青年となることを期待しています。

遅くなりましたが保護者の皆様、ご子息のご入学誠におめでとうございます。教職員一同、ご子息が充実した学校生活を過ごし、大きな成長を遂げられるように全力を尽くします。ご子息の教育には学校とご家庭の協力が不可欠です。保護者の皆様には、本校の教育活動にご理解をいただき、ご支援とご協力をお願いいたします。

それでは、新入生の皆さんが、今日の喜びと感激を忘れずに、健康で楽しく、自分の成長が実感できる学校生活を送るよう期待しています。

以上をもちまして入学式の式辞といたします。

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今日から新年度が始まりました!(前期始業式)

2018/04/06

校長先生の話し

 新しい年度というのは何かイイことが起こりそう、でもちょっと不安なものですね。

春休み前に1年間をふり返って、新たな目標を立ててみようと言いましたが、

考えてもらえましたか?それに向かって努力して下さい。

 まずは大きな目標を立てましょう。次に現状を把握しましょう。

最後に短期的な目標を立てて、具体的な行動にうつしましょう。

例えば

英検合格したい(大きな目標)

リスニングの力が足りないかもしれない(現状の分析)

ラジオの基礎英語を聴こう(短期目標、具体的行動)

 脳の発達に関する本を読んだら、こんなことが書いてありましたので紹介します。

考える脳、特に前頭葉の発達は生まれてから3歳までと思春期の時期に大きく発達する。

①基本的な生活習慣を整えましょう。特に3食きちんと食べましょう。

 スマホの長時間使用は集中力の低下につながるようです。

②様々な経験、実体験をしましょう。クラブで仲間と汗を流したり、OP実習だったり、キャンプだったり。

③読書をしましょう。脳を鍛えましょう。

この3点を心に留めてぜひ今年度も健康で充実した生活を送って下さい。

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シネマ倶楽部『バーニング・オーシャン』鑑賞文ご紹介

2018/03/06

中1、中2の生徒が鑑賞しました。2010年のメキシコ湾原油流出事故をモチーフとした災害パニック映画です。

【注意】鑑賞文は時に映画の重要な内容や結末に触れる場合がありますので、お気を付け下さい。


中2 K君

 今回、鑑賞した「バーニング・オーシャン」は私の中ではこれまでの学校での映画鑑賞で一番面白かったです。ノンフィクションでここまで激しい映画は初めて見ました。この映画の中で印象に残ったシーンは2つありました。1つ目は事故が起きてしまった理由に関わるシーンです。石油掘削計画は予定よりも遅れていました。そこで幹部は、安全点検を十分にしないという強行策をとりました。私はこの点が事故を引き起こした一番の要因だと思います。会社としては利益を最優先したいところだったと思いますが、危険が伴う作業だからこそ万が一の事も考えておく必要があったと思います。また、幹部という人を操る立場だからこそ1人1人の作業員の命があり、家族などの背負っているものがあるということを忘れてしまってはいけないのではないかと思いました。
 2つ目は脱出のシーンです。幹部は作業員よりも自分が先だと逃亡していきました。一方、作業員達は被害を食い止め、1人でも多く救助しようとしました。私はこのシーンで最後まで働いた作業員たちはすごく周りが見えていて、自己犠牲の精神はすごいなと思いました。一方、幹部は1つ目のシーン同様、視野が狭く、自己中心的だなと思いました。私は部活でよく「アンテナを張れ」ということを言われます。正確に言うと視野を広く持って周りを気遣うということです。そういうことができるように冷静になって、視野を広く持ち、アンテナを高く張っていきたいと思いました。

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2017年度高校卒業式

2018/03/01

2018(平成30)年3月1日(木)午前10時より、平成29年度卒業式が体育館にて行われました。来賓、保護者、教職員、そして高校2年生が見守る中、高校3年生268名は、校長先生から一人一人、卒業証書を受け取りました。

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高橋純校長先生は式辞において、中1入学時に「何のために学ぶのか?」と問いかけ「自分自身が何者なのかを知るため」と語りかけていたことを振り返った上で、6年間の学校生活に言及されました。そして、「成長する3つのこと」を取り上げられ、開物成務の精神について語られ話を結ばれました。

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来賓の方々からもご祝辞をいただきました。立川理事長・御舘PTA会長・志村校友会会長それぞれの視点で「これからの社会」について語られ、卒業生に対してアドバイスを述べられていました。

なお、この卒業式のなかで行われた表彰では、『学校賞』『臼井賞』『振興会賞』が、学業成績が特に優秀だった生徒やクラブ活動で全国・関東・県大会で特に活躍した生徒に贈られました。中高6年間皆勤だった25名、また(6カ年皆勤者を除く)高校3年間皆勤だった31名に、1年間皆勤だった467名に皆勤賞がそれぞれ授与されました。

在校生を代表して、高校2年の沢田君が送辞を読み上げました。中1入学時の体験から1年先輩にあたる卒業生との関係をふりかえり、もらったアドバイスや教訓について紹介しました。
卒業生答辞は高校3年葛原君が読み上げました。入学後の6年間を振り返るなかで、さまざまな体験を紹介し、そこから学んだことや精神面での成長について分かりやすく語ってくれました。海外での研修旅行や研究旅行では柔軟な考えを得たこと、生徒会に関わる中では人と協力して物事をつくりあげる楽しさ、などを学んだとしました。お世話になった教職員や両親への感謝を述べ、この6年間の自分自身の経験は、誰に奪われることもない大きな財産である、と話をまとめました。

式の最後には、吹奏楽部が送別の曲としてエルガー作曲「威風堂々」を演奏しました。また、卒業生全員で「旅立ちのうた」を合唱しました。この曲は中1開成祭時合唱の課題曲。中1時の歌声とはうってかわって、野太い声ばかりですが、6年間の成長を改めて感じずにはいられませんでした。指揮者の涙をもらってしまう保護者の方もいらっしゃったようです。

さいごに卒業生は吹奏楽部の行進曲と大きな拍手で送られました。
体育館外では、エールや花束、胴上げの祝福を受けている卒業生の姿が多数見受けられました。
卒業おめでとう!

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