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中3海洋学特別講義「津波の物理と予測―航空機を利用した巨大津波観測網の構想―」

2019/06/27

中学3年生では東京大学大学院教育学研究科附属海洋教育センター特任准教授の丹羽淑博先生にお越し頂き、海洋学特別講義「津波の物理と予測―航空機を利用した巨大津波観測網の構想―」が行われました。

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前半では地震が発生するメカニズムや津波が普通の波とどう違うのかなど、大切な理論や考え方に触れることができました。実際に水槽を利用して津波の速さを計算し、水深と津波の速さとの関係を見出しました。

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後半では、大地震のリスクに立ち向かうために巨大津波観測網が現状どのように整備されているのか、また、その現状の問題点などを踏まえ、日本上空を飛行する航空機や海を航行する船舶などの情報から津波の観測網を築き、予測に活かしていくという最先端の大構想に関する研究について学ぶことができました。

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質疑応答では、「新しい巨大津波観測網の課題などがあるのか?」など多くの質問が出て、非常に興味深い内容でした。津波の情報を正確かつ迅速に提供するという社会的な使命感を感じる講義でした。

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